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2006年7月9日星期日

襄陽市場跡

 先日閉鎖された、襄陽市場の跡地を訪ねてみた。ついこの前まであった建物に「跡」をつけて語らねばならないのは、先日までW杯で活躍していたのに直後に引退表明したサッカー選手を「日本代表」やら「~」と呼ぶようであるが、もうあの頃には戻れないのだ、という意味合いは込められていると言える。
Img_2359 淮海中路と襄陽路の交差点にあった出入り口には、一夜城よろしく塀ができていた。仮設にしては頑丈そうな塀である。



Img_2358 「あれ、ここにニセモノ市場があるはずなんだけど・・・」という会話をしているのだろうか。



Img_2357 店を閉じてしまったのはマーケットの中だけではない。マーケットを囲むように、道路に面して建っていた店も閉鎖されている。写真は淮海中路側の店並び。


Img_2356 売り尽くさなければならなかったのはマーケットの中だけではなかったようだ。写真右側の店には「最後の1日 全店2割引」の表示が見える。


Img_2354 ここにも「ヨンハ大王」があったのだが、既に解体が進んでおり「カーネルサンダースもどきおじさん」の姿はない。



Img_2364 襄陽路側の店も、全て閉店である。




Img_2361 前の記事で「襄陽市場がなくなったら、商売あがったりかもしれない」と紹介した西洋人相手のレストランも、商売を続けることなく閉鎖。入り口がやはりセメントで固められているのは、防犯対策か。


Img_2387 市場跡地の南側、南昌路の入り口には壁ができていないため、柵越えで解体の様子を見ることができる。市場跡地の西側は重機による取り壊しが進んでいる。


Img_2384 市場跡地の東側はまだ店の跡が残っているが、解体も時間の問題だろう。
 更地にした後はデベロッパーによる開発が行われると言われており、ホテルやマンションができるとの話があるが実際にはどのように姿になるのかはまだ想像できない。地下鉄の駅がここにできるので、それを通じて人を呼び込めるようにするのだろう。
 こうして「ニセモノ市場」は消えていき、歴史の1コマとなるのであろう。

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Comments

久しぶりにブログを拝見させていただきましたが、
襄陽のあの活気がいまや幻となってしまい、一抹の寂しさを
感じます。一番上の画像にある、あの建物の2階にある
レストランの小さく可愛いウェイトレスの女の子は
「今、何をしてるんだろう」と遠く日本から「望郷の念」
みたいなものを感じてしまいました。

Posted by: @zuilong | 2006年7月31日星期一 at 下午7:09

@zuilongさん、こんにちは。上海におられたことがあるのですか?
一番上の写真に写っている四川料理屋のことですね?あそこは値段も安く地元の人で賑わっていて美味しかったのですが、残念です。どこに移転するとも書いておらず、「食器売ってます。興味のある方は店内へ」との貼り紙があるのみでした。

Posted by: はぎお@貴ノ浪世代 | 2006年7月31日星期一 at 下午10:20

上海在住経験はありませんが、友人の何人かが上海に住んでいるので、休みの度に上海に行くようにしているのですが、そんな中、お気に入りのお店が何軒か出来たのですが、あのレストランも、その「お気に入り」の一つだったのです。大変残念です。最近僕の周りの友人は次々に海外移住(上海やバンコク等)をしているので、僕も上海に移住をしたいと考えてはいるのですが、自分が上海で「本当に何がしたいのか?」また「何ができるのか?」が見つからないため、只今その希望は「保留中」です。が、来週またそちらへ伺います。

Posted by: @zuilong | 2006年8月3日星期四 at 下午5:48

@zuilongさん、こんにちは。
最近上海ではここに限らずスクラップアンドビルド(「スクラップ」までのところが目に付くのですが)が進んでいるので、我々在住者以上に来られる度に変化を感じられると思います。お気をつけてお越しください。

Posted by: はぎお@貴ノ浪世代 | 2006年8月6日星期日 at 上午1:24

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