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2008年5月16日星期五

台湾・遠東航空が営業停止

 フジサンケイビジネスアイ記事から。

台湾の遠東航空が資金難で営業停止

 経営危機に陥っていた台湾の遠東航空は13日、資金調達が困難になったとして、営業を停止した。同社は中台直行便に先行投資していたが、実現の遅れからなど財務危機に陥り、今年2月に会社更生の手続きに入っていた。約半世紀の歴史を持つ同社は、ローカル線を中心に近・中距離の国際線も運航していた。台湾の航空当局は、中華航空などの航空5社に経営引き継ぎを打診したが、交渉は不調に終わった。13日は帰台便6便とローカル便3便を暫定運航したが、今後は段階的に停止し、同社発行の航空券も無効となる。(台北 長谷川周人)

 まもなく馬英九政権になり、中台直航便の話も具現化するであろう時期にその中台直航便を目指していた航空会社が営業停止に追い込まれるとは、何とも厳しい話である。遠東航空自身は政府など関係各方面に援助を求め、運航継続を模索しているようである。
 私は台湾に度々足を運んでいるが、国内線の飛行機には2回しか乗ったことがない。その2回は金門島を訪れたときに高雄->金門そして金門->台北と飛行機に乗ったときであり、台湾本島から遠く離れアモイの沖合数キロメートルのところにある島を旅するためである。台北と高雄の間の行き来でもバスや鉄道を使い、飛行機のお世話にはならなかった。
 記事にもあるが所謂台湾新幹線=台灣高速鐵路ができたこともあり、台湾の国内線は運営が厳しくなるのではなかろうか。日本だと東京-大阪間にも飛行機のニーズはあるが(これも新幹線との運賃競争があるのだが)、空港から先の足を考えると台北-高雄は台湾新幹線のバックアップになってしまうのではなかろうか。
 中華航空(チャイナエアライン)や長榮航空(エバー航空)の2社はドル箱の日台線を飛ばすなどしてやっていけるのだろうしその傘下にある会社は親会社との棲み分けで何とかやっていけるのかもしれないが、中華や長榮にしても航空燃料油価格も高騰している折に客への転嫁で持ちこたえられるのかわからないし、台湾の航空会社にとっては厳しい時代になったといえよう。

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