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2008年5月25日星期日

東京港の船たち

Imgp1348  先週の横浜港に引き続き、今週は東京港で船を見てきた。「東京みなと祭」というイベントの中で普段あまり見ることのない船の中を一般公開していた。
Imgp1249  東京みなと祭の会場である晴海埠頭公園には水上バスで向かったのだが、日の出桟橋から対岸を見ると対岸に航海訓練所の練習船である銀河丸が停泊していた。この銀河丸、高松で見た青雲丸と略同様の訓練が可能であり、大学の商船系学科や高専・海技大学校などで学ぶ訓練生がディーゼル機関の訓練と航海の訓練に励んでいる。
Imgp1259  水上バスに乗り、出発を待っている間に船尾から東京みなと祭の会場を見る。一般公開されているであろう東京海洋大学の練習船「海鷹丸」が泊まっている。こちらも泊まっている水上バスから見ているのだが結構揺れており、足許が定まらない。

Imgp1279  会場に着いて最初に見たのが海上保安庁の測量船「海洋」。この船に積んだ設備で海図(海の地図)のもとになるデータを取ったり、海底の地形・地質を調べたり沈んでいる船を見つけたりするのだとか。航行できる範囲が世界中ではなく近海区域(東アジアや東南アジア域内…正確には「東経175°・東経94°・北緯63°・南緯11°の線で囲まれた水域」)に限定されているせいか、コンパクトな作りである。
Imgp1349Imgp1357  先程対岸からも見た、東京海洋大学の練習船「海鷹丸」。


Imgp1288  海鷹丸の所有者である東京海洋大学、商船系・工学系の大学である東京商船大学と水産系の大学である東京水産大学が合併してできた大学である。東京商船大学をルーツとする商船系学科で学ぶ学生はこの船ではなく近海では別の船で、遠洋や日本各地での訓練は銀河丸のような航海訓練所の船で訓練をするのだが、東京水産大学をルーツとする水産系学科で学ぶ学生が遠洋航海に臨むときにはこの船に乗り、漁業や水産学などに関して学ぶ。(正確なことは東京海洋大学海洋科学部やその水産専攻科、商船系学科については海洋工学部やその乗船実習科のウェブサイトをご覧ください)
 ということでこの海鷹丸は漁業や水産学に関して学ぶ船であり「漁船」の仲間とも言え、船内にはこの船のために贈られたであろう大漁旗が飾ってあった。

Imgp1297  こちらは東京都が保有する、港の底などに溜まった土砂を吸い上げる浚渫船「雲取」。他の船はエンジンルームを見るとプラントであることを思い起こさせるが、こちらは見るからに「プラント」という感じである。

Imgp1302  東京みなと祭に際して、日本丸も会場である晴海埠頭に停泊していた。名前はよく知られているこの日本丸も航海訓練所の練習船であり、乗っている人の多くは学生である。
 写真の日本丸は二代目であり、初代は引退後横浜に停泊して観光客を受け入れている。




Imgp1340  さらに、この日は日本丸によるセイルドリル、帆を広げる様子も披露された。帆を拡げるためにはマストに登らなければならないが、相当な高さである。
 セイルドリルを披露してくれた日本丸の訓練生や乗組員の方々、そして海鷹丸や海洋や雲取の一般公開に関わられた訓練生や乗組員の方々に感謝である。


Imgp1331  セイルドリルに際しては、目的はよくわからないがタグボートが横に控えていた。その後ろを観光船が通り過ぎていった。
 この日は午前中は雨が降っていたが、午後はどうにか天気も持ち直した。来場者にとっても東京みなと祭や船の一般公開に関わった方々にとっても、やはり天気が良いほうがいいだろう。

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