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2006年5月16日星期二

台湾滞在記(7)-北回帰線-

 今回の台湾旅行は台北と高雄以外は特に予定のない旅であった。なのでそれ以外はどこへ行こうか決めないまま台湾に来てしまったのだが、前日の饒河街夜市巡りの際に凡卓さんから阿里山の話を伺った。阿里山の名前や森林鉄道の話は見聞きすることが多いのだが、お話を伺うとなかなかよさそうなのでこれを機に行くことにした。ただ、個人的に台湾での自然景勝地観光は過去雨にたたられることが多いのが気になるところである。
 阿里山へは嘉義が起点となり、ここから森林鉄道もしくはバスで阿里山に向かうことになる。森林鉄道は嘉義を13時30分に出発するので、少し早めに嘉義に着いて切符を買っておきたいと思い早朝に台北を出発する列車で嘉義へ向かうことにした。7時40分発の莒光号に「観光列車」の但し書きが着いていたのでどんなものか乗ってみようと思ったが残念ながら売り切れとのことで、8時の自強号の切符を確保した。
 早起きしたせいか列車内ではほとんど寝て過ごし、3時間半かけて嘉義に到着した。
 森林鉄道の切符を確保し(後述)、2時間ほど時間が空いたのであまり時間のかからないところへ言ってみようと思った。この街には北回帰線が通っているとのことで、その標塔を見に行くことにした。
 なお、北回帰線とは夏至の日に太陽が地表を垂直に照らす位置を線で結んだ緯線であり、北緯23度27分がこれに該当する。この線より南・南回帰線より北が熱帯に該当すると言われている。
 台北とはうって変わって嘉義は快晴。体感温度もまさに熱帯の気候である。バス停やバスの時間を調べている時間もないので、駅前からタクシーに乗車。10分ほどで北回帰線に到着した。
Img_2039 着いてまず目に付くのが広場の中で一番大きい塔。これは5代目の標塔とのことである。






Img_2044 歴代の北回帰線標塔。手前に並んでいる小さな塔が歴代の標塔で、手前が一番古い初代の標塔、奥に行くに従って2代目・3代目・4代目となる。5代目まではすべて日本統治期に建てられたものである。


Img_2045 この5代目標塔が最新の標塔ではない。並んでいる標塔の奥に建っている建物、これが6代目標塔である。中には天文科学館や喫茶店がある。



Img_2046 初代~6代目までの標塔すべてを収めた、北回帰線天文広場の遠景。
 地図上の北回帰線はまさに地図に書いた線であるが、いざその線の上に立っているのだと思うと、また深い趣を感じる。

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Comments

はじめまして。もう6代目なんですね。自分も台湾にいくときには観光鉄道とともに乗ってみたいです

Posted by: 鉄道トリビア・ながら | 2008年6月21日星期六 at 上午9:11

鉄道トリビア・ながらさん、はじめまして。
観光鉄道=台北と花蓮を結ぶ観光列車、のことでしょうか。台湾の鉄道はそう路線数があるわけではなくシンプルなのですが、各地それぞれで違う趣を楽しむことができるので列車の旅は良いですね。
北回帰線標塔は、歴代のものを壊さずに保存しているところが敬服の限りです。6代目は建物なのでどうなのでしょう。

Posted by: はぎお@貴ノ浪世代 | 2008年6月23日星期一 at 上午12:03

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