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七月 2008

2008年7月21日星期一

卓球愛ちゃん@とっさの中国語

 先日夜遅く帰ってテレビをつけたところ、『とっさの中国語』という番組を放送していた。この番組、もともとは1回5分のミニ語学番組でありそれをまとめて放送していたのであるが、この番組の冒頭と発音練習に卓球愛ちゃんこと福原愛選手が出ていた。以前愛ちゃんが試合後のインタビューに応じていたり中国のテレビ番組のインタビューで意地悪な質問をされていたと拙ブログでも書いたことがあったが、それだけに発音練習の生徒役もお手のもの、というところであろう。中国語講座に出演したら面白いのではと以前やりとりしたこともあったし実際にゲスト出演したこともあったようだが、ミニ版とはいえ語学番組のレギュラーで出演である。
 この番組には以前『中国語会話』で出ていた谷原章介が旅人役で出演し「とっさの中国語」を披露するのだが、こちらもやはり以前の学習効果躍如といったところであろう。

 福原選手、いよいよ北京五輪への出場が迫ってきた。「メダルを取るには要努力」といったところだと思うので、ベストパフォーマンスで少しでも上位に食い込んでもらいたいものである。

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2008年7月17日星期四

那覇~台湾間フェリー休止

IMG_0806 以前拙ブログでも紹介し、実際に乗ったこともある那覇と台湾を結ぶフェリーが運航休止になり、運航会社は破産手続きに入るとのこと。琉球新報による記事。(写真手前がそのうち1隻である「飛龍」)



有村産業 更生計画の廃止が決定
2008年6月24日

 那覇地裁は23日までに更生会社・有村産業(那覇市、飛鷹昌仁社長)の更生計画の廃止を決定した。同日、有村産業に更生計画の廃止の通知書が届いた。更生計画の廃止が決まったことで、同社は7月中旬の破産宣告までに従業員計約120人に解雇通知を出す方針。7月中旬ごろまで破産管財人が選任され、貨客船3隻を含む同社の財産処分が開始する。
 飛鷹社長は同日午後、貨客船の乗組員らに更生計画の廃止を報告。乗組員からは雇用に関する質問が相次いだ。複数の子会社は、有村産業から株を取得する形で本体との関係を解消しており、雇用継続できる人数を慎重に検討している。飛鷹社長は「船と船員は一体。事業継続のため設立した琉球フェリーを受け皿にするため、船を安く購入する必要がある」としている。
 破産宣告と破産管財人の選定は7月中旬ごろになる見通し。有村産業が想定していた船の売却額は貨客船2隻で計40億円。一方、船の債権の8割を所有する大口債権者の鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)の想定額は約70億円とみられており、有村側の希望額で売船されるかは不透明だ。
 原油高など経営を圧迫する環境の中、琉球フェリーに確実な収益を見込んで出資するスポンサー候補は現段階ではなく、航路存続は厳しい状況だ。
 全日本海員組合沖縄支部の川満英次支部長は「(有村産業から)解雇に関する正式な文書での通告が来ていない。通告があり次第、組合員が不安にならないよう、会社側と論議したい」と話した。

 原油高があちこちで報じられる中で、船を動かすのに必要な燃料油の値段も高騰し、立ち行かなくなった末のことである。有村産業は一度会社更生法の適用を受けておりたいていの取引について現金払いが求められ、燃料油価格の高騰で支払いが困難になっての航路運休・破産手続き開始のようである。
 沖縄からでも台湾に行くには飛行機という方法もある。また、この船は名古屋~大阪~那覇と国内便として運航し、さらに宮古~石垣と国内の客を乗せた後で基隆か高雄に向かうのだが、国内便は飛行機との競合もあるし他船社との競争にもなる。
 また、私が乗ったときにも石垣から先、基隆までは客が少なかった。石垣までがメインとはいえ、台湾に足を延ばすには貨物輸送で稼がねばというところだったのだろう。
 その貨物の方面でもマーケット的にちょっと厳しいのではないだろうか。本州から那覇はさておき、大阪・名古屋から台湾にはコンテナ船航路など他の貨物船があるだろうし、沖縄~台湾というのはマーケットが小さいのではないだろうか。そんな中で何とか台湾まで足を延ばしてやってきたところに原油高でどうにもならなくなった、というところであろう。減速して燃料を節約する(燃料消費は運航速度の3乗に比例する、とされる)のも定時運航を求められる中では限界があるし、落とせる速度にも限界がある。
 私が乗ったときは、船での外国への移動こそ物珍しかったものの、やはり会社更生法適用の影響からか船内サービスが簡素化されていて、食事は美味しかったがそれ以外のサービスは今ひとつの感があり、移動手段としてはともかく「旅の高揚感」を感じることは少なかったと思う。勿論所謂クルーズ船とは性質が異なるのだがあまり寂しいのもどうか、と思った。
 そうは言いながらまた台湾へ船で行ってみようかとは思っていたのだがこの運航休止と破産手続き開始、残念である。

 他方、八重山毎日新聞のウェブサイトで報じている同社破産の記事には、こんな記載がある。

 松嶋英機弁護士は「更生手続きが廃止になる方向で進んでおり、ゆくゆくは破産手続きに移行する可能性が高いが、破産手続きと事業再生は相反するわけではない。破産手続きと事業再生は矛盾せず、それを実現する方向で関係者の動きも一致している」と話し、破産手続きを進める中で同社が提案している「有村産業の航路存続プラン」の実現を訴えた。
 同プランは既存の有村産業株主に加え、新たに県や先島市町村の出資をもとに新会社を設立、事業譲渡を行い航路・雇用の継続を図るもの。将来的には飛龍、飛龍21を活用し、本土―那覇―先島―台湾間の航路に加え那覇―上海間の航路を加える構想。同プラン実現に向けて県や石垣・宮古島市など関係市町村をはじめ、琉球海運など県内海運業者の動きが注視される。

 那覇~上海、これも上海~本州諸港と比べるとマーケットが小さそうだが、それなりの需要があると考えられる地域を絡めての運航というアイデアは悪くないと思う。もっとも、上海といっても大上海圏の人口と台湾のそれとの差がどれだけ貨物に結びつくかは未知数であるし中国から台湾への旅客輸送は限界があろうから、あとは貨物がどれだけ動くか、燃料油の上昇と上海に行くまでの追加燃料消費をカバーできるだけの貨物を確保できるかであろう。
 更に狙うは「台湾~上海」の旅客なり貨物なりなのであろうが、追々直航が認められるであろうからそれで競争するのも難しかろう。

 書いていて台湾へのフェリー運航の難しさを感じた。また、記事中にある他船社も引き受けには消極的なようだが、それでも何とかまた日本~台湾の旅客航路が再開することを願いたい。

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2008年7月7日星期一

中台直航~またか?~

 ちょっと出遅れたが、「中国と台湾のチャーター便直航が始まった」との報道NIKKEI NETから。

(7/4)中台直行チャーター便運航開始 台湾経済「大陸頼み」強まる

 中国人の台湾観光と、中台直行チャーター便の運航が4日始まり、中国各地から約660人の観光客が台湾入りした。馬英九政権は今後、直行便運航を現行の週4日から毎日にして観光客数を伸ばし、域内経済の活性化を目指している。台湾では原油高や株安で景況感が悪化しており、「中国頼み」の側面が着実に強まっている。

 「中国人観光客は1日平均1000人。年末までに200億台湾ドル(約700億円)程度の経済効果が見込める」。台湾の毛治国・交通部長(交通相)は3日の記者会見でこう語った。今後は観光地を巡るだけでなく「健康診断や治療目的での訪台が増える」(高雄医学大学付属中和記念病院)と期待も高まっている。(台北=新居耕治)

 この記事だけ読むとさも直航チャーター便の運航が初めてであるかのように見えるが実はそうではない。チャーター便による中台直航は3年前、2005年の春節から行われており、その後も春節の度に行われている(拙ブログでも紹介している)。このチャーター便は大陸に働きに来ている台湾人のためのものであったが、今回のチャーター便は毎週金~月に運航され、さらに中国人の台湾旅行が解禁になった(ツアーだけであるが)のとあわせて運航されているものである。このあたりをあわせて読まないと、さも直航が初めてであったかのように誤解してしまうだろう。直航便である、ということよりは、定期的な運航が始まったという点、そして中国からの台湾ツアーが解禁になったということに力点が置かれるべきと言えよう。
 度々書いてきたが、前政権は台湾アイデンティティへのこだわりから「政治を過度に経済に持ち込む」状態になり、投資などで台湾の存在を大陸で示す機会を減じてしまったと言える。今後は「台湾として」中国とどう付き合っていくか、ということを考え、台湾の利益にかなうのであれば実践していく、ということになるのだろう。経済成長や民主化(と政治の両立)という点では先んじているのだから、台湾の利益を考えた付き合い方が望まれるし、台湾の利益にならないことは天秤にかけてやらないという選択肢を選んでもいいだろう。「大陸頼み」と括られるのはどうかと思う。

 同じNIKKEI NETでも、こちらの記事を読むと違う印象を持つのではと思う。

(7/4)台湾観光旅行、中国人に解禁 中台直行便が就航

 【台北=新居耕治】中国人の台湾観光が4日解禁となり、運航が始まった中台直行チャーター便でツアー客第1号となる約100人が同日午前、北部桃園県の桃園国際空港に到着した。4日夕にかけて約660人の観光客が訪台する予定。敵対関係が続いた中国と台湾は、人の交流が活発化する新たな時代を迎えた。

 第1便となったのは中国南方航空の広州―桃園便。中台直行チャーター便は金曜日から月曜日までの週4日、合計36往復を運航することになっている。中国側は北京、上海、広州、南京、アモイの5つ、台湾側は桃園と松山(台北)、高雄、台中など8つの空港を開放した。

 台湾当局は直行便の就航にあわせ、地方自治体幹部の中国訪問規制を緩和した。国際会議への参加などに加え、経済交流強化などの目的でも訪中できるようになり、4日は中部の台中市の胡志強市長らが訪中する予定。

 台湾側の「8つの空港」、目的地をそれだけ散らす必要があるのかと思うが、どうなのだろうか。

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