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六月 2007

2007年6月21日星期四

水煮魚

 川菜=四川料理の1つ、「水煮魚」。たっぷりと唐辛子と山椒が入った水と油で川魚の切り身を茹でた料理である。
Img_2379_1  大きなボウルに入って登場。まさに茹で上がったばかり、という趣である。唐辛子がボウルを埋めるように浮かんでおり、その間に山椒がやはりたくさん浮かんでいる。別に唐辛子を食べるわけではないので見た目は辛さの尺度にならない…のだが、食べるとやはり頭のてっぺんから汗が出るような料理である。

Img_2380 魚片が油につかっているのだが、食べてみるとさほど油っこさは感じない。唐辛子の直線的な辛さではなく、山椒の味が感じられる水煮魚が美味しいと思う。この店ではボウルの底にもやしが敷き詰められているのだが、それをやはり汗を流しながら、ご飯にのせながら食べるのも良い。
 この水煮魚、別に高級な店だけにあるわけではなく、通りの小さな食堂で水煮魚を売りにしているところも多い。今回食べたのも、襄陽路のそんな小さな店にてである。
 これは「おひとりさま」だとちょっと厳しい。

Img_2279  こちらは上海の別の店での水煮魚。唐辛子は取り除かれているがやはり辛い。



Img_0777  これは今年5月に台北で食べた水煮魚。上海のそれが唐辛子の姿をとどめているのに対し、こちらは唐辛子や辛味が溶け込んでいるのかドロドロとした感じである。

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2007年6月17日星期日

ひとり火鍋

Img_2284 最近職場の近くにできた、火鍋の店。




Img_2290  昼は38元の商务套餐(商務套餐=ビジネスランチ)がある。
 写真のような感じで、一人で食べるには充分すぎる量である。肉を牛・豚・羊・鶏から選び、更に锅底(鍋底=鍋の中の茹で汁)を何種類かある中から選ぶ。

Img_2293  日本のしゃぶしゃぶだとタレはポン酢かゴマかと決まっているが、上海の火鍋店では自分でタレを調合するケースが殆どである。この店ではタレの費用は上記に含まれているが、このタレの調合がなかなか慣れないものである。タレの紹介が日本語でもしてあるのだがこれが最近なかなか見ない直訳調で、「京味重辣」が「京の味の悪辣なたれ」だったかそういう意味の訳になっていたのはご愛嬌。原料が何かくらいは紹介して欲しいものだ。

 それにしてもこの場所には数ヶ月前に牛排店=ステーキ屋がオープンしたばかりなのだが、変化の早いことである。上海の飲食店は本当に変化が激しく、流行らない店が閉店して新しい店がオープンしたり、そこそこ流行っているようでも賃貸交渉のもつれか何かで閉店したり別の店に変わってしまうことが多い。店内は結構な人の入りだったが、浮世離れしたステーキ店よりも火鍋のほうが親しみが持てるのだろうか。
 38元というのは付近の日本食の店と同レベルである。それにしても、ローカルの食堂だと10元くらいで昼食をエンジョイできるのだが、38元なり40元なりがベンチマークになるとは懐に響く筈だが結構客が入っているということは、昼飯にそれだけ消費できる人が増えているのだろう。
 大きい鍋の火鍋店にはなかなか行くことができないが、こうした方式だと「おひとりさま」でも少人数でも火鍋を堪能することができるので、なかなか良いスタイルだと思う。

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2007年6月9日星期六

使えない外銀キャッシュディスペンサー

 中国の銀行の多くは銀聯カードに加盟しており、銀聯マークのついたキャッシュディスペンサーで現金引き出しが可能である。例えば、中国銀行のキャッシュカードを持った人が中国工商銀行のキャッシュディスペンサーで預金を引き出すことが可能である。従って(手数料を別にすれば)中国の銀行のキャッシュカードを持っていれば、街中のたいていのキャッシュディスペンサーで預金を引き出すことができる。
 ところが、香港も含めた外資系銀行のキャッシュディスペンサーでは「銀聯カード」は使えないようである。

Img_2014  写真は香港系の銀行、HSBC=滙豊銀行のキャッシュディスペンサーだが、ここで試しに銀聯マークの入ったキャッシュカードで現金を引き出そうとしたところ、「国際手数料がかかるかもしれませんがどうしますか?」という表示が出た。ものは試しで「はい」を押したのだがそれでも現金を引き出すことはできなかった。
 このキャッシュディスペンサーには「銀聯」マークはついていなかったが、「Maestro」(マスターカードのデビットカードサービス)のマークが記されてあった。他方、持っている銀聯カードの裏には「Maestro」のマークが入っているのだが、それでもここで使うことはできなかった。
 やはり香港系である恒生銀行や、シティバンク(花旗銀行)のキャッシュディスペンサーでも銀聯カードは使えない。では何のために外資系銀行がキャッシュディスペンサーを置いているのか、ということになるが、おそらく本国のカードを持っている人やクレジットカードで引き出そうとする人目当てなのだろう。

 WTO加盟後でも未だ銀行業務は完全に開放されたわけではなく、何かと制限があるようである。外資系銀行のキャッシュディスペンサーと銀聯カードがリンクしていないのもその一例であろう。他方、外資系銀行が銀聯カードを発行する道が開かれたともまだ時期尚早とも伝えられているが、このあたりがクリアになると外資系銀行でも銀聯カードを取り扱えるようになり、それとともに外資系銀行のキャッシュディスペンサーも銀聯カードに対応するようになり、街中のキャッシュディスペンサーが外資系か否かを気にすることもなくなるのだろう。
 銀聯カードは日本の郵便局や一部銀行のキャッシュディスペンサーでも現金引き出しができることは以前触れたが、当の中国で使えないところがあるということだ。

 サーチナの報道から2件。まだゴーサインではないようだがこの国のこと、ある日突然外資系銀行の銀聯カードがお目見えするかもしれない。

外銀の銀行カード解禁 銀監会が受け付け開始
2007/06/05(火) 15:52:28更新
 5日付第一財経日報によると、中国銀行業監督管理委員会(銀監会)の幹部は4日、新華社の取材に対し、外資系銀行の銀行カード発行を解禁する方針を明らかにした。同会は近く、外銀の申請を受け付ける。
 中国がWTO(世界貿易機関)に加盟した際の国際公約と「外資銀行管理条例」は、外資系銀行による銀行カード発行を認めている。5月末行われた「米中戦略経済対話」で両国は、人民元リテール業務の資格を持ち一定の技術レベルがある外銀に対し、中国資本の銀行と同様に銀行カードの発行を認めることで一致した。(編集担当:井上雄介)

外銀の銀聯カード発行は時期未定、「容易ではない」
2007/06/07(木) 11:35:19更新
 中国銀行業監督管理委員会(銀監会)は4日、外資系銀行の銀行カード発行を解禁する方針を発表したが、中国銀聯のスポークスマンは5日、銀聯カードの発行の具体的な日程は未定だと述べた。6日付で新民晩報が伝えた。
 銀聯は、まだ政策面の段階であり、銀聯と外資系銀行との協議や多方面への影響を考えると容易ではないとの考えを示した。
 「銀聯カード」は中国銀聯(China UnionPay Co.,Ltd)が運営する中国版デビットカード。(編集担当:巖本雅子)

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2007年6月7日星期四

崇明島・番外編-Rice made in Chongmingdao

 引っ越すことになったので、今までのように大量の米は買いにくい。上海在住が残り1ヶ月になったので、2キロでも使い切れるかどうか、というところである。もっとも、残ったら誰かにあげればいいのであるが。

Img_2011Img_2013  そんな中で虹梅食堂の近くのスーパーで見つけた、500グラム入りの米のパック。
 裏を見ると、崇明島産であることが記されている。このブランド名「蟹田米」であるが、崇明島沿岸が淡水と海水の混じる汽水エリアであるため、上海蟹=シャンハイモズクガニの良好な生息地となっていたり稚蟹をそだてているのだとかでそこに由来しているのだろう。
 数日前に見てまわった崇明島で育てられた米に、上海市街でこうしてお目にかかることができたのである。

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2007年6月3日星期日

崇明島(4)-東灘湿地と崇明島のこれから-

前回の続き。
 前衛村を後にして、タクシーで一路島の東端、鳥の生息地として知られる東灘湿地へと向かった。
Img_1911  東灘へ向かう途中の道。上海市街ではこうした風景にはなかなかお目にかかれない。むしろ上海以外のところで、郊外に向かって走ろうとしたところでお目にかかりそうな景色である。


Img_1912  その裏に広がる畑。





20070526158 20070526153  東灘湿地。鳥の鳴き声が耳に入るが、なかなか鳥の姿を捉えることはできなかった。それでも、水草に停まって休んでいる鳥を見ることができた。


20070526163 20070526164  この東灘湿地に、突然新婚さんと思われる一行がやって来た。湿地への道をヴァージンロードに見立てての写真撮影か。


20070526165  東灘から堡鎮に戻る途中の風景。




 ここまで、崇明島の緑溢れる様子を記してきた。上海市街から2時間余り、同じ上海市内でもこれほどに景色が違うのである。
 こうした風景であるが、崇明島は今のところ島へのアクセスが連絡船のみに限られており、上海の大陸側?からは孤立した状況になっている。こうした状況が崇明島を「緑溢れる島」たらしめているのであるが、他方この状況のおかげで崇明島は上海の大発展から距離を置くこととなり、経済発展の恩恵が崇明島まで行き渡っていないのも確かである。
20070526169 20070526174  この崇明島へのアクセスを容易にすべく、上海・浦東と崇明島を結ぶ道路の建築が進められている。浦東から崇明島手前の長興島まではトンネルで、長興島から崇明島へは橋で結ぼうという計画である。この橋には「上海長江大橋」という名前が付けられている。写真がその工事現場であるが、完成はまだ先のようである。
 かつて上海の浦東地区はやはり緑多くまた浦西側とは発展の度合いに大きな差異があったと聞く。しかしながら、国や市の政策もあろうがトンネルや橋ができて浦西側と結ばれた後は浦東も急速に発展し、東方明珠や金茂大厦に代表されるように「今の上海」を体現する場所になった。崇明島も、橋ができるとその姿を変えていくのだろうか。
20070526177  1日過ごした崇明島ともお別れ。工事現場など寄り道していたら出港5分前に堡鎮碼頭に到着。慌しく港を後にする。



20070526180 20070526181  帰りの船は宝楊路行き、自動車も積載可能なカーフェリー。やはり70分で上海と崇明島の間を結ぶ。写真は宝楊路で下船する乗客と、自動車の乗降口。

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崇明島(3)-前衛村農家楽-

 前回の続き。
 森林公園を後にして、前卫村农家乐(前衛村農家楽)というところに向かった。森林公園から車で10分くらい北に行ったところである。
 「前衛村」の名前であるが、敷地内で循環型農業を行い環境にやさしい農業を心がけ、あわせて風力発電や太陽電池なども村の生活に取り入れて環境を意識した営みを行おうということのようである。あわせて前衛村の中では、農作業の様子や田畑を見ることができたり、昔の農家の様子を保存展示している。
Img_1883  前衛村の入り口。村に入るのにお金がいるわけでないが、農家の展示などの参観場所を見るためにチケットを買う必要がある。



Img_1885  村内の農作業の風景。上海市内ではなかなかお目にかかれない。




Img_1888 Img_1894  かつての農村生活を展示した場所への入り口と、その内部。



Img_1893 Img_1890  保存されている、かつての農具。




Img_1895 Img_1897_1  新婚さんが式を挙げる部屋と、その後一緒に過ごす部屋。中国映画でおなじみの風景か。
(全くの余談ですが、中国映画といえば東京・千石の三百人劇場はなくなってしまったらしいですね。最初の学生時代にそこで中国映画をよく上映していて見に行ったものですが、残念ですね)

Img_1898_1 Img_1900  この場所を離れるときの風景。木々の向こうに畑を見ることができる。



Img_1908Img_1909  その他の有料施設、「動物園」や石の博物館はあまり惹かれるものがなかったが(「動物園」では犬を檻に入れて見世物にしていたが)、むしろその周りの景色に心安らぐものがある。写真右は釣り糸を垂れる人達。ゆったりとした時間が流れる。
Img_1910  次の耕作機会を待つところ。手前に生えている緑の草を手にとって嗅いでみると、香ばしい香りが漂ってくる。
 続きは後程。

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崇明島(2)-東平国家森林公園-

前回の続き。
 崇明島側の堡鎮碼頭に着き外に出ると、白タクの運転手が寄ってきて「乗らないか」と誘ってくる。このあたりの流儀も上海市街とはちょっと違い、学生時代の中国旅行を彷彿とさせる。白タクは断り、正規のタクシーで観光地へ向かう。事前に研究をしていなかったので呉淞碼頭の切符売り場に貼ってあった地図で見つけた「東平国家森林公園」の名前を運転手に告げた。
Img_1826  崇明島のタクシー。初乗りが9元と、上海市街より2元安い。




Img_1820  タクシーの前方から見た、堡鎮付近の様子。




Img_1822  島内を東西に走る陳海公路。この島の主要道路なのだが、他に走っている車をほとんど見ない。上海市街の車の多さとは大きな差である。



Img_1827 Img_1832  東平国家森林公園の入り口。並木が我々を出迎えてくれる。



Img_1833  園内は徒歩のほか、自転車・運転手付きの遊覧車・馬車で散策可能。今回は自転車で園内をあちこち回った。



Img_1837 Img_1853 Img_1843  園内 には色とりどりの花が咲いており、溢れる緑とともに我々の目を和ませてくれる。


Img_1838 Img_1841 園内奥にあるレストランと、その前の通り。




Img_1866  園内を流れる小川。




Img_1867  馬車でのんびりと園内を見てまわることができる。




Img_1868  園内の通りには、市内や崇明島の通り同様に名前が付いている。写真は「動物園路」の入り口。



Img_1877  入ってすぐのところにキリンの模型が立っていたので「なんだ、模型の動物園か」と思ったが・・・



Img_1871 Img_1876 本物の動物も、その奥にいた。




Img_1873 Img_1875  動物園路の終点付近にかかる橋と、その橋からの眺め。



Img_1856 Img_1857 Img_1858  他方、園内にはいろいろな施設があり、自然を堪能しながら他にも楽しむことができる。写真は小さな遊園地。


Img_1859  フリークライミングをするところもある。




Img_1860 バーベキュー場。




Img_1835  射撃場もある。




Img_1880 Img_1882  崇明島に来てまずこの森林公園を訪ねたのだが、緑多い崇明島でもとりわけ緑や花に身近に接することができ、緑を浴びたという感じでとても良いところであった。

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崇明島(1)-崇明島への船旅-

 先週末のことであるが、長江河口にある崇明島へ行ってきた。

Chongmingdao



















 崇明島は上海の北、長江の河口に位置する島で面積は1,000平方キロメートル余り(タヒチ島や沖縄本島と略同じ)、中国では海南島に次いで2番目に大きい島である(なお、中国側の主張では「台湾島・海南島に次いで3番目に大きい島」とのことである。何だかなぁ)。長江を流れる泥が長い時間をかけて堆積してできた島である。
 行政上は上海市に所属し上海市崇明県となっているが、上海側からは今のところ連絡船のみが崇明島へのアクセスとなっている。

Img_1800

 崇明島へ行くための船着場は上海側に3ヶ所ある。吴淞码头(呉淞碼頭、地下鉄3号線江湾鎮駅付近)・ 宝杨路(宝楊路、地下鉄3号線宝楊路駅付近)・石侗口の3ヶ所である(呉淞碼頭と宝楊路へは、上海体育館から遊5線のバスで行くことができる)。崇明島側も3ヶ所あり、西側(上流)から南門・新河・堡鎮の3ヶ所である。南門と堡鎮の間はタクシーで1時間くらいかかるので、予定を立ててまわる場合はどこからどちら行きのフェリーに乗るか考えるべきなのだろうが、今回は崇明島に対する予備知識もなく帰りの時間さえ間違えなければいいかと考え、呉淞碼頭へ向かった。後で気がついたのだが、宝楊路からのほうが便数は多いようだ。写真は呉淞碼頭の待合室。
Img_1801Img_1799 その右側にある切符売場で切符を買う。高速船が23元、一般の船が14元から。崇明島の他に、その手前にある横沙島や長興島への便もある。


Img_1797  出発まで時間があったので付近を散策。写真は船着場付近のデパートだが、店の雰囲気など上海市街のそれとは全く違い、まだ垢抜けていない感を受ける。


Img_1803 Img_1805  今回は呉淞碼頭から堡鎮行きの船に乗船。待合室が上写真の建物から離れた古い建物にあり、清潔感がいまひとつである。

 

Img_1809  いよいよ乗船。座席番号が250まであったのでそれくらい乗れるのだろうか。結構な大きさである。船尾に洗濯物が干してあるのはご愛嬌。


Img_1817  出港してしばらくは長江の支流、黄浦江を走るのだがそのうち長江の本流へ。まるで海の上を走っているかのようである。


Img_1818  船内の様子。下船時に撮影したのであまり人が写っていないが、80%くらいの埋まり具合であった。
 船内ではテレビ放映をやっていた。売店もあり、飲み物やアイスクリームなどを購入することができる。

 約70分で崇明島・堡鎮に到着。続きは後程。

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2007年6月2日星期六

虹梅食堂

 同学に教えていただいたのだが、虹梅路の日本人学校の近く、虹梅路x華光路に「虹梅食堂」という日本食の店ができた。小南国湯河源日式温泉から歩いて5分くらいのところである。
20070531188  店構えは写真の通り。ここだけ見ると日本の食堂かと見間違うほどである。日本の「まいどおおきに食堂」のチェーン展開とのことである。
 この「虹梅食堂」、カウンターにひじきやらシラスやらポテトサラダなどの小鉢や、煮魚やトンカツといった一品料理が並んでおり、セルフサービスでそれらを取って食べるというスタイルで、東京・新宿西口あたりにある大衆食堂のような感じである。鯖の味噌煮・刺身・唐揚・冷奴やポテトサラダなど、並んでいる料理はまさに日本の大衆食堂のそれである。店内の雰囲気も、値段が元建てなのを除けば本当に日本の食堂と大差ない。
20070531189  セルフサービスで選んだ料理。味も日本の食堂と遜色ない出来だと思う。小鉢が6元くらい、一品料理が15元くらいという感じなので、あれこれ頼むと結構な金額になり、日本の大衆食堂と大差ないお値段になってしまうので注意。中国では「大衆的」とはいえないか。
 値段はさておき、上海にもついにこういう店ができたか、という感である。

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2007年6月1日星期五

今後のこと

 来月、7月初旬をもって上海を離れることになった。7月9日から東京勤務なので、その前に上海を離れる必要がある。上海に来てから3年、ブログを書き始めてからは2年半である。
 仕事はどこに行ってもやるべきなのでさておき、もう少し上海にいたかったというのが率直なところである。北京五輪を前にした中国の、上海の様子を身近に感じていたかったのだが、勤め人なのでいつまでいられるのかは選べない訳であり仕方がない。
 次に住む街を東京(もしくはその隣県)のどこにするのかはまだ決めていないが、そこでの生活を楽しみにしたい。

 さて、このブログをどうするか、である。
 『上海からの雑文』、上海に住む者の視点からこのブログを書いてきた。しかし、上海を離れる今後は在住者の視点から、生活者の視点からはモノを書けないわけである。
 例えば、日本のニュースで中国が「調和の取れた社会」を目指していると報じられているが、上海ではそのスローガンが街に溢れていた列車の名前に使われていたりといった「空気」を、今後は感じ取ることができないわけである。よしんば旅行で上海に来たとしてもそこで感じるのは旅行者としてのものであり、今まで感じたものとは温度差があろう。
 が、『上海からの~』と言いながら、台湾在住でないにもかかわらず結構台湾のことについてもいろいろと書いてきた。住んでいないなら住んでいないなりに書けることがあるのかもしれない。この記事も含めてここまで350個の記事を書いてきたので、ここでやめてしまうのはもったいない、という気がする。まぁ、所詮は自己満足なのだが…
 日本に居を構えた後は、日本から中国なり台湾について考えたことを書いてみることにしたい。最近は中国や上海で「見たこと聞いたこと」を主に書いてきたので「考えたこと」を書くことも考えてみたい。
 もっとも、ネタ切れになると「あさおきて ひるねして よるねた」(藤子不二雄『ドラえもん』より)のような日々のことが多くなるのかもしれない。

(追記)ところで、東京近辺で上海の喫茶店同様に台湾の新聞を気楽に読めるところってあるのでしょうか?大学図書館や研究機関しか知らないのですが、どうなのでしょうか?

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