2008年秋・欧州旅行(6)-続・ストラスブール-
前回の続き。イル川という川が分離して再合流するまでの中州が、ストラスブールの旧市街になっている。このイル川をボートで巡り、ストラスブール市内を一周することができる。
川の水面からの目線で見ると、街並みも随分と違ったものに見える。
途中まではイル川を上っていく格好になるので、途中には閘門が設けられており、遊覧船が閘門に入ると船尾の扉が閉まり、水が注ぎ込まれて前方と同じ高さまで上がっていく仕組みになっている。
水門を上ったところにある、プティット・フランスと呼ばれるエリア。
途中、あまり高さがない橋では遊覧船が通る時に橋を回転させて通してくれる。
イル川上流の分岐点、ヴオーバン・ダム。かつては要塞として、また戦時には下流に洪水を起こさせることができたのだとか。遊覧船はここで折り返し、イル川のもう1つの流れを下っていく。
イル川下流の合流地点付近にあるサン・ポール教会の前の橋を、トラムが通り過ぎていく。
サン・ポール教会。旧市街の外にあるので遊覧船の眺め以外に訪れる人は少ないのだろうか。
別の遊覧船とすれ違う。晴れた日は、私が乗った屋根なしの船のほうが気分が良い。
合流点からさらに川を下り、ストラスブールに設けられている欧州議会まで行ったところで再度折り返して出発点地点を目指す。
私が下りた後、正午頃に出発した遊覧船はこの混雑ぶり。乗れなくて後の便に回されたと思しき人もいたので、午前中のうちに乗っておくのが良さそうだ。
再び陸に上がり市内散策。旧市街の大通り、Rua de Vieux-Marche-aux-Poissonsを横切って前述のプティット・フランスを目指す。
途中の小道にあった、「UMAMI」という名前のレストラン。日本料理屋ではなさそうだったが…
プティット・フランス。かつて漁師・製粉業者・製革業者などで賑わった界隈とかで、美しい家が多数並ぶエリアである。もっとも、ここに来なくてもストラスブールの街並みは充分美しいといえよう。
続きは後程。
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