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2007年10月2日星期二

献血の話~3年間献血禁止~

 上海から東京に引っ越してしばらくして、久しぶりに献血に行ってみた。海外旅行や海外滞在から帰って1ヶ月は献血はご遠慮願っているとのことだったので、帰国後1ヶ月経ってからとある献血ルームに足を運んだ。
 問診票に7月まで上海にいたことを書いてお医者さんの問診を受ける際にその旨を告げたところ、その先生は地図や書類を取り出していろいろ調べた後、私に対してこう仰った。

 「上海はマラリア感染地域ですので、上海に長期間住んでいた人は帰国後3年間は献血できません。」

 ある時期にイギリスはじめヨーロッパに滞在していた人が献血できないなどということは聞いていたが、上海帰りもマラリア感染の虞ありとのことで献血禁止だそうだ。今まで周囲でマラリアにかかったなどという話は聞いたこともなかった(一時鶏インフルエンザや豚連鎖球菌などは報じられていたが)し、一時帰国の際にも問診票を出せと言われたことはなかったので、突然マラリアの名前を出されて意外だった。何でも、血中に卵がいる虞があるので3年間はご遠慮願うのだとか。
 そういえばPuffyが歌っていた『アジアの純真』(井上陽水作詞)に、「火山 マゼラン シャンハイ マラリア 夜になって 熱が出て」という一節があったので、その影響か?ちなみに私の師匠は「イラン アフガン 聞かせて バラライカ」でテキストの一章を書き始めている。
 この歌のおかげで医者が「上海 マラリア」を口にしやすくなったのだろうか?

 後で調べたところ、厚生労働省検疫所のウェブサイト中国における感染症の情報を記したページがあった。ウェブサイトにある地図で中国沿岸部の広い地域がマラリア感染のリスクがある旨色塗りされており、上海の名前こそないが隣の江蘇省は「まれに見られる」とされている。もっとも、都市部では危険性はない、と書いてあるのだが。
 結局この日は新しい献血カードに過去の記録を写しておしまい。今献血カードは2つ折りの紙ではなくてプラスチックのカードになっていて、暗証番号もあるんですね。

 今日の共同通信配信記事によると、献血者が500万人割れで「このまま減少が続けば危機的状況になる」のだとか。私はあと2年9ヶ月ダメなので、健康な方はぜひ協力を。

献血者、500万人割れ  29年ぶり、若者の減少深刻  

2006年の国内の延べ献血者数が29年ぶりに500万人を割り込み、約498万8000人となったことが2日、厚生労働省と日赤のまとめで分かった。若年層の減少が目立ち、96年には全体の45%(約272万人)を占めていた10-20代の献血者が、06年は31%(約157万人)にまで激減している。
 厚労省は「少子化が一因とみられるが、それだけが理由とは考えにくい」として、来年度の概算要求に若年層の献血推進策を議論する専門家の検討会設置を盛り込むなど、献血離れに歯止めをかける本格的な対策に乗り出した。
 厚労省によると、献血者数は、1985年の約870万人をピークにその後は減少傾向。06年の献血者は05年よりも約33万3000人も減少し、過去10年間で最大の落ち込みとなった。500万人を下回ったのは77年以来。今のところ必要量は確保できているが「このまま減少が続けば危機的状況になる」(厚労省血液対策課)という。

 中国と献血にまつわる話は、またそのうち。

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Comments

かつて、私は献血マニアとも言える感じで、何度も献血をし、400mlの献血が可能になってからは当然の如く、それを申し出ていました。ところが、ドイツに1993~96年まで3年強滞在していたことがあり、その後は、欧州滞在者は、狂牛病のせいで、献血ができないと言われ、したくてもできなくなりました。
今回の貴兄のお話で、上海にいたとあっては、益々、小生は、献血したくてもお断りの事態ということですね。
残念です。そんなに献血者が減少しているとは、驚きました。

Posted by: Guinness | 2007年10月2日星期二 at 下午8:19

Guinnessさん、こんにちは。
私も上海に行く前には頻繁に献血をしており、帰国したら久々に献血をしようと思っていたので残念です。例えば2年後にマラリアを発症する、という事態は考え難いのですが・・・欧州におられた方々には献血制限は厳しいですね。
献血ルームは結構人が多いように見えたので、落ち込みが激しいというのは意外です。献血できる人には引き続き貢献していただきたいものです。

Posted by: はぎお@貴ノ浪世代 | 2007年10月4日星期四 at 上午4:53

こんにちは、「元」献血マニアです。私は海外滞在が理由ではなく、諸般の事情で血が薄くなってしまって献血できなくなり、既に4年ほどたっています。献血カードがプラスチックになっていたとは初耳でした。時代は変わるものですね。
私の個人的観測では、献血したい/してもよいという人(特に女性)は決して少なくないのですが、献血の事前検査でボツになるケースが多いようです。ダイエットや乱れた食生活(人のことは言えないのですが)の影響なんでしょうか。
ほんと、献血できる人には貢献をお願いしたいものですね。ではでは。

Posted by: rongrong | 2007年10月4日星期四 at 下午8:22

rongrongさん、こんにちは。
仰る通り、献血できる人には是非協力をお願いしたいものです。
確かに、私が頻繁に献血をしていた頃にはたまに横で拒否されている女性を見かけました。ダイエット願望のある女性は以前から少なからずいるでしょうから、やはり分母も減っているのかもしれません。リピーターに頑張ってもらう?のも何でしょうから、新規開拓に励んで欲しいものです。
私も乱れた食生活を反省し、3年後に日本にいれば再登板できるように?コンディションを整えたいと思います。では。

Posted by: はぎお@貴ノ浪世代 | 2007年10月4日星期四 at 下午10:57

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