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2006年4月18日星期二

あれから1年

 日が経ってしまったが、一昨日はあれから1周年だった。
 上海の街はそんなことがあったのを忘れたかのようである。歩いていてもどうということはなく、日本人が多く住むエリアでは日本語の看板が以前同様に、いや以前以上に並んでいる。日本からの反応にしても去年は「この件が商売に与える影響について」などと質問があちこちから跳んできたが、今そうした質問をする人はいないだろう。
 が、1年経ってもその現場は傷ついたままだったことは先日書いたとおり。上海の中でその痕跡を留める数少ない場所である。

 去年の4月といえば台湾から連戦も来ていたのだが、1年後の今月も彼は中国大陸に来ていて、連日テレビやラジオで動静が報じられたり演説の様子が流れたりしている。その扱いを見るにつけ、まさに1年前に戻ったかのようだ。
 連戦の演説のあと、明らかに編集のあとがうががえる間のあと「鼓掌」(拍手)。この件に限らずよく聞く報道の仕方である。

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Comments

初めてコメント書きます。西ヶ原町内会の者です。
あれはちょうど一年前だったんですね。早いような、でも遠い昔のことのような。。。はぎお@貴ノ浪世代さんがおっしゃるとおり、この町はすっかりあの事件を忘れ去ってますよね。あの時会社の同僚の中国人スタッフは、上海では絶対ありえないよ~、と言い切っていましたが、結局は起こってしまいました。事を起こした人々は本当に日本に怒りや反発を感じて起こしたことなのか、あの事件は本当に大多数の中国人の心の底からの怒りを代表して起こったことなのか、事の真相は未だに私には分からないままです。普段こうやって上海で中国の人達の中で日本人に対する反感など大して感じず生活していますが、傍にいる多くの中国人が実際私たち日本人のことをどういうふうに見ているのか、かしこい上海の人たちは本音を見せないだけに時々気になります。

Posted by: mimi | 2006年4月20日星期四 at 下午2:12

mimiさん、こんにちは。
中国の新聞やテレビでは日本に対するネガティブな取り上げ方をしょっちゅうしていますし、何の記念日だったか忘れましたが上海テレビで一日中抗日戦争のことをやっていた日もありました。当時の日本人を悪役に仕立てたテレビドラマは決して珍しくありません。
現代の上海人の多くは街で見掛ける日本人に悪さをされたわけではないのですが、こういうものが彼らの日本人観に知らず知らずのうちに影響を与えているのでしょう。
西ヶ原にいた頃の話ですが、私が中国で火車の旅をしていたときに火車が急ブレーキをかけて止まった際、向かいに座っていた中国人が「日本の高校生が中国旅行中に列車事故に遭っただろう」と言われました。高知学芸高校の修学旅行の事故=私が西ヶ原に行く前のできごとを指して言ったことなのですが、我々が中国に対して見聞きする以上に日本のことをよく知っているなぁ、と思ったひとときでした。

Posted by: はぎお@貴ノ浪世代 | 2006年4月22日星期六 at 下午11:29

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