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三月 2006

2006年3月31日星期五

在留証明

 とある事情で在留証明を取る必要があり、勤めを半日休んで万山路x興義路にある日本領事館に行ってきた。
 昨年の傷跡がまだ残っており、2階の窓ガラスは割れたままになっていた。中国側が修理するとか言っていた記憶があるけれど、結局まだ直していないのか。写真に撮ろうとしたら見張りの警官がやってきて、「ここは撮影禁止だ」と言われてしまった。
 入り口の前で守衛にパスポートを見せ、建物に入る前に別室へ入るのにまたパスポート提示。ここで空港でやるようなセキュリティチェックがあり、荷物と本人をチェック。荷物の中に先のデジカメが入っているのが見つかり、一時預かりにされてしまった。
 そうしてようやく領事館に入り、在留証明の申請。日本の住民票に当たるものである。申請書を書いて番号札を引き、待つことしばしで番号を呼ばれ、窓口へ行き申請書・パスポート・外国人就業証を提出。またしばし待った後に在留証明受け取りとなった。日本の住民票だと専用の用紙にワープロでタイプされているものが多く、公文書らしさを感じるのだが、こちらの在留証明は私が書いた申請書の下に「上記の通り証明します」と書かれ、領事館の印が押してあるのである。住所・氏名が申請者本人の手書きであり、用紙もA4の普通の白い紙なので、今ひとつ迫力に欠けるのである。
 というわけで、在留証明取得に必要なのはパスポート・外国人就業証など住所を証明する書類・印鑑である。詳しくは在上海日本国総領事館まで。(ウェブサイトの中に「戸籍抄本もしくは有効な運転免許証が必要」と書かれてあるページがあるが、予め電話で確かめたところ不要とのことだった。申請前に確認されることをお勧めします)

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2006年3月27日星期一

今日の中国語

『猟奇的な彼女』-『我的野蛮女友』

 CD Shopの店先で見つけた、ちょっと気になったタイトル。「野蛮」というのは何だかなぁ、と思ったのだが、韓国語の心得がある知人曰く『我的野蛮女友』のほうが原タイトルに近いのだそうだ。少なくともカニバリズムなどを想起させる「猟奇的」の意味は原題にはないそうだ。
 『猟奇的な彼女』は見たことがある。ぶっ飛んだ彼女に連れ回されているうちに彼女の持つ心の痛みがわかり、同時に惹かれあっていくストーリーは良かったのだが、ラストでの再会の仕方、あれはないだろう、と思った。

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2006年3月25日星期六

年度末の道路工事?

IMG_1892 写真は私の部屋の近くで見つけた、道路工事の様子。ここだけでなく、私の通勤ルートや勤務先の近くのあちこちで道路工事をしており、砂塵を巻き上げていたり渋滞を引き起こしていたり、歩道をふさいでいて通りづらい場所があったりする。
 日本だと1月〜3月頃のいわゆる「年度末」にあちこちで道路工事が行われ、「予算消化のためか」といわれることがある。しかしながら中国は12月決算が一般的であり、政府の予算や「5ヵ年計画」なども1月始まりが念頭にあるのでそういうことではなさそうだが、この時期の道路工事を見て日本でこの時期に道路工事をよく見たなぁ、とふと思い出した次第である。

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2006年3月18日星期六

虹橋空港

 上海には、虹橋空港と浦東空港の2つの空港がある。虹橋空港は上海の市街地の西側にあるのだが、浦東空港は上海の市街地からバスで1時間くらいのところにある。上海発着の国際線はすべて浦東空港に離発着し、虹橋空港は国内線専用である。浦東空港にも国内線が少なからず離発着していることを考えると、虹橋空港と浦東空港の関係を日本の空港に例えると、羽田と成田というよりは伊丹と関空に例えたほうが相応しかろう。

IMG_1885 今週は出張に出ていて今日虹橋空港に降り立った。市街地近くにあって便利と思える虹橋空港だが、難点は市内との間を結ぶ公共交通機関が乏しいことだ。市内バスが5〜6路線発着しており、あと蘇州・杭州といった近隣都市や浦東空港との間を結ぶ路線バスがあるくらいであり、地下鉄などの軌道交通はない。1,700万人都市の空港の交通インフラとしては不充分だと言えよう。地下鉄があれば市内へ出るのも便利なのだが、中山公園まで走っている地下鉄2号線を延伸する計画があるもののいつ完成するかわからない状態である。地下鉄やモノレールといった大量輸送可能な交通機関があるのとないのでは便利さが全く違うと思う。
IMG_1884 市内バスも利用者はあまり多くなく、虹橋空港に降り立った人の多くがタクシーを使っている。今日は着いた時間がよかったのか土曜日だからかそうでもなかったが、平日の夜などにタクシーを待つ長蛇の列ができるような気がする。早く帰りたいところがタクシー待ちで時間をロスしてしまうのは我慢できない。以前は近距離用とそれ以外のタクシー乗り場を分けていたのだが最近はなくなってしまったようで、日本人がよく住んでいる虹橋・古北エリアといった近距離でも同じ列に並んで待たなければならない。
 こうした場合の裏技?であるが、先述の市内バスに短区間乗り、上海動物園や水城路といったバス停で降りてそこでタクシーを拾う、というやり方である。程家橋のバス停近くのマリオットホテルや虹橋開発区バス停近くの国際貿易中心などタクシーがよく来そうなところまでバスで行き、そこでタクシーを待つ、というやり方もある。空港のタクシー待ちがあまりにもひどいときはこの手を使って市内に出てそこでタクシーを探し、長蛇の列を免れるという算段である。もっとも、雨の日は市内でもタクシーはつかまえにくいし、「バスに乗ることができる」ことが必要条件となるし、市内でタクシーがつかまらずイライラする可能性もある。

 私の場合、その数少ない市内バスが部屋の近くまで行くので、専らそれを使って帰っている。

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2006年3月11日星期六

霧の上海

 一昨日(9日)から、霧が濃く視界が悪い。
 普段は遠くにはっきり見えている建物が、ここ数日は見えない。

 こうした時一番影響を受けるのが交通である。
 市内であれば自動車。視界が悪い中での運転は危険が多い。とりわけ朝は視界がぐっと悪くなるため、普段より交通事故が起こりやすいのではと危惧する。そうでなくても上海で交通事故に出くわす確率は日本より高い感じがするので、なおさら心配である。
 もう1つ、霧で影響を被るのは飛行機の離発着である。昨年5月の沖縄旅行の際も、視界不良とのことでずいぶん待たされた。ここ数日、きちんと飛んでいるのだろうか?上海には国内線専用の虹橋空港と国際線も離発着する浦東空港があるが、いずれにおいても濃霧で離着陸できない、それが後のフライトのスケジュールにも影響する、ということは考えられる。
 数時間だけ、というのならともかく、視界不良が数日続くと交通への影響は少なからずありそうである。

 気温も春に向かって上昇傾向だったのだが、今日はまた寒くなった。日差しがないととりわけ寒く感じる。

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2006年3月6日星期一

接続できないウェブサイトにつなげよう

 拙ブログにはアクセス解析が設定されているのだが、アクセス数が少ない拙ブログに、「中国から特定のウェブサイトに接続できない」ことを調べようとして検索エンジンに検索フレーズを入れてたどり着いたと思われる方が少なからずおられるようである。
 中国国内から接続できないウェブサイトのことについて、過去に何度かこのブログで取り上げてきた。

アクセスできないウェブサイト
書き込み制限
アクセスできないウェブサイト その後
Wikipediaに接続できない
Seesaaブログに接続できない

 が、これらの記事は単に「接続できない」と愚痴を言っているものであり、折角たどり着いた方にとっては「やっぱりアクセス規制の対象なんだ」という確認にはなっても解決にはなっていなかったのではないか、と思う。

 こうしたアクセス禁止の仕組みは北口堂通信:中国のインターネット規制に図解されており、中国国内からウェブサイトに接続する際にファイアウォールを通さねばならず、その過程でアクセス不可のサイトには接続できないようになっている、という仕組みである。問題はそのアクセス規制が特定の「有害とされる」ウェブサイトだけではなく、「有害とされるウェブサイトが属するサーバー」もろともアクセス禁止にしてしまうため、普通のウェブサイトやブログも巻き添えになってしまうことである。
 私が知る限りでは、上記の通りブログではSeesaaブログ、ウェブサイトではgeocities.co.jp、infoseek.co.jpやWikipediaにアクセス不可となっている。かつてはhomepage3.nifty.comやexciteブログにもアクセスできない時期があった。

 しかしながらただ手をこまねいてこうした規制を甘んじて受けるわけには行かない。geocities.co.jpやinfoseek.co.jp、それにSeesaaブログにリンクされていたときどうしても見たくなるのが人の性である。また、Wikipediaは利用価値大だと思うので普段から使いたい。
 こうした中国から見れないウェブサイトを見る方法の1つとして、「プロキシサーバー経由で接続する」というのがある。(プロキシサーバー自体については、CyberSyndromeなど詳しいウェブサイトがあるのでそちらをご参照ください。)(以下、間違い等ありましたらご指摘ください)

 インターネットに接続して他のウェブサイトを見る場合、通常は以下のルートに拠っている。

ユーザー −−→ 中国のプロバイダ −−→ ウェブサイト

 しかしウェブサイトが「アクセス禁止」とされた場合、このルートでは接続できないのである。
 そこで、「プロキシサーバー経由の接続にする」ことにより、これを解決しようとするものである。

ユーザー −−→ 中国のプロバイダ −−→ プロキシサーバー −−→ ウェブサイト

 ユーザーがウェブサイトを見ようとする際に「アクセス禁止のウェブサイトに接続します」ではなく「プロキシサーバーに接続します」とリクエストすることで、ファイアウォールをかいくぐろうというのである。

 設定はブラウザーで行うことができる。Internet Explorerの設定は上記CyberSyndromeに記載があるので割愛するとして、私の手持ちのブラウザの設定方法である。
Opera 8.5 - 「ツール」→「設定」→「詳細設定」タブ→「ネットワーク」→「プロキシサーバー」をクリック
Firefox 1.5 - 「ツール」→「オプション」→「一般」→「接続設定」→「手動でプロキシを設定する」をクリック
 上述のCyberSyndromeなどでプロキシのアドレスを入手し、最後の「8080」などを右側に、それより前の数字やアルファベットを左側にインプットである。
 このプロキシサーバー、時が経つと使えなくなるケースが多いのでその場合はまた新しいプロキシのアドレスを探して設定してやる必要がある。
 私はOperaにはプロキシを設定せず、Firefoxにプロキシを設定している。普段はブラウザにOperaを使用しているのだが、Wikipediaを見たいときやSeesaaブログにぶつかったときにFirefoxを起動して見ることにしている。

 GoogleやMSNが検閲に協力などなど、とは別に、もっと身近に切実な話題、ということで。

*trackback for (記事内引用以外に)
中華的雑記帳:中国のインターネット規制(2)
我想説・・・:中国のネット規制をかいくぐる
ねこの足跡:中国に自由はあるのか?(驚きですが、マネをするのはちょっと怖いですね)

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2006年3月2日星期四

結婚披露宴

 先月の話題が今頃になってしまったが、会社の同僚(中国人)の結婚披露宴に行ってきた。
IMG_1798 会場は外灘の有名なオールドホテル、和平飯店。一生に一度?のことだから由緒あるホテルで披露宴というのも思い出になるだろう。中国に入れ込んでいる日本人を対象に「上海和平飯店などオールドホテルでのブライダルプラン」を売り出したら流行るかな、と考えたがハワイよりマーケットが小さそうだ、などと人の披露宴を前に下種なことを考えてしまった。
IMG_1813 写真は披露宴開始前の会場の様子。午後5時半開始と招待状に書いてあったので10分前くらいに会場入りしたのだが、出迎えた新郎がまず発した言葉が「もう来たのか」だった。いやな予感がしたが、ご祝儀を直接渡して着席。
 時間丁度に日本人同僚が来たのだが、どうも5時半になっても席は埋まっていないし始まる気配が感じられない。新郎新婦は相変わらず入り口で招待客を出迎えているし、同じテーブルに座るはずの他の同僚も一向に来る気配がない。こんなもんですか、と思いながら先の日本人同僚と2人で披露宴前からビールをぐびぐび飲み始め、しまいにはワインも開けてしまった。
 6時頃にようやく招待客が集まり始めた。日本だと礼服なりそれなりの格好で参加するものだが、ここでは新郎新婦の家族も含めてあまりそのへんはこだわらないようで、中にはジーンズで来ていた人もいた。もちろん新郎新婦はタキシードにドレスだったが。女性は「新婦より目立つ格好」で参加するのはまずいらしいが、皆そんな心配は無用の普段着である。
 ほろ酔い加減になったところで6時半にようやく開始。改めて新郎新婦入場の後、「証人」(今回は新郎の親戚らしい)の前で結婚の誓いを述べる。そのあと新郎新婦からひとこと、続いてケーキカット、シャンパン・・・と、切れ目なくイベントが続いていく。来賓の祝辞とか友人による出し物は一切なしで、招待客はひたすら食べ続ける。みんなあまり酒は飲まないようだ。
 新郎新婦のキャンドルサービスの後は「しばらくご歓談」なのだが、「宴もたけなわではございますがこれにて閉会」というのがなく、中締めなしで招待客は適当な時間を見計らって三々五々帰っていく、という感じである。前述の日本人同僚は過去2回中国人の披露宴に出席したそうだが、「時間通り始まらない」「服装がラフである」「閉会時間が決まっていない」というのはいずれにも共通していたそうで、日本の披露宴とはちょっと違う感じである。よく言えば堅苦しくない、悪く言えばお祝い意識に乏しい普通の酒席、というところか。我々も2時間あまりで会場を後にした。
 お幸せに。

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