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2008年3月23日星期日

書き忘れたこと

 先程帰ってきました。「選挙以外の話はまた後日」と言いながら、もう1つ今回の総統選挙の話を。
 選挙というのは複数の争点があるものだが、今回の総統選挙において馬英九陣営は「経済の立て直し」を訴え、謝長廷陣営は「台湾アイデンティティ」に訴えていた。馬陣営が唱える「経済の立て直し」のための「中台共同市場」のあり方について謝陣営の反論、更にそれに対する馬陣営の反論があったが、概ね馬陣営は経済を集票のアピールに使い、謝陣営は台湾アイデンティティを集票のアピールに使ったと言えよう。
 こうなると、「謝陣営のベースとなっている台湾アイデンティティには同意するし、馬陣営の経済立て直しも支持する」と考える人はどちらかを選ばなければならない。今回は後者を選んだ人達が多かったということだろう。もっとも馬陣営は台湾のあり方については「現状維持」のスタンスであり、台湾の独自性を維持できる考え方を示したことも票の呼び込みの要因になっているだろう。
 当選者が1人・1組の選挙の結果はゼロサムモデルだが、投票した人の考えがゼロサムモデルなわけではない。当選者はこのあたりを意識しながら施政に臨む必要があるだろう。

 ウェブサイトのニュースを見ると、数文字で見出しをつけなければならないのか気になった部分があったので。

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