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2008年5月29日星期四

セブンイレブンはなかった

 セブンイレブンが近々上海にお目見えするかも。NIKKEI NETによる記事

(5/29)セブンイレブン、中国で本格展開

 セブン―イレブン・ジャパンは中国でのコンビニエンスストアの出店を本格化する。台湾食品・流通大手の統一企業グループと、同グループが上海市内で「セブンイレブン」をフランチャイズチェーン(FC)展開する契約を結ぶことで合意。これまで日本の本社が直営店を展開してきた北京では、今秋をメドにFC方式の出店を始める。国内市場が飽和に近づく中、高い成長が期待できる中国市場を開拓する。
 中国での本格出店に向け、「セブンイレブン」の商標などを管理する100%子会社、セブン―イレブン中国有限公司(セブン中国、北京市)を設立した。セブン中国は、台湾で「セブンイレブン」約4700店を運営する統一企業グループ傘下の「統一超商」に対し、上海市内で店舗を展開できるフランチャイズ権を与える。統一超商はまず年内をメドに直営店を出し、運営が軌道に乗り次第、FC店の出店を始めるとみられる。

 持株会社であるセブン&アイ・ホールディングスプレスリリース(PDF)によると、台湾系の統一超商なる企業(台湾の統一グループの傘下のようですね)に上海におけるセブンイレブンの商標使用権を認めるということなので、当面は統一超商が上海でセブンイレブンのブランドでコンビニエンスストアを展開すべく準備するのだろう。
 私が上海にいた頃は日系ではローソン(罗森)の店舗があちこちにあり、後にファミリーマート(全家)がぼちぼちとできだした、という感じであったが、セブンイレブンはなかった。北京では別の合弁法人で店舗展開しており、新たなパートナーを探して上海でもセブンイレブンを、ということだろう。

Img_2924  もっとも、日系のコンビニエンスストアがあちこちで見られる台北と違い、上海では日系の店は少数で、地場のコンビニエンスストアが多数を占めていた。「可的」「好得」「良友」「快客」・・・思い出せるのはこんなところか。あと台湾系だったと思うが、「喜士多(C-STORE)」というのもあった。
 地場のコンビニエンスストアの多くは狭い店舗で、昔の雑貨屋の延長という感じであった。品揃えもそれなりであったし、パンは油っこいものや甘いものが多かったりと日本のパンを食べている人には違和感があろう感じのものだった。所謂「コンビニ弁当」、現地では「盒饭」だったか、も油っこい弁当が多く、ローカル飯が食べられない人は駄目だろうというものだった。
 日系の罗森や全家になると店構えは日本のそれにやや近くなり、そのチェーン独自の菓子類が置いてあったりと店舗イメージを確立しようとしていたのが窺えた。弁当については地場のコンビニエンスストアに置いてあるそれと大差ないときもあれば、キャンペーンなどで店独自のものを出していたりというときもあったと思う。ただ、おにぎりは米の種類のせいもあろうが日本のそれには及ばない感じであった。
 上海のコンビニエンスストアの中では、個人的にはC-STOREが好みに合っていた。もっともわざわざ遠くのC-STOREまで買い物に行く、というものでもないので、飲み物などは部屋や出先の近くの地場の店で買っていたし、夜食事を作るのが面倒だったときはやはり部屋の近くの地場の店で弁当を買うこともあった。
 地場・外資系問わず煮卵を炊飯器?で茹でて売っていたり、白酒を置いていたり(「しろざけ」ではなく「bai2jiu3」です)するのも上海らしいというか中国らしいところだろう。
 もっとも、上海では地場・外資含めてコンビニエンスストアが乱立していたが、上海でも市街地を離れるとそれほどでもなかろうし(崇明島ではあまり見なかった)、他の街に行くと上海には遠く及ばない状況だろう。
 上海を離れてもうすぐ1年になるが、少しは違ってきているのだろうか。そして、セブンイレブンは上海のコンビニエンスストア戦線に割って入ることができるのだろうか。

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