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2006年5月23日星期二

台湾滞在記(12)-高雄市立歴史博物館-

 阿里山から嘉義まで2時間かからず、嘉義からも自強号に乗ったので思いがけず予定より早く高雄に着いてしまった。同学との待ち合わせまで時間があるので、高雄市内をうろうろとすることにした。
Img_2154 高雄市立歴史博物館。1938年できの旧高雄市役所を改装し、1999年に歴史博物館とした。建物自体がいちばんの歴史的展示だったりする。


Img_2156
常設展は高雄の歴史を有史以前から現代に渡るまで紹介するものであるが、主な展示は清王朝期以降となる。高雄の主要な建造物のミニチュアが館内に展示されている。


Img_2158 親日的といわれる台湾だが、台湾割譲直後の抵抗運動である「台湾民主国」についての展示。台北の郵政博物館にもこれにまつわる展示があり、台湾自主の気概を示すものとして歴史的展示には欠くことができないのだろう。他方、日本統治期については高雄の港湾建設について取り上げてもいる。館内の歴代市長の紹介では、日本統治期からの市長が紹介されている。
 また、国民党統治期についても光と影とを両方記していた。2・28事件に関する展示が常設となっており(室内のテレビの音がやかましかったのであまりゆっくりとは見なかった)、台北の「二二八記念館」のようにそれを専門としたところ以外でもかかる展示をし、終戦直後の台湾統治のありようについて記しているところから、初期の国民党統治に関する現代台湾の評価がそのような方向で固まっていることを窺わせる。
 このほかにも特別展示があり、行ったときには「台湾地方自治史料展」なるものをやっていた。台湾において「地方自治」とは何ぞや、各自治体の位置づけも「自分たちは中国である」とする建前から「台湾の現実」を踏まえたものに大きく変わってきていることを再度思い起こさせた。
Img_2168 博物館の隣を流れる愛河。




Img_2169 待ち合わせの時間が近づいたので高雄駅に戻る。写真の旧高雄駅は2002年にその使命を終え、現在は建物が歴史的建造物として残されている。


Img_2171 こちらが現在の高雄駅。大都市の駅にしては、駅そのものにレストランや商店が少ないような気がする。これは台北駅もそうであるが、駅そのものよりも駅前にショッピングやレストランの機能が充実しており、「駅ビル」というのは商店としては日本ほど重要視されていないのだろう。
Img_2177 おまけ。同学夫妻と食事をしたのはこんなレストラン。この写真は建物の中の写真であり、中をこうしたレトロな雰囲気の装飾にしている。謝謝同学。

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