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2006年6月30日星期五

さらば襄陽市場

 以前紹介した襄陽市場、またの名を「ニセモノ市場」、が今日(6月30日)を最後に閉鎖されることになった。私も最後の様子を見に行ってきた。

Img_2322 到着したのは夜の20時30分。淮海中路と襄陽路の交差点にある出入口は既に警官によって封鎖されていた。襄陽路側にある小さな出入口のみから入ることか可能だった。


Img_2324 「今晩9時30分で営業終了・クローズ」との貼り紙。







Img_2327Img_2332 襄陽市場との別れを惜しむ?人たちでごった返している。今日は偽ブランド品売りの客引きは影が薄かったが、それでも最後のあがきをしようとしたのか、2人に声をかけられた。




Img_2329 手持ちの商品は今日のうちに売り切らないといけない。写真は「160元のボールペンを10元に値引き」の図。もとの値段が怪しいのだが。このほか、「ネクタイ1本5元!3本で10元!」とか「残り30分!ライター5元!」などという掛け声が市場内を飛び交っていた。

Img_2330 こちらは商品のほとんどを売りさばいたと思われる衣料品店。




Img_2331Img_2325 左写真のような小さな商店が軒を並べていた襄陽市場は、もう見られない。右は襄陽市場の全体図。


Img_2336 9時半の閉鎖時間近くになると、什器を運び出す人たちの姿が目に付くようになった。
 襄陽市場ではアナウンスが流れており、私が着いたときには「身の回りに気をつけてください」だったのが、夜9時を過ぎると「まもなく閉門です。歓迎再来=またのお越しをお待ちしております」に変わった。「またのお越し」というのはあり得ないのだが。おそらく録音されたものを流しているのだろうが、最終日にしてはおもしろいアナウンスだった。

Img_2326 襄陽市場を囲むように建っていた西洋人相手のレストラン。襄陽市場がなくなったら、商売あがったりかもしれない。大学が移転したあとの喫茶店のように。


Img_2339 襄陽市場、ここに近づくと偽ブランド品売りがしつこく絡み寄ってきてうっとうしかったしそれが治安の悪化の一因でもあったが、過ぎてしまえば上海のある時代の思い出である。そのうち人の話題にも上らなくなるだろう。
 この襄陽市場、跡地はとりあえず更地になるらしいが、その後は既にデベロッパーとの契約ができていてマンションやホテルに再開発されるとも、その後は未定とも言われている。また、襄陽市場に店を構えていた人たちは移転を余儀なくされるのだが、まとまって移転先に移るケースもあれば、個別に移って商売を再開するケースもあるようだ。店によっては移転後の連絡先をなじみの客に知らせているらしい。いずれにせよ、ここにいた人たちはどこへ行ってもたくましく商売するのだろう。

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Tracked on 2006年7月2日星期日 at 上午9:19

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