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2005年3月24日星期四

平楽古鎮

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昨日の続き。
パンダ見物の後は、平楽古鎮という、昔の街並みを残しているところにアウティング。
到着してすぐ、街の中心にある広場に案内され、舞台上で街の人々が音楽や踊りを披露してくれた。この踊り、まずおばさん達が出てきて踊ってくれたのだが、いかにも「毎週1回公民館に集まって練習している」かのような踊りであった。話を聞いてみると事実そのようで、みんな仕事をしながら余暇で踊りの練習をしているようである。続いて男性が竹の棒を持って踊りを披露してくれたが、こちらもいかにも公民館で練習しているといった風情であり、中には照れくさそうな表情で遠慮がちに踊っている人もいた。有名観光地だとその土地に代々伝わる舞踊などは専任の踊り手がいたり、あるいはよく練習されてるものだが、ここではそういった「観光客向けの芸能」はまだ用意されていないようだ。まぁ本来は村のお祭りなどでも普段仕事をしている人たちが「祭りだ!!」ということで踊り歌うものだろうから、そうした素朴さがまだ生きているととらえることにしよう。
今年の旧正月にやはり景観を売り物にしている上海近郊の周庄に行き、街中がすべて土産物屋になっていて閉口したと以前書いたが、ここ平楽ではそのようなことはなく、土産物屋もあるが景観の整った街を普段の生活にそのまま使い、食堂や衣料品店などが軒を連ねていた。何も手を入れないのも観光地としてはどうかと思うが、過度に観光地ズレせずに建築物や景観を生かした街づくりをしてほしいものだ。
しかし、成都からバスで1時間以上かかるところなので、現状では集客力はいまひとつのような気がする。

この平楽、行政上の地名は四川省Qionglai市平楽鎮というのだが、qiongは「工+おおざと(「部」の字の右側)」、laiは「山+来」と書く。小学館『中日辞典』でqiongの字を引くと、「地名に用いる。」と書いた後にこのQionglaiに触れ「四川省にある山の名。」と説明している。この街にしか使われていない漢字なのだろうか。
普段は土産物屋に案内されてもめったに買い物をしない私だが、この街に来ることはもうないかもしれないと思い、焼き物の外側に編み細工を施した小さな入れ物を買った。

IMG_0611パンダ基地も平楽もそこに至る道も緑が多く、とりわけこの季節は菜の花畑に黄色い花が一面に広がっている。写真はバスの車内から撮ったものなので今ひとつだが、緑少ない上海に住んでいる身としては久しぶりに「緑を浴びたな〜」という感じであった。

翌20日はやはり景勝地である都江堰に行ったが、霧のため眺めが悪く今ひとつであった。この後市内に戻り、三国志の登場人物を祀ってある武侯祠で一行と別れ上海に戻った。

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