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六月 2005

2005年6月28日星期二

書き込み制限

昨日に続いて中国のインターネット事情について。ちょっと古いが、6月14日の共同通信の配信より。以下はnikkansports.comでの記載。

(引用ここから)
米マイクロソフト中国でブログ検閲に協力

 AP通信によると、米マイクロソフト(MS)は13日、インターネット上で自分の意見などを書き込めるブログの開設サービスの中国版「MSNスペース」で、中国政府に協力して書き込みを検閲していることを明らかにした。

 AFP通信のインターネット版によると、「自由」「民主主義」「人権」「台湾独立」などの言葉を含む意見を書き込もうとすると、「それらの言葉は禁止されています。他の言葉に置き換えてください」とのメッセージが表示。中国政府にとり好ましくないテーマの書き込みはできない仕組みになっているという。

 MSの広報担当者は、AP通信に対し、中国政府系の業者と協力して、ブログ上で一部の言葉の使用を禁じていることを認めたが、具体的にどんな言葉が検閲の対象になっているかは明らかにしなかった。

 MSNスペースは、マイクロソフトが運営する検索サイトMSN中国語版にあるサービスで、今年5月26日に開始後、約500万件のブログが開設されている。(共同)
(引用終わり)

 マイクロソフトが中国で運営するブログで、「自由」「民主主義」「人権」「台湾独立」など特定の語句の書き込みが禁止されている、ということである。
 一律にこれらの語句を書込み禁止にしているということであるが、じゃあ「北緯24度・東経121度にある島とその周囲の島嶼の独立反対を意味する、4文字または6文字の熟語(またまわりくどいなぁ)」なんて言葉も入れられないのか、とツッコミをいれてみる。もはや上の引用部分に書いてあるからストレートに書いても一緒かもしれないが・・・言葉狩りも両刃の剣である。
 一方アクセス制御であるが、そもそも「敵情視察」という言葉を知らないのだろうか。あるいは当局は中国の現状からして、国民が外国の情報を自由に見るのはあまり好ましくない、と考えているのだろうか。こうした情報制御は発信制限と合わせていずれ綻びがくると思うのだが、どうだろうか。

 しかしマイクロソフト、自由の国の企業なのにこんな情報制御に加担していいのか・・・と思ったが、NHK-BSで見るABC NEWSも、イラク情勢を反映してか最近は愛国心を鼓舞するものが多いような気がする。特にメモリアルデー(5月最終月曜日)の前後など。中国のCCTVニュースみたいだ。
 「4月のデモはうちのせいではない」と言う国と、「とにかく牛肉を輸入しろ」という国。結構近いものがあるかもしれない。
 
 昨日もう1個ブログをと考えたとき、中国のブログ開設サービスを利用すれば中国でも見られるブログができるのでは、と思ったが、これではねぇ・・・

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2005年6月27日星期一

アクセスできないウェブサイト

当地では、当局からの規制と思しきアクセス制限がかかっており、特定のウェブサイトを見ることができない。
この「見ることのできないウェブサイト」は2種類あるようで、

1.当局にとって都合の悪いウェブサイト
2.当局にとって都合の悪いウェブサイトと同じアドレスを持っていたり、同じサーバーにあるウェブサイト

が閲覧不能になっているようだ。

亞洲秘密房間(=゚ω゚)ノに、どんなところにアクセスできないかアクセス禁止の実態が紹介されているが、私も似たような感じを懐いている。以下は私のここ数ヶ月の経験より。

・「geocities.co.jp」にはアクセス不可だが、「geocities.jp」にはアクセス可能。ただ、たまに「geocities.co.jp」にアクセス可能なときもある。
・「〜.infoseek.co.jp」もアクセス不能。インフォシークのポータルサイトはアクセス可能なのに。
・「homepage3.nifty.com」にも今年の4月くらいからアクセス不能。「homepage1.nifty.com」「homepage2.nifty.com」は問題なし。
・台湾の新聞社、中央日報とか聯合報などにもアクセス不能。
・面白いのは、韓国の新聞・朝鮮日報の日本語版のウェブサイトに記載された記事にもアクセス不能なこと(韓流ネタで検索すると結構このウェブサイトの記事が引っかかるのだが)。密かに中国に入ってくる人たち(まわりくどいなぁ)のことを書いているからか。

 さらに、一時エキサイトブログにもアクセス不能だったらしいが、今日試してみたらアクセスすることができた。
 インフォシークiswebが提供する「〜.infoseek.co.jp」やエキサイトブログは、アドレスの「http;//〜/」までの部分が独特なのだし、他も含めて政治的や風俗的に気に入らないウェブサイトがあればその特定のアドレスにだけアクセス制限をかければよさそうなのだが、全体に制限をかけるとは何とも荒っぽい。

 で、「homepage3.nifty.com」へのアクセス制限であるが、私もこのサーバーを使ってウェブサイトを開設している。もしかして私のせい?なんて言うと自意識過剰だろうか(ちなみにウェブサイトへのアップはできており、更新は可能である)。私のウェブサイトにも確かに2004年の台湾総統選挙の様子をアップしているが、ちゃんと「陳水扁当選に抗議する人たち」も紹介しているのだが・・・何かご不満でも?どう捉えるかはともかくとして・・・。あるいは、ウェブサイトのどこかに「北緯24度・東経121度にある島とその周囲の島嶼の独立を意味する漢字2文字」(またまわりくどいなぁ)があるとでも?どちらも、別に書いてたっていいじゃないですか。
 ミラーサイトを作るほど大したことも書いていないし・・・「中国にいながら放送大学や生涯学習のことを知りたい!!」人のために(そんな需要があるのか?それに、ウェブサイトでも全然書き進めていないし)ウェブサイトをコピーしたないようでもう1つブログを作ってそこに整理してまとめる、なんてことも考えてしまった。

 このブログにも「2005年4月に上海で1万人規模で起こったこと」(またまたまわりくどい)を載せている。これでアクセス制限の対象になったら困る。どこのブログ運営会社のブログでも多かれ少なかれこのことは触れられていると思うので、まぁいいとは思うが。
 「上に政策あれば下に対策あり」という言い回しがあったと思うが、万一何かあっても何とかやっていくだろう。

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2005年6月19日星期日

今日の中国語

IMG_0418西鉄城−Citizen

 漢字で書くと福岡にある鉄道会社の城下町のように見えたり、懐かしのプロ野球球団を彷彿とさせる書き方だが、時計メーカー・シチズンの中国語名である。発音Xitiechengは確かに早く読めば「シチズン」に聞こえないこともないが・・・しかし、訳し方によっては「市民手表」(手表=腕時計のこと)とか訳されかねないわけで、その点では「西鉄城」のほうがオリジナリティーがある。
 写真は地下鉄人民広場駅にて、同社の腕時計「XC」(クロスシー)の宣伝。写真では豆粒のようになっているが、右下に小さく「西鉄城(上海)」と企業名が書いてある。
 女性はジジ・リョン。男性は誰かと思ったら、XCの公式サイトを見たら、玉木宏さんという日本の若い俳優とのこと。日本と香港のタレントを一緒に起用した広告である。

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2005年6月14日星期二

歩行者・自転車乗り教育

IMG_0936上海のとある交差点にて。
中国の交通マナーについてはとかく言われるところだが、交差点に「歩行者と自転車乗りの遵法率向上のための宣伝活動」と称した掲示がされている。
その内容は、「むやみに道を横切らない」「赤信号無視をしない」「(車線分離の)柵を越えない」「自転車に他人を乗せて運転しない」などなど。
ところで、上海の交差点には交通指導員が配置されているところが多い。この指導員、歩道を走っている自転車乗りに注意したりするのみならず、行者が信号待ちの時に歩道から一歩でも車道に踏み出して待っていただけで笛を鳴らして「歩道に戻れ」と促したり、結構細かいところにうるさい。
ようやく去年歩行者優先原則の道路交通法が施行されたばかりだが、まだまだ交通マナーの確立には労力が必要だと当局は感じているようだ。

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2005年6月13日星期一

卓球愛ちゃん、中国語でインタビュー

日付変わって6月13日午前0時のNHK-BSニュースで、卓球の福原愛選手が中国リーグにダブルスで出場し、3−2で勝ったことが報道されていた。
試合後のインタビューの様子もちらりと写っていたが、中国語でインタビューに応じているのにはびっくりした。
海外で活躍するスポーツ選手でも、例えば大リーグだとインタビューは大体日本語である。中国の卓球リーグにそうした配慮がないのかもしれないが、あっという間にインタビューに応じていたのは大したものだ(見えないところで質問を訳していたり、ということがあるのかどうかはわからない)。

でもこのニュース、おととい(11日)の出来事っぽいが・・・BSニュースって毎時流しているからずっと取り上げているのか?

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皇族の肖像を商標登録?

出所はこちら。世界日報のウェブサイトより。

<引用ここから>
天皇の肖像を商標登録申請−北京
中国人酒業家が提出、当局受理

13億円で日本企業に売却検討

 【香港5日深川耕治】4日付の中国紙「新京報」によると、北京で酒造販売業を営む中国人経営者が中国国家商工総局に昭和天皇、天皇陛下、皇太子さまに酷似した顔写真をグラフィック合成したデザインを靴類販売で使用する目的で商標登録申請し、当局が許可すれば日本企業に13億円で売却するか国内で使用することを検討中として物議を醸している。

 同経営者は1月24日に当局に登録申請を提出、すでに申請受理の通知書を受け取っており、認可待ちの状態という。

 商標登録申請したデザインは昭和天皇の肖像に酷似した顔を頂点に左下に天皇陛下、右下に皇太子さまの肖像に酷似したトライアングル構造のグラフィック合成デザインとなっている。登録が認可されれば、靴類のみでの商標使用が可能という。

 登録申請した中国人経営者は「すでに日本の関係機関が商標を買い取りたいと打診して来ている。自社ブランドの酒の五年間の営業販売権と靴類のみで使用できる商標という条件で13億円での売却が条件」としており、売却が困難な場合は国内企業への売却も検討するとしている。

 同商標登録申請について、北京の商工当局関係者は「外国要人の肖像権侵害の疑いがあり、商標には不適切。外交問題を引き起こしかねない」と懸念。四月に起きた中国各地の反日デモに続き、一般の中国人から沸き起こる恣意的な反日行動は皇室の肖像権問題にまでエスカレートしそうだ。
<引用終わり>

中国のニュースは何が本当かわからないのだが、もしこれが本当だとしたら皇族の肖像をを商標登録しようなどとは実にけしからん。商売とは関係なく、悪意を持って申請したか(靴底に書いて踏みつけようという気か)和解金目当てで登録したのが見え見えである。
以前にも中国でりんごに「青森」と商標登録しようとしたということを聞いたことがあるが(結局通ったのだろうか)、どうも喧嘩を売っているとしか思えないやり方である。
まぁ当局が「肖像権侵害の疑いがあり、商標には不適切」といっているとかで当たり前の対応がなされるのだと思うが・・・何かあったら「これは日本の皇族ではない」と言って開き直るのだろうな。
このニュース、他の新聞では見たことがないような気がするのだが、見逃していたのだろうか。あるいは慮ったかガセネタだと思ったかで載せなかったのか。yahoo!のニュース検索で「中国 商標」で検索しても引っかからなかった。

他にも日本製プリンター インク海賊版横行 中国で数百億円の被害Sankei Web)や「CD・DVDは模倣品でも構わない」――中国ネットユーザーの5割IT media News)など、中国における知的所有権の意識の低さに関する記事が目に付く。
翻って身の回りを見ると、道端やコンビニエンスストアの前で(店そのものではない)板の上にDVDを並べて売っているのを目にするが、とても怪しい。
私自身は日本のDVDやCDはamazon.co.jpから輸入している。もっとも、当地で海賊版など出なさそうなアーティストの曲を聴いたりDVDを見たりすることが多いのだが・・・やはり海賊版は安くても買ってはダメだ。
DVDについては、さすがに作品の価格並みではないが輸入するときに結構馬鹿にならない関税を取られる。どうやって課税標準や税率を決めているのか、知りたいものだ。機会があったら調べてみたい。
海賊版や知的所有権対策、WTOに加盟したからにはしっかりやってもらいたいものだ。

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2005年6月12日星期日

しょっぱいレトルト中華

IMG_0930日系食品メーカーから「夢川菜」のブランドで売り出されたレトルトパックの中華料理。「夢」の発音に引っ掛けて「Bon Chuancai」とも名前が付いている。「川菜」は四川料理の意味。バスにラッピング広告をしたりテレビなどで宣伝している。
スーパーだけでなくコンビニエンスストアにも置いてあり、早速その中の「マッシュルームと鶏肉の炒め」を買って食べてみたが・・・
とにかくしょっぱい。塩が利きすぎていて、一口でご飯1膳いけそうである。これが中国の味覚にあわせた味付けなのか?
そういえば、職場近くの東北餃子の店に入って冷麺を頼んだときも、底に塩と調味料がたまった冷麺が出てきたことがある。麺に塩がよく絡んで、しょっぱかった。このように塩と唐辛子で直線的に味付けをする店が結構多いようだ。この「夢川菜」もそうなのだろう。
ちなみに値段は12.8元だった。昼飯1回分以上ともいえるのだが・・・もっといろいろと使って、深みのある味にしてもらいたいものだ。あまりしょっぱいものばかり食べていると体に良くなさそうだし。

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2005年6月7日星期二

韓流レトルトカレー

IMG_0706IMG_0707韓国食材店でレトルトカレーを買ってみた。別に韓流でなくてもいいのだが、箱の表に「百歳」と書いてあったり、裏には「βーglucan」などと書いてあり、スパイスも一緒に写っているしよくわからないが体によさそうな雰囲気である。
しかし、何分茹でたらいいのかわからない。裏を見てみると「700W」と書いてある箇所があり、おそらくこれが電子レンジでの調理方法だろう。その上がお湯で茹でる場合の説明だと勝手に解釈し、「3」の文字を見つけたのでおそらく3分茹でればいいのだと勝手に思い込んだ。合っているかな?まぁレトルト食品だからしくじっても大丈夫だろうが・・・
味のほうは、体によさそうという思い込みからか、直線的な辛さだけではない味の深みを感じることができ、結構おいしかった。
しかし、多少中国語ができるので今のところ料理にもある程度不自由しないが、やはり言葉というのはとても大切である。例えば、来月からポルトガルなりアラブ首長国連邦なりロシアに赴任しろと言われても、スーパーで正しく買い物をすることすら困難だろうし、そんな中でやっていくのは大変である。上海で日本飯屋ばかりに行く人の気持ちが、少しわかったような気がする(大袈裟か)。

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