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2005年7月14日星期四

鄭和の大航海

IMG_0989今年は鄭和の大航海から400周年とかで、延安西路にある上海展覧中心で大航海を讃える展覧会をやっていた。
明朝期に、鄭和が7回に渡って東南アジア・中東・東アフリカへ航海に出たのが「鄭和の大航海」である。
写真は展示への入口だが、鄭和「下」欧州400周年・・・欧州へは「下っていく」ものなのか・・・入口横の赤い看板にも「熱愛祖国」の文字が見られるなど、先人の偉業を讃えることで目指すものが見え隠れする。

IMG_0990館内には鄭和の像や船の先端を復元したものが飾ってあった。そのほか、航海軌跡の展示や寄港地を写真で紹介していた。






IMG_0993鄭和航海のスローガン。当時の世界観だろうが・・・




IMG_0998中国の遠洋航海の歴史に関する写真展示もあり。秦王朝期の徐福伝説に関する展示があった。秦朝期に、徐福が始皇帝の命を受けて不老長寿の薬を求めて航海に出て、今日の和歌山県にたどり着いたという伝説である。史実として扱っていいのかな?

IMG_0999この展示会、鄭和に関するものの他に、海運・海事・船舶・港湾に関する展示も大規模にやっていて、さながら海に関する大展覧会という感じである。造船会社や海運会社のブースがあったり中国国内各港の紹介があったりし、船の模型も飾られていたりする。写真は海運に関する展示への入口。

IMG_1004企業や団体のブースもあるのだが、やはり政治的な意味合いのこもった展示が目を引く。写真は、過去の中国現代史の登場人物たちがいかに海運にかかわったかという展示。毛沢東・劉少奇・朱徳が並んでいるのがおもしろい。


IMG_1006こちらは、台湾との往来や「三通」実現を強調した展示。




IMG_1010こちらは、「日本の東シナ海での石油試掘の動きを中国のコーストガード?が阻止している」ことを示す展示。
こういうスローガン性の高い展示は見飽きているのだが、それでも中国人参観者には訴えるものが多いのだろうか?「1つの中国」「日本批判」はお約束のようにどこでも見かける。

IMG_1013これは中国の南極観測に関する展示。





鄭和の大航海を讃えるその一方で、国威発揚や中国の主張をもアピールするような展示が気になる展覧会であった。

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