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2008年8月9日星期六

北京五輪・開会式

 北京五輪、開会式の日になった。サッカーなどもう始まっている種目もあるが、開会式を見るとやはりオリンピックが始まったという気分になる。
 紙の発明など中国による「歴史的偉業」にちなんだパフォーマンスが進んでいったが、いちばん最初の打楽器のパフォーマンスが「朋遠方より来たるあり 亦楽しからずや」という孔子の言葉をテーマにしているとかで、まず来客に敬意を表してからお国自慢、順番を間違えていない。
 始まって短い時間で五星紅旗が入場してきて、国歌とともに国旗掲揚になったのを見たときには「やはり国威発揚色が強い開会式になるのか」と思ったが、その後のお国自慢のパフォーマンスはそうでもなく、ショーとして楽しめるものだったと思う。活字の発明や紙の発明を織り込んだパフォーマンスは見応えがあったと思う。
 フィールド内にびっしりと人が集まってのパフォーマンス、この開会式の演出を担当した張芸謀が撮影した映画『黄色い大地』だったと思うが大勢の人が太鼓を叩きながら迫り来る場面を思い出した。

 選手入場、今回は中国語の表記で1文字目の画数順に入場であり、いつも最初に入場するギリシャの次は几内亚=ギニアだった。次にどの国が入場するのか予想がつかない。
 香港は「中国香港」の名前で入場。澳门=マカオは?と思ったが、マカオオリンピック委員会はIOC非公認とかで、オリンピックには独自の名前では参加できないのだそうである。「中華台北」の名前で入場してきた台湾選手団にも盛大な拍手が送られていた。
 毎回のことながら、普段はあまり名前を聞くことがない国の代表に目が行く。テレビでの放送で彼らを見ることは少ないのだが頑張って欲しいと思うとともに、これらの国や地域のことを知りたくなってくる。
 ニカラグアのアレクシス・アルゲリョ、フィリピンのマニー・パッキャオと、何故にプロボクサー・元プロボクサーが旗手なのだろう。いずれも世界王者経験者であり「国の英雄」ということなのだろうが、ちょっと違和感があった。

 聖火リレーの最終走者(というか点火者)は李寧。数日前に拙ブログで触れたばかりなのでちょっと驚いた。かつてのオリンピックのヒーローとしての名前はやはり健在ということか。

 中国は「和諧社会」を唱えるもなかなかうまくいっていないなど国を治めるに難しい局面にあり、さらに四川大地震の後ということもあり、この開会式は国威発揚が前面に出るのではないかと思ったが、そうした色は少なく「普通の」開会式だったと思う。「スポーツの祭典の開会式」であるというところは、はずしていなかったと感じた。

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