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2008年5月20日星期二

馬英九総統就任

 先の台湾総統選挙で当選した馬英九氏の就任式典が今日開かれ、今日から正式に総統となった。CNN.co..jpによる記事

国民党の馬氏、台湾総統に就任

台北──今年3月の台湾総統選挙で当選した国民党の馬英九氏(57)が20日、台北市内の総統府で宣誓就任した。副総統には元行政院長(首相)の蕭万長氏(69)が就任した。
台湾独立志向が強かった陳水扁前総統の民進党から政権を奪取した馬氏は、再選され2期目を務めた場合を想定し、2016年までは中国との統一交渉を行わないと明言。AP通信に対しては、「生きている間に」交渉する可能性は極めて低いと述べた。
馬氏は中国本土との経済協力関係強化に重点を置き、実力はあるものの行き詰っている台湾のハイテク産業と、高度成長を続ける中国経済を緊密に連携させていく方針。馬氏はまた、中国政府との和平協定締結に努める意向だが、詳細は明らかにしていない。

 総統選挙の時にも書いたが、総統の出身政党と議会の多数政党が同じになり、これから台湾はある方向に「動き出す」のではないかと思う。前政権時は少数与党で政権の意向をを実現することができず、また台湾ナショナリズムor台湾アイデンティティを過度に経済に持ち込み過ぎたこともあり「動き出す」ということは少なかったような感がある。
 勿論、この体制が市民の利益より国民党の党利実現を優先させるようなことが頻発した暁には、次の総統選挙なり立法院議員選挙なりで相当の審判が下されることになろう。また、中台融和とは言いつつも相手に過度に譲歩することがあっても台湾の人達の反感を買うこと必定である。台湾の人達の幸福と台湾の発展をまず考えた政権運営が望まれる。

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