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四月 2008

2008年4月29日星期二

大きな玉ねぎの下で

Img_4560 初夏の陽気を思わせる祝日の午後、日本武道館へ行ってきた。
Img_4549 Img_4551Img_4552Img_4553  今回は飯田橋駅から目白通りを南に下って九段下にある日本武道館を目指したのだが、目白通りの歩道にはかつて何があったかを示す石碑が建っていた。歩いていて見つけた順番に左から東京農業大学開校の地、徽章業発祥の地、北辰社牧場跡、東京女子医科大学発祥の地。明治時代この地に牧場があったとは驚きである。

Img_4555  靖国通りとの交差点には、第2次大戦中・戦後から昭和30年頃までの暮らしぶりを伝える昭和館が建っている。今日は「昭和の日」だったからか、入場料が無料になっていた。館内には寄贈を受けた、当時の様子を伝える家具や身の回りの品、ポスターや手紙が展示されている。

Img_4556  昭和館の下に、「蕃書調所跡」の碑を見つけることができた。江戸時代末期の1854年に海外事情を調査するために設立された蕃書調所、某「町内会」関係者にとってはかつての学舎のルーツともいえる。

 この日、日本武道館では柔道の全日本選手権が行われていた。日本武道館に近づくといかにもという感じの体格をした、学生服やブレザー姿の学生と思しき人達がたくさん歩いていたし、観戦に向かう学生以外の人達の中にも腕が太い人や体格のいい人が目に付いた(勿論皆がそうだというわけではないが)。

Img_4557  爆風スランプの1989年のヒット曲に『大きな玉ねぎの下で』(作詞:サンプラザ中野)という歌がある。この「大きな玉ねぎ」、武道館の建物の全景を「玉ねぎ」に例えたのかとずっと思っていたが、「玉ねぎ」は武道館の屋根に乗っている飾り、擬宝珠(きぼし)を意味するらしいですね。
 この歌はペンフレンドと「大きな玉ねぎの下で」会おうと彼女を武道館でのコンサートに誘ったけれども結局会うことができなかった男性の気持ちを歌った歌である。もっとも、私には武道館にはそんな思い出はなく、柔道の試合(しかも全日本選手権のような大きな試合ではなく、いろいろな大会の東京都予選)の思い出ばかりである・・・何しろ、ここは「武道館」である。

 その「大きな玉ねぎの下で」柔道日本一を決める戦いが行われ、100キロ超級の五輪代表が決まった。当たり前だが、重量級でも皆技や動きが素早いですね。決勝戦で残り2秒で寝技を返した鈴木選手、負けはしたが決して諦めない精神を感じた。

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2008年4月28日星期一

『ソトコト』5月号

 駅の売店で見かけた『ソトコト』(音が出るので注意)の表紙に「北京 上海 天津 雲南 エコツーリズム」という文字が目に付いたので、普段この雑誌は買わないのだがどんなものだろうと思って買ってみた。
 北京でおしゃれな建築やアートに取り組む人達を取り上げたり、大理を中心に雲南省でやはりアートや建築、そして自然に溶け込みながら暮らす人達を取り上げつつ、環境対策としてレジ袋有料化や日系家電メーカーによる環境への負荷を減らした家電製品のショールームについても触れていた。中国各地の「綺麗でおしゃれな」面を取り上げている傾向があり、ちょっと綺麗に書きすぎじゃないのかと思うところもあったが、こういうところもある、ということで読めば楽しかろう。
 記事の中に、私もかつて訪れてブログに書いたこともある崇明島を取り上げた記事があった。確かに上海から少し離れただけでこれだけ違うのかという緑豊かな島であったし『ソトコト』でも「最新エコスポット」として紹介しているのだが、この島で取れる蟹田米もこうやって雑誌に取り上げられると高級感のある商品に見えてしまう(事実上海でも値段は高かったのだが)。
 やはり表紙に書いてあった「テレビが流さない、ホントの中国」というコピー、確かにテレビで普段見ることのできないこんなところもあるよという一方、繰り返しになるがこの記事にあるような「綺麗でおしゃれな」場所ばかりではないんじゃないの、とも言えようか。
 美しい写真が多く、眺めて楽しい記事である。他方、もっと各箇所を深く掘り下げて書いて欲しかったという感がある。

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2008年4月26日星期六

聖火その後

 前回五輪の聖火のことを書いたが、記事を書いて寝て起きた朝、ヘリコプターが住んでいるマンションの頭上を通っていった。勤め先に向かうために部屋を出るときに、管理人さんが「今聖火を載せたヘリコプターが飛んでいきましたよ」と仰った。nikkansports.com記事によると聖火はバスで長野に向かったとのことなので、管理人さんが仰ったのは警備の為のヘリコプターのことだったのかもしれない。

聖火がバスで長野市内ホテルに到着

 北京五輪の聖火が25日朝、中国国際航空のチャーター機でオーストラリアから羽田空港に到着し、同日昼前、バスで長野市に入った。26日に18・7キロのルートを80人の手でリレーされる。5大陸を巡るリレーでは16カ国目。警視庁は空港周辺の警備に約200人を動員し、国際線ターミナルは物々しい雰囲気に包まれた。

 駐機場に入ったチャーター機にタラップが付き、北京五輪組織委員会の李炳華副会長が聖火がともる銀色のカンテラを手に現れ、地上で崔天凱駐日中国大使や猪谷千春国際オリンピック委員会副会長らが出迎えた。

 聖火はその後、入国手続きを終えた約130人の随行員らとバスに分乗し、高速道路を使って長野市のホテルに着いた。
(以下略)

 そして日付変わる前の26日に長野で聖火リレーがあったとのことで、ニュースでは星野監督や北島康介選手や卓球愛ちゃんが聖火リレーをした旨を報道していた。が、愛ちゃんこと福原愛選手がランナーを務めるときに男が乱入して取り押さえられたとのことである。夜のTBSのニュースではこれも含めて6人が逮捕されたとか。
 ここまで揉める聖火リレーというのもなぁ・・・市民から乖離する五輪にしてしまうのも残念なところである。
 相手を非道だと非難するのであれば自らが非道で応じてはいけないと思うし、説得力に欠けるのではないだろうか。あるいは、非道に頼るしかしかたがなかったのだ、と他の人達に納得させるだけのことを主張しなければならなかろう。
 五輪が国威発揚など政治的色彩を帯びている側面は否めない。が、繰り返しになるがそういうものは極力薄めて、世界中から来た選手がしのぎを削るスポーツ大会としての五輪を楽しみにしたい。

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2008年4月24日星期四

3年前は日本、そして今フランス

 3年前の今頃は日本がターゲットになっていたのですが、今年は法国がターゲットですか。
 最近帰りが遅いことが多くインターネットに接続する時間がなかったのでまた話題に乗り遅れた感があるが、幕張にもある法国系のスーパーマーケットが中国でデモのターゲットになっていると報道されている。NIKKEI NETによる記事

仏カルフールへのデモ、中国10都市に拡大

 【北京=尾崎実】中国各地で起きたフランスへの抗議行動で、国営の新華社は20日、仏小売り大手カルフールに対するデモが、新たに陝西省西安市と黒竜江省ハルビン市、山東省済南市で起きたと報じた。同様のデモは内陸部の重慶市でも発生。北京五輪聖火リレーへの妨害などに反発した抗議は中国の計10都市にまで広がった。

 新華社によると西安、ハルビン、済南の各都市で同日朝、カルフールの店舗前に多数の人々が集まり、「チベット独立反対」などとシュプレヒコールを繰り返した。西安では横断幕や拡声機を持った学生や市民ら約1000人が参加。米CNNテレビのコメンテーターによる対中批判発言に対して「CNNを非難する」などと抗議したという。
 日本の商社によると重慶のカルフールでは、若者ら数百人が「北京五輪を支持する」などと書かれたプラカードを持って抗議。店舗前で通行人らに「地場のスーパーに行こう」と呼びかけた。
 中国では19日までに、カルフールを標的にしたデモが北京のほか、雲南省昆明市や海南省海口市など計6都市で相次いでいた。20日付の中国共産党機関紙、人民日報は1面で「愛国主義は理性的に表現すべき」と論評。同趣旨の論文掲載は2日連続で、繰り返し過激な行動を戒めた。(19:39)

 企業名や国名が記事の中に書かれていては伏せ字にならないですね。
 北京五輪の聖火リレーがフランスで妨害されたので、中国ではその仕返しとばかりにフランス系スーパーマーケットのカルフールがデモの対象になっているのだとか。
 五輪開催が国威発揚や愛国心喚起に結び付くだろうし結びつける開催国と、やはり五輪に政治的なものを結びつける人達との衝突か。こうしたことは五輪を介在させずにして欲しいものである。特に開催国、アウェーでやられたから自国で仕返しとは感心しない。しかも国名でひとくくりにするという単純な発想で。
 それにしても今回の五輪、世界各国を「聖火が無事通過した」ことが話題になるというのもいかがなものか。どうせなら開催国の特権で聖火を独占し、国内のみで聖火リレーをしてもよさそうなものであるが。更に、自国の尊厳を維持するために他国に対して聖火警備のための人員派遣を求めるとは、かつて自国が19世紀に各国にされた治外法権の仕返し、と穿った見方もしてしまう。
 そうは言ってもいろいろなスポーツで五輪を目指す人達が今しのぎを削っているわけだし、本大会では金メダルの名誉をかけて戦うわけである。もっと言うと、クーベルタン男爵の精神で世界各地から選手が集まるわけである。もっとも最近では予選で絞られることもあり、「参加することに意義がある」の意味は変わりつつあるが。
 アウェーで戦う日本選手や各国の選手の活躍を期待したいし、それを迎え撃つ開催国選手の力量やいかに。世界的スポーツ大会での各選手の活躍を願いたいものである。

 冒頭で触れた家乐福=カルフール(家を楽しくし福をもたらす、とは考えた当て字ですね)、上海では日本人が多く住む古北地区にも店がある。このあたりは3年前にやはりこのあたりに多い日本飯屋がデモのターゲットになったのだが、今回は無事なのだろうか。

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2008年4月18日星期五

中国語の電子辞書

 私が学生だった頃(H送大学の、ではなくて)、1990年代初めは電子辞書というものは一般的ではなく、ましてや中国語の電子辞書などというものはなかったのではなかろうか。授業には普通の辞書を持って臨んだものだが、学習者が少ない言語の辞書は値段も高く大事に使われたものである。時には残念ながら盗難ということもあり怒っていた学生もいたと記憶している。
 中国語においては愛知大学が編纂している『中日大辞典』が語彙や用法などから最も充実したものだとされ、皆買っていたものである。今であれば、「中日大辞典』よりは小さい小学館の『中日辞典』がポピュラーだろうし、やはり小学館の『日中辞典』とともに多くの電子辞書に入っているのはこれである。しかしながら小学館から『中日辞典』が出たのは私が学生になってからであり、当初は『現代中国語辞典』が普段の持ち歩きには勧められていたし私も学生時代はそれを使っていた。
 さて電子辞書に話を戻すと、私が最初に買った電子辞書はソニーの電子ブックプレーヤー『DD-CH10』であった。おそらく2000年頃に買ったのだと思うが、当時はすでに電子辞書もそれなりに小さいものが出回っていたのだが中日辞典・日中辞典が入っているのはあまりなく、当時としてもかなり大きいものを買ったのである。その後カシオのエクスワードに乗り換え、今に至っている。
 今使っている電子辞書であるが、やはり『中日辞典』と『日中辞典』が入っている。最近の電子辞書は進んでいてテレビ(ワンセグ)を見ることができたりペン入力やタッチパッドでの操作ができたりするのであるが、私が持っているものは辞書機能だけのものである。
 最近では量販店の電子辞書売り場を見てみると『中日大辞典』が入った電子辞書を見かける。いろいろな機能がついているといってもやはり「辞書」なのであるから、中国語を使う機会がある者としては『中日大辞典』が入った辞書を買っておけば買い換えることもなく長い間使えるのではないかと思う。
 他方、今使っている辞書には『中日辞典』が入っている。今後の私の人生において、電子辞書を使う際に『中日辞典』ではなく『中日大辞典』ではないといけない、という場面がどのくらいあるのだろうか。そう考えると、決して安い買い物ではない電子辞書の買い換えをするほどのこともないか、と感じてしまうのである。おそらく『中日大辞典』が必要なのはよほど専門的、かつ現代的な話題ではなくそれこそ研究などで本を読むときであり、そういうときには傍らに電子辞書ではなく製本された『中日大辞典』を置いて読むことだろう。そう考えると、今使っている電子辞書でいいか、という気になる。もっとも、今使っている電子辞書に『中日大辞典』を追加することができるということであれば考えるかもしれない。

 これだけ商品開発のスピードが早いと新しいものに目が行ってしまいがちであるし飛びつきたくもなるが、電子辞書に限らず折角手に入れたものは大事に使いたい、と思う、と同時に、自分が本当に欲しいものはなにか、モノを買うときに何を優先させるか(電子辞書であれば小ささ・軽さを優先するか、入っている辞書の数を優先するかあるいは質を優先するか、デザイン重視でいくか…)をしっかりと考え、賢い消費者になって無駄使いはしないようにしたいものである。
 そうは言っても、「これは!」と思ったときはついつい好みに応じて衝動買いしてしまうのかもしれないが…

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2008年4月13日星期日

知的好奇心

Img_4517 先日柄にもなく?恵比寿ガーデンプレイスに行ったのは、恩師お二人の定年をお祝いする会に参加するためである。「定年のお祝い」というのは先生のみならず一般的にこの表現はどうかと思うが、定年がめでたいというよりは多くの学生にご指導を戴き、社会に働きかけ続けて定年を迎えられたことに対する感謝の宴ということになる。お二人とも長らく中国や台湾など東アジア方面を研究され、その方面への造詣は深い。
(ちなみに、「恩師」は「某町内会」関係ではありません-って、わかる人にしかわからないか)
 お二人とも「知的好奇心を維持すること」を今後の課題としておられた。私は学究を生業としているわけではないが、こと仕事に関して言えば大したことをしていなくても表計算やワープロを弄していたり仕事のためのソフトウェアを弄っていたり、あるいは人と話をしたりして時間を過ごすことで仕事をした気になりがちである。あるいはそうしたことで時間をとられることを「忙しい」と表現したりもする。しかし、そういうことで己は知識を身に着けているだろうか、世の中が見えているだろうか、自分の知的好奇心は満足しているだろうか。
 そうは言っても「表計算やワープロを弄ぶ」ことで組織は動きひいては組織が社会に働きかける訳であるし、「人と話をして時間を過ごす」ことが組織のためになるのだしそうすることで自身も社会とのつながりを維持できるのだが、日々「どう手を動かすか」というのとは別に「知的好奇心」のアンテナは常に張っていたいものだ。

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2008年4月9日星期三

2階建てバス・東京&上海

Img_4516 ある日の夕方、都内某所で見かけた2階建てバス。横に「Yokoso!Japan」のロゴが入っているから観光用なのだろう。2階には屋根がないオープンスタイルで、夏や冬はちょっと厳しいかもしれないが眺めは良さそうである。このあたりは観光地ではないので、おそらく仕事を終えたバスが車庫に帰っていくところであろう。
 調べてみると、スカイバスという名前で皇居周辺を走っているようだ。

Imgp0669  上海の街でも、去年からだろうかやはり赤い色の2階建てバスをよく見かけた。写真は黄浦江を結ぶ渡し舟の浦東側の船着場、東昌路にて。バスの正面と横には「陆家嘴旅游环线」と書かれており、東方明珠などの観光ポイントに停まっていくのだろうか。
 この2階建てバスであるが、淮海路を走る911路バスでも見かけた。上海のメインストリートを2階建てバスで走るということになるが、通勤時間帯にはあまり見かけなかった気がする。土日や昼間に走らせているのだろう。
 上海でこのバスに乗る機会はなかったが、普段見慣れている、あるいは見たことがある景色でも歩いているときと2階建てバスから見るのとでは違う眺めになるだろう。上海ではスカッと晴れた日に巡り合うことが少なかったが、好天だと気分がいいでしょうね。

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2008年4月3日星期四

もう上海万博@大江戸線

080330_112255 都営大江戸線を待っていたら、上海で見慣れた上海万博のマークをつけた列車がホームに入ってきた。上海万博のADトレインである。
 まだ上海万博までは2年あるというのに、東京でこのような地下鉄を走らせるとは気の早いことである。

080330_112048  車内には上海各地や名産品の写真、そして上海万博の宣伝が貼ってある。



080330_110821  車輌だけではない。東京の私鉄・地下鉄の切符と「上海リニアモーターカーの乗車券」がセットになった「Expo・上海ウィーク開催記念きっぷ」というのも発売されている。「リニア乗車券はチャージすることで繰り返し使用可能」とのことだから、特別デザインの交通カード(交通卡)なのだろうか。
 もっとも、日本側の切符と上海との関連性はなさそう。「浅草から360円」の切符では成田空港にも羽田空港にもたどり着けない。

Img_4191  上記した「Expo・上海ウィーク」、都営地下鉄や私鉄でスタンプラリーをやったり上海に関するセミナーをやったりするようである。
 このポスターでは上海を「東洋と西洋が融合するエキゾチック都市」と紹介している。確かに外灘や旧租界などを見ると中国の他都市とは違う趣を感じるし私もそれを見てきたが、それは上海の一部にしか過ぎないような気がする。このキャッチフレーズが似合うのは、マカオとかイスタンブールとか、ではないかと思う。
 生活者として上海にいるのと、旅行者として上海を訪れるのとでは感覚が異なるのかもしれないし、注目するところが違うのかもしれない。

 都営地下鉄、言わずもがなであるが「都営」である。「あの」都知事の下で、姉妹都市でもない上海で開かれる万博の宣伝列車が早くも走るとは意外である。

080330_111006  列車に貼ってあった、上海万博のマスコット「海宝」。ふりがなが「かいぼう」ではちょっと雰囲気が出ない。

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2008年4月2日星期三

2008年春・台湾(8)-星巴克-

 台湾でもスターバックスコーヒーの店をあちこちで見ることができる。音訳で「星巴克」という。

Img_4438  台湾の星巴克も日本のそれ同様にタンブラーを売っているのだが、台北・台南・高雄など各都市を表したデザインの「ご当地タンブラー」が売られている。今回高雄へは立ち寄らなかったのだが高鐵の台中駅にある星巴克で高雄デザインのものを見つけたので購入。1個NT$350。港町・高雄を彷彿とさせる爽やかなデザインである。
 このタンブラーを持って台北の星巴克へ行き、アイスコーヒーを入れてもらったところ通常NT$80のアイスコーヒーをNT$20引きでNT$60にしてもらった。日本だと確か20円引きだったと思うので、値引きの額といい割合といい日本よりもお得感が高い。
 かさばるのが難点だが、こうした縦長のタンブラーだけでなくマグカップにも台湾独自のデザインでいいものがあれば、いい台湾土産になると思う。

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2008年4月1日星期二

2008年春・台湾(7)-防空の備え-

Img_4442  「その他もろもろ」で一区切りにしようかと思ったが、もう少し台湾の話を。

 写真は台北市内で見つけた、「空襲のときの心構え」を書いたポスター。左側のポスターには「防空四要」という文字が古めかしいデザインでかかれていて、その下には「火の元・水道栓・窓・電気は全て閉じて避難すること」「走っている車は路肩に止まること」「学校は授業をやめ、工場は作業をやめて迅速に避難すること」「地下室は公的・私的空間共に開放して避難に供すること」と書かれている。
 ポスターの上に、セコムのマークがついているのは空襲とは関係ない。空襲への備えのポスターの上に日系警備会社のマーク、というコントラストが。

 年に1回だったと思うが、台湾では全台湾規模で空襲に備えた訓練をしていたし、今もやっているのだと思う。ある1日、30分くらい上記「防空四要」を行うもので、車は路肩に停止、歩行者は最寄りの建物に避難ということで、この約30分は街から人がいなくなる。私も台湾滞在中にこの防空訓練の日に遭遇したことがあり、照明や空調を切られた国家図書館の中で30分くらい遣り過ごしたことがある。年間で数日しか台湾にはいないのに、訓練に遭遇してしまった。

 民主主義の象徴であり、ある意味平和の証ともいえる選挙が行われている台湾で、有事=空襲への備えを見た。台湾がちらりと見せるもう1つの顔、であろうか、あるいは台湾現代史の象徴か。

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