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2007年5月3日星期四

消えた「青天白日」

 5月1日~5日の予定で、台湾に来ている。今回は「ここ」というお目当ての観光地があるわけではなく街を気の向くままに歩くことだろう。

Img_0567  今回台北駅前を歩いていて気がついたのだが、凱達格蘭大道に総統府と向かい合うように建っていた国民党本部の建物から、中華民国の国旗に使われている「青天白日」のマークが外されていた。
 それもそのはず、国民党は長い間居を構えていたこのビルを売却し、別の場所に移ったのである。今は台湾の大手海運会社・エバーグリーンの総帥である張栄發の名を冠した「財団法人張栄發基金会」の名前がビルの入り口に見える。

Img_00411  写真左は2004年の総統選挙後に陳水扁の当選に抗議する人たちだが、写真奥のビルはまだ国民党本部であり、「青天白日」のマークがつけられている。台北の人達にとってここに国民党本部があるということは疑うべくもなかったことであろうが、不変だと思わないものでも変わっていくものである、ということを示す典型的な例である。
 ところで、台湾では国民党陣営をこの「青天白日」から取って「泛藍」と呼び、対する民進党陣営は「泛綠」と呼ばれる。党本部売却には事情があるのだろうが、企業名に「緑」を含んだ名が付くエバーグリーンが売却先というのも何とも皮肉な話である。

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