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2006年2月19日星期日

希望小学校(麗江・大理旅行 番外編)

IMG_1523  麗江・大理旅行(3)で紹介した玉龍雪山登りの発着点付近にあった小学校。門の両側にはアメリカの財団からの寄付によって建てられたことを記したプレートが埋められている。
 このように民間・外国からの寄付で学校(特に小学校)を建てることを「希望工程」といい、建てられた学校は「希望学校」と呼ばれる。希望学校については、笑福亭学光師匠が2003年頃だったと思うが『日本経済新聞』の文化面に寄稿している。出演しているラジオ番組に希望学校を作ろうとボランティアをしている人から「噺家名が『学光』なのだから」とメッセージが届き、それがもとで関わるようになった、という話だったと記憶している。
 他方この記事では、いくつか希望学校を作ったのだが作った学校の中には閉校して武器庫?倉庫?になったものもあった、と書いていたような気がする。お金を出して、あるいはボランティアとして関わってそのときは成果が出てもその後もしっかりと見届けないといけない、ということか。
(以上、記憶をもとに書いていますので間違いがありましたらご指摘ください。あるいは帰国したらチェックします)
 このことは、ご本人による著書『学光学校』(笑福亭学光著、浪速社)に詳しく記されているとのことである。

 普段上海に、しかも外国人として住んでいると「上海を見て中国の発展のシンボルとしてしまう」きらいがあり、また「中国、中国」といって中国ビジネスに注目する人も上海なり他の主要都市なり各地の工業団地を見て中国を見た気になることが多かろう。大発展している地域があるのは確かであり、そうした部分を利用してビジネスを展開しまた中国と関わることはよいのだが、他方中国経済の拡張の恩恵を受けていない地域があるのもまた一面である。これに対しても「上海は大発展しているんだからそこで得た利益を内陸に投じなさい」というアプローチもあるだろうし、ボランティアで希望工程に関わるというアプローチもある。
 「大発展」しているとされ「脅威論」が台頭している中国にもまだ「希望学校」が必要な地域があること、つまりは発展の恩恵がまだ行き渡っていない地域があること(それでも麗江などは観光収入があるのでましなほうなのだろうが)を知ることから始めたい。中国が「世界の市場・世界の工場」と「発展途上国」の顔を見せている(そしてそれを使い分けている)ことも。

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