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2009年4月2日星期四

2009年春・台湾(7)宜蘭・中山公園と台湾戯劇館

Imgp4292 前回の続き。新月広場を後にして、再び舊城路を歩くと、中山公園という公園がある。台湾や中国のあちこちにありそうな名前だし、門構えからしても普通の公園である。





Imgp4293 Imgp4296  台湾の公園ではおなじみの孫文と蒋介石の像が、やはりこの公園にもある。





Imgp4301  この公園に、日本統治期を思い起こさせるものが並んでいる。写真は「獻馘碑」。原住民のタイヤル族は長らく漢族や他の民族と衝突を繰り返し為政者に帰順しなかったが、日本統治期に討伐や懐柔の結果政府に帰順することになり、それを記念して建てた石碑である。いわゆる首狩の習慣があったタイヤル族との戦いで首狩に遭った相手方の頭蓋骨とタイヤル族が供出した武器をこの碑の下に納め、以後戦いをやめまた首狩をやめる象徴としたそうである。
Imgp4303  こちらは第2次大戦中における日本軍の通信所の跡。







Imgp4297  公園の散歩は足裏を刺激し、健康に良いことをアピールしている。






Imgp4291  公園の隣にある小学校。小学生が書いたと思われる塀の絵がかわいらしい。






200903220661  中山公園を離れ、台湾戯劇館へ。台湾の伝統芸能である歌仔戯や傀儡劇(人形劇)に関する展示をしている。中の展示は写真に撮ることができるのだが、「個人で楽しむ範囲で」とのことで拙ブログへのアップはせず。
 傀儡戯の人形のカシラの作りが、その役柄によって良く特徴が出ているのが印象的だったし、三国志など中国の故事を描いた傀儡劇での主要人物の人形が美しかった。また、蒋介石時代の「反共傀儡劇」の人形もあり、これまた役柄が現れていて興味深かった。
 歌仔戯のほうは京劇のような派手な衣装とくまどりが特徴である。やはり役柄による衣装の違いなどが紹介されていたが、その使い分けになるほどと思うものがあった。例えば王と家臣、女性でも立場による衣装の違い、など。
Imgp4310  これで宜蘭を離れて台北へ戻り、少しうろうろして今回の台湾旅行は終わりである。図らずも日本統治期の名残をあちこちで見ることが多い旅行であったが、僅かに残るそうした旧跡を囲む今の街並み、台湾の人が今暮らしているこうした環境は何度見ても魅力を覚える。一度行った街でもまだ見ていないものもあるだろうから、また行きたくなるものである。

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