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九月 2009

2009年9月30日星期三

2009年・ポルトガル旅行(15)ポルトガルで食べたもの

 今回のポルトガル旅行で食べたものを順不同でアップ。
P1010187 P1010186 ポルトのリベルダーデ広場から程近いところにあるAbadia do Portoというレストランで食した、Arroz de Marisco。エビやカニなど海の幸が入ったリゾットであるが、そのエビやカニが殻に入ったまま豪快に煮込まれている。


P1010297 P1010301  このAbadia do Portoはガイドブックに載っている有名店なのだが、夜23時まで営業しているので日が長いポルトの夏にあちこち散策した後でも食べに行くことができ、ポルト滞在の最後の夜にももう1回この店を訪れた。
 2回目はTripas a Abadia do Portoという料理をオーダー。メニューにある主菜の中では廉価だったのであまり中身を考えずにオーダーしたのだが、出てきたのは「ボルト流もつ煮込み」と言える料理であり、今回の滞在中で美味しいと感じたものの1つであり、値段的にもリーズナブルである。店のウェイターも「美味しいだろう?」といった感じで話しかけてきて、この店の名物料理の1つなのだろう。
 おそらくこちらがこの店のウェブサイト。料理の写真もその名前とともにアップされていて、美味しそうだと思ったらその料理の名前を覚えていくのも良いかもしれない。もっともこのウェブサイトを見つけたのは今日のことであり、写真を見てもポルトへはそう簡単に行くことは出来ないが…
 写真だとわかりにくいが、この店に限らず「1皿」の量がとても多い店が多い。上2つの料理はどちらも半分なのだが、それでも1人で食べるには充分すぎる量である。1皿である「dose」は1人では食べきれない量だろうから、メニューに「Meia dose」=「半分」がある時には「Meia dose, por favor.」と頼むと半分の量にしてくれる。
P1010250  レグアで泊まったPousada Solar da Redeで食した、Pato assado c/reducao de vinho tinto e doce de ginja。焼いた鴨肉に生姜などで作った甘いソースをかけた料理。これも美味しかったが、ポサーダで出てくる料理だけあってお値段もそれなりであった。





P1010254  別料金でデザートのビュッフェもあったが、お腹いっぱいで食することはできなかった。








Imgp6412 P1010220  ヴィアナ・ド・カステロのレストランMaria de PerreではBacalhau Poutuguseという料理を頼んだ。Bacalhauというのは干しダラのことで、ポルトガルではよく食される食材である。
 出てきたのは干しダラと野菜を蒸し、干しダラの塩味を活かしたごくシンプルな料理。魚の切り身も大きいし野菜の量も多く、やはり半人前でお腹いっぱいになる量である。
P1010145  ポルトガル語を解さず、またポルトガル料理にも詳しくないのでメニューに写真がないとどのような料理かイメージするのが難しい。写真はポルトに着いた初日にホテルの下にあるレストランで頼んだ「今日の料理」。エビとイカをオリーブオイルと塩で炒めた料理で、味付けが単純なこともありエビとイカだけをひたすら食べるのには飽きがきてしまう。




P1010272  街歩きをしているときの昼食は、お腹がすいた頃に街で「Cafe/Restaurante」という看板を見つけるとそこに入って食することが多かった。店で用意しているプレートにはあまりポルトガルらしさを感じることは少ないのだが、それでも少しでも「ポルトガルらしい」と思えるものを見つけるとそれを頼んで食した。写真はポルトのワイナリーを訪れる前に近くのレストランで食べた、Pasteis de Bacalhau(干しダラのコロッケ)のプレート。

Imgp6910 Imgp6914  リスボンで唯一食事をしたのは、路面電車博物館を見に行く際に地下鉄から路面電車に乗り換えたカイス・ド・ソドレ駅にある、リベイラ市場の中にある食堂にてである。昼だったので市場は閑散としていたが、建物の内装がやはり美しかった。

P1010318 P1010311  この市場の2階にある食堂では、バイキング形式で昼食を提供していた。7ユーロ弱でポルトガル料理をいろいろと堪能できるのは、旅行者にとってはとても有り難い機会である。
 ここでは、Bacalhau a Bras(干しダラの卵とじ)がとりわけ美味しいと感じた。
P1010317  この市場にて、Cardo Verde。日本ではなかなか食することがないチリメンキャベツが入ったポテトスープで、ポルトガルのレストランでは定番のスープといえる。







 旅行前にはこの『ポルトガルおいしい旅日記』を読んでポルトガル料理を、そしてポルトガルをイメージした。イラストで筆者2人のポルトガル道中記やポルトガル料理のことが面白く描かれている。

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2009年9月29日星期二

2009年・ポルトガル旅行(14)リスボンの路面電車と路面電車博物館

 前回はポルトの路面電車博物館を紹介したが、続いてリスボンの路面電車博物館の紹介。帰りのフライトはリスボン発にしていたのだが、ポルト近辺が気に入り結局ずっとポルトやその周りを歩き回ったため、リスボンでは宿泊をせず帰りの飛行機に乗りに行くだけになってしまった。ポルトを発ち午後の早い時間にリスボンに着き、帰りのフライトまでの時間を使ってリスボンの路面電車博物館を見に行った。
Imgp6917  リスボンのカイス・ド・ソドレ駅から15番の路面電車に乗り、Santo Amaro駅で降りたところにリスボンの路面電車博物館はある。4月25日橋の略真下にあり、近くの道路にはこの博物館「Museu da Carris」への案内があちこちにあるのでわかる。「Carris」はリスボンで路面電車やバスなどの交通機関を運営している会社の名前である。


Imgp6934  15番の路面電車は、写真のような新しいタイプの路面電車である。別系統の古い路面電車も博物館の前を通っていたので、別の場所からだと古い路面電車でこの博物館に行くことができるのだろう。





Imgp6919  入り口近くの展示場にはリスボンの路面電車の歴史や現在に関する展示があるだけだったので「路面電車はどこ?」と思ったのだが、係員の人に促されて外に出ると写真のような路面電車が待っていた。この路面電車に乗って館内を移動し、路面電車が保存してある場所に向かうのである。この時は訪問者が私1人だったので、さながら貸切電車のような感じであった。



Imgp6922  館内を走る路面電車の車内。2~3分の移動には勿体無いほどの豪華な車内である。







Imgp6924  展示場に到着。ポルトの路面電車博物館同様に歴代の路面電車が保存してあるほか、かつての切符の印刷所の様子も復元して展示されている。内部は写真撮影不可とのことであった。




Imgp6933  博物館を後にし、残りの時間で街を走る路面電車を追いかけた。ポルトと違い頻繁に電車が走っているので、走っている場所で待っていればすぐに路面電車を見ることができる。





Imgp6940  マスターカードの宣伝を纏った電車を数多く見かけた。大口の広告顧客なのだろう。






Imgp6948  広告のない素のままの電車は少なかった。








Imgp6951  ポルト同様に、重厚な雰囲気の観光列車がやはり市内を走っていた。

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2009年・ポルトガル旅行(13)ポルトの路面電車と路面電車博物館

Imgp6214 ポルトガルの路面電車といえばリスボンのそれが有名だが、ポルトにも古いスタイルの路面電車が走っている。写真はクレリゴス教会からリベルダーデ広場への坂を下っていく路面電車。
Imgp6052  ポルトの路面電車は3系統あり、ドウロ川河岸を走る1番、上写真の裏手にあるカルモ教会からドウロ川に向かって下っていく18番、そして上写真のようにカルモ教会からリベルダーデ広場へ向かって坂を下り、再び坂を登って今度はリベルダーデ広場の中程に戻ってきて再びカルモ広場へと戻る22番の3系統である。
 リスボンでは路面電車が頻繁に街を走っているが、ポルトでは本数はあまり多くなくだいたい30分に1本という感じであり、また昼時には本数が減るような感じがした。
 ポルトでは一度はこうした古い路面電車は全廃されてバスに取って代わられたのだが、最近また復活してこの3路線で路面電車が走っている。
Imgp6110  1番系統の途中駅、そして18番系統を坂を下った終点の駅Massarelosマサレロス駅のすぐ近くに、路面電車博物館がある。この博物館は前述の通り18番系統の終着駅にあり路面電車の車庫や運転手の詰所も兼ねているようで、博物館の中で運転手が車内で売るチケットを受け取ったりしていた。18番の路面電車を降りて「Museu(博物館)?」と運転手に聞くとすぐ隣の建物を指差してくれるのですぐわかった。

Imgp6061  博物館の館内。馬車の時代から歴代の路面電車が館内に保存されていて、乗り物好きにとってはポルトの街並みに匹敵する観光スポットであろう。






Imgp6101 Imgp6103  博物館の隣の車庫。こちらが博物館かと見間違うくらいに様々な路面列車が中に停まっているが、こちらは残念ながら中に入ることはできない。



Imgp6113  マサレロス駅を出発しドウロ川沿いへ向かう1番系統の路面電車。







Imgp6116  1番系統が走るドウロ川沿いの路線には、写真のようなより古めかしい路面電車が走っている。こちらは観光ツアー用の列車で、ポルサ宮の近くでこの観光列車のチケットを買うことができる。




Imgp6124  あまり無理がきかないのか馬力が及ばないのか、博物館を後にして18番の路面電車に乗って坂を登ろうとしたら、途中でエンスト?になってしまい動かなくなってしまった。応急処置に時間がかかるようで、カルモ広場までの残りは歩いていくことになった。故障したのが坂を登りきったところだったのが救いか。




Imgp6227  リベルダーデ広場から坂を登っていく路面電車。坂の多いポルトの街は路面電車にとって厳しい環境とも言えるが、古いスタイルの路面電車はポルトの街並みに似合っている。





Imgp6763  一方、ポルトにはMetroメトロと呼ばれる交通機関も走っている。メトロとは言うが新型の路面電車が道路を走ったり地下にもぐったりしてポルトの街を走っており、こちらは本数も多くまた空港やスタジアムなど主要地点を結んでいて利用する機会も多い。写真はドン・ルイス1世橋の上を走るメトロ。

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2009年9月27日星期日

2009年・ポルトガル旅行(12)ドウロ渓谷のポサーダに泊まる

Imgp6510  少し間があいてしまったが、また先日のポルトガル旅行の話。
 ポルトの街を流れているドウロ川のさらに上流を目指し、列車に乗って上流にあるレグアという街へ向かった。
Imgp6455 Imgp6461  今までのポルト近郊への小旅行とは違い、レグアへ向かう列車は窓を開けることができた。ドウロ川の流れをガラス窓を隔てることなく眺めることの出来る車窓は美しい。

Imgp6497  ポルトから列車に乗ること2時間、レグア駅に到着。ここから予め予約しておいた、ドウロ川を眼下に眺めるポサーダへとタクシーで向かう。






Imgp6498  ポサーダというのはポルトガル国営の宿泊施設で、かつての城や貴族の館など由緒ある建物をホテルとして提供しているものや、観光地や歴史的な土地に建てたホテルなどがある。今回泊まったのはPousada Solar da Redeというポサーダであり、18世紀に建てられた貴族の住まいを現在ホテルにしているのだとか。



Imgp6704  ホテルのレストラン。壁面のアズレージョや絵皿が良い雰囲気である。このほかかつて貴族が暮らしていたであろう部屋の家具や装飾も美しい。







Imgp6509  ポサーダからはドウロ川が一望できる。目の前にも、山の斜面にもブドウ畑が広がり、その間をドウロ川が流れている。
 ここまでやや慌しくポルトガル北部の街を歩いてきたが、この眺めを見てなるべく長い間この風景に浸っていたいと思った。



Imgp6516  ポサーダのブドウ畑にて。もうすぐ収穫なのだろうか。ポサーダの中には広いブドウ畑があるが、ブドウばかりでなくオレンジの樹もあり、強い日差しならではの果実の実りを見ることができる。




Imgp6538  そうは言いながらやはりじっとしているのは勿体無く、レグア駅付近に戻り街を散策することにした。川縁からみるドウロ川も、山から見下ろすそれとは違う趣がある。





Imgp6550 Imgp6553 Imgp6555  レグアの街にある教会にて。坂道の壁には、ワインの原料となるブドウの収穫からそれがワインになるまでの工程を描いたアズレージョがはめこまれている。









Imgp6571  川沿いの道から一つ裏を通るR. da Ferreirinha。やはり日差しが眩しい。






Imgp6602 Imgp6604  レグア駅から再び列車に乗り、少し上流にあるピニャオン駅へ向かう。やはり窓が開く列車から見る景色は美しく、ブドウ畑やドウロ川を走る観光船を車窓に見ることができる。

Imgp6623 Imgp6631  ピニャオン駅。ワインができるまでを描いたアズレージョや、ドウロ川沿岸を描いたアズレージョが駅の壁面を飾っていて、美しい駅舎である。



Imgp6635  さすがワインの産地と言うべきか、駅の中にワイン売り場がありポートワインやドウロワインが並んでいる。







Imgp6707  1泊した翌日は、正午までこのポサーダでのんびりと時間を過ごした。普段は短い休みの中で少しでも多くのものを見ようとしてとかく慌しく動きがちであるが、1日ではあるがこうして一所にとどまって美しい景色の中に身を置くのも、心が洗われるようでよいものである。

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2009年9月21日星期一

あれから10年

 10年前の9月21日、台湾中部で大地震が起こり、多くの人が犠牲になってしまった。
 あの日から10年、さすがに台湾の日常からはあの日の影響を見ることはほとんどないし、、日頃話題になることも少なかろう。それでも私が去年見た集集線の傾いたままの鉄塔のようにその姿をとどめているものもあり、鉄塔はそのうち取り除いたり建て直したりできるが被害に遭った人の心から地震の記憶が消えることはないだろう。
 10年後の今年、台湾は大水害に見舞われてやはり多くの人が犠牲になった。自然災害とはいえ、事前の備え・日頃からの備えや万一起きてしまった際の的確な対応で被害を最小にとどめたいものである。

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2009年9月17日星期四

2009年・ポルトガル旅行(11)ヴィアナ・ド・カステロ

 前回に引き続きポルトから日帰りで行くことができる街へ。ポルトの北、スペインとの国境近くにあるヴィアナ・ド・カステロという街へ行った。

Imgp6236 Imgp6267  ヴィアナ・ド・カステロへはポルトからだいたい2時間、というところであろうか。往路は途中での乗換えが必要でわかってはいたのだが、列車の車掌さんがポルトガル語でそのことをしきりに伝えようとしてくれた。車内にいた英語がわかる人が通訳してくれたのだが、これらの人たちの親切に深謝である。車窓の風景がとても美しいのだが窓が開かず残念である。
 ヴィアナ・ド・カステロの駅の隣(左写真の奥に少しだけ見える)には大規模なショッピングセンターが併設されている。観光地と思ってこの地を訪れたつもりなのだが道中乗客が増えてきて何かと思ったが、近くに住む人たちがこのショッピングセンター目当てに列車に乗ってきたのだろう。
Imgp6237  そのショッピングセンターを通って駅の裏に出て、
サンタ・ルジア山の頂上にあるサンタ・ルジア教会へケーブルカーで向かった。






Imgp6258  ケーブルカーを降り教会の前から街を見下ろしても充分素晴らしい眺めなのだが、さらに教会の展望台に上ることが出来る。






Imgp6265  狭い階段を登りと下りの人で譲りあいながら時間を掛けて登って着いた、教会のいちばん上からの眺め。街を流れるリマ川が大西洋に注ぐ様がよく見える。






Imgp6276  再び街に下り、駅前の大通りの一つ裏の通りであるR. Cândido dos Reisへ。今回訪れた他の街と違ってアズレージョが目立たず、白い壁の建物が目に眩しいのはスペインのアンダルシアに近い気がする。場所は離れているのだが…




Imgp6290 Imgp6286  右から旧市庁舎・ミゼリコルディア教会・そしてカフェが囲む、レプブリカ教会。






Imgp6291 Imgp6293  広場から川岸を目指して道を下る。右写真はカテドラル。






Imgp6309  途中で後ろを振り返る。ヴィアナ・ド・カステロでは毎年8月にロマリア祭というお祭りが行われるのだそうだが、私がここに来たのはその1週間後で飾り付けがお祭りの名残を伝えていた。





Imgp6315  日陰になっているカフェは、日差しを避けてくつろぐ人たちで賑わっている。







Imgp6318 Imgp6320  リマ川に面した公園と、リマ川の上流を臨んだところ。大西洋に面した海岸ではなく、このリマ川の対岸が海水浴(河水浴?)に相応しい場所とされている。



Imgp6338  再びレプブリカ広場に戻り、今度は西へ向かって歩くことにする。







Imgp6342  暫く歩くとツーリストインフォメーションがあるのだが、その入り口の上に飾られてたのは、聖人の像だろうか。















Imgp6346  駅から伸びる大通りAvenida Combatentes da Grande Guerraと交錯する。お祭りの時に踊りが披露されたのだろうか、踊りを見るためであろうスタンド席がまだ残っていた。





Imgp6352 Imgp6360 さらに西へ向かう、Rua Manuel Espregueira。とても眩しく、西日のほうを向いてカメラを構えるのは難しい。





Imgp6361  やはりRua Manuel Espregueiraにて、川岸からの道が合流するところ。







Imgp6372 Imgp6375  川沿いをあるいていると、船が停まっているのをみつけた。この本船GIL EANNESはかつての病院船で、今は半分を博物館、半分をユースホステルとして使っているのだとか。街並みにあわせたかのような白い船体が美しい。
 船内の博物館部分に入って見てまわったが、かつて使われた手術室やレントゲン室があった。揺れたであろう船内での診察や手術はとても難しいであろうことは想像に難くない。
Imgp6381  GIL EANNES号の手前に泊めてあった小船。こちらは人がようやく乗ることができるかというサイズであるが、岸壁からも魚が泳いでいるのが見えたのでそうした魚を目当てにした船であろうか。





Imgp6323  街のいたるところで見上げるとサンタ・ルジア教会が見えるヴィアナ・ド・カステロの街は、まるで教会に見守られているかのようである。青空に白い壁という、今回訪れたほかの街とは少し異なる雰囲気が新鮮であり眩しくもあるヴィアナ・ド・カステロである。


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 3日後、帰りの飛行機に乗るためにポルトからリスボンに向かう高速列車の中で、サングラスを掛けてよく日焼けをした年配の方に「日本人ですか?」と日本語で問いかけられた。そうです、と答えると、私も日本人です、という答えが帰ってきた。話を聞くとこのヴィアナ・ド・カステロに20年住んでおられるとかで、悠々自適なのかとこちらから尋ねたところこの地で会社を営んでおられまだまだ現役だのことであった。リスボンには所用で向かわれるということ、ポルトガルでは日本人を見かける機会が少ない(とりわけヴィアナ・ド・カスエロではそうでしょう)、リスボンには本格的な寿司屋がありリスボンへ行く度にそこに行くのだということを話してくださった。この小さくも美しい、あるいは美しくも小さいヴィアナ・ド・カステロの街へ遠く日本からやってきて生活の拠点を定めているこの方のご活躍を切に願う。

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2009年9月15日星期二

2009年・ポルトガル旅行(10)ギマランイス

 前回の続き。ブラガを訪れた日の午後は、ここからバスに乗って1時間ほどのところにあるギマランイスという街を訪れた。ブラガのツーリストインフォメーションでは「バスは30分に1本ある」と教えられたのだが、バスターミナルに行くとバスはおおよそ1時間おきとかで次のバスは45分後と教えられた。料金も車内で払えとかで切符も買えず、どのバスかわからないので時間が近づくとそれらしいバスに近づいて周りにいる人に「ギマランイス?」と確かめながらの出発であった。
Imgp5907 Imgp5909 ギマランイスのバスターミナルはショッピングセンターの1階にあり、新しい街にある。ここからギマランイスの旧市街を目指してしばらく歩く。
 歩いていると旧市街を感じさせてくれる建物が見え、道路がアスファルトから石畳に変わる。この道路の違いが旧市街と新市街を分けるのだろう。
Imgp5915 Imgp5920  トウラル広場。教会やアズレージョの綺麗な建物に囲まれ、芝生や花で彩られた広場である。ここに着いたときは既に午後5時近かった。

Imgp5927  ここギマランイスは、初代ポルトガル国王であるアフォンソ・エンリケス生誕の地ということである。広場近くにある壁に書いてあるのは「ここにポルトガル誕生す」という意味だそうである。

Imgp5940  通りの奥に見えるIgreja dos Santos Passosの背後にある山の頂上に教会らしきものが見える。高いところには登ってみようということで、ロープウェーで長城を目指すことにした。

Imgp5958  頂上にある教会Igreja da Senhora da Penha。建物の中は新しい礼拝堂である。着いた頃からガスが濃くなり街の様子は全く見えなくなり、早々に引き返すことにした。

Imgp5964  再び街を散策することにし、正面に見える道を登っていくことにした。

Imgp5969 Imgp5975  少し歩くと、三角の形をした小さなアーチが見える。このノッサ・セニョーラ・ダ・オリベイラ教会の奥に見える広場が、オリベイラ広場である。

Imgp5979  さらにオリベイラ広場の奥にある建物の下をくぐると、サンティアゴ広場である。いずれも小さな建物が広場を囲み、天気の良い昼にはカフェに多くの人で賑わいそうである。



Imgp5983 Imgp5987  ここから狭い道を登り、ギマランイス城方面を目指す。

Imgp5995  車道に突き当たり、左折して城がある小山が見えるほうへと向かう。このあたりは街を整備しているのか、工事中のところが目立つ。

Imgp5992  交差点を囲むようにそびえる城壁。もっともギマランイス城方面に向かってはおらず、ここから下る方向に城壁が建っている。

Imgp5999  ギマランイス城。

Imgp6009  ギマランイス城から下る途中にあった病院。




Imgp6016 Imgp6017  もと来た狭い道を下っていき、途中の広場で進路を変えてロータリーを経て商店街を抜けると、

Imgp6026

 再びトウラル広場へ戻ってきた。ギマランイスはどこか特定の名所がとか著名な場所がというよりは、交差点や通り抜ける道すがらの何気ない風景に趣を感じる街である。

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2009年9月14日星期一

2009年・ポルトガル旅行(9)ブラガ

 今回の旅行では、ポルトを拠点に周辺の街へも足を運んだ。まずは祈りの街・ブラガへと向かった。
Imgp5679 Imgp5688  近郊の街へは、ポルトのサン・ベント駅から列車に乗っていく。このサン・ベント駅、構内の壁を飾るアズレージョがとても美しい。戦いの場面など、おそらくポルトガルの歴史で重要な場面を描いたものだろう。


Imgp5724 Imgp5723  ブラガの駅から旧市街を目指すと、街の入り口であるアルコ・ダ・ポルタ・ノヴァが見えてくる。左はその手前にあるCampo das Hortas。



Imgp5728 Imgp5729  この門をくぐらずに、門の前を左に曲がって坂を登ると、ポプロ修道院がある。






Imgp5736  ポプロ修道院から先ほどの門をくぐった先にある道を目指して少し歩くと、市庁舎に面した広場に出る。広場にはペリカンの噴水がある。





Imgp5742  ブラガのメインストリートである、Rua dom Diogo Da Sousa。






Imgp5745  ブラガのカテドラル。礼拝堂ではミサをやっていて、街の人たちが集まって牧師の話に耳を傾けていた。







Imgp5761  カテドラルの裏の広場には、コインブラス礼拝堂がある。







Imgp5768  再びRua dom Diogo Da Sousaを歩き、この白い建物の向こうがレプブリカ広場なのだが…







Imgp5772  広場の手前から巻くように遠ざかっていく通りが気になったのでそちらへ向かって歩いてみることに。






Imgp5777 Imgp5780  通りの先には、Igresia del Hospital de San Marcosと Igreja de Santa Cruzがある。前者はHospitalの名を冠しているが、病院に由来するのだろうか。



Imgp5790  あちこち寄り道の末、街の中心であるレプブリカ広場へ着いた。






Imgp5800 Imgp5815  広場に着いてすぐ、南側に伸びる道であるAv.da Liberdadeが花の絨毯のようになっているのが目に留まった。



Imgp5805  Av. da Liberdadeに少し入ったところで、再びレプブリカ広場を振り返る。







Imgp5825  レプブリカ広場に面した教会の前では広場の一部が仕切られて公園になっていて、親子連れで遊びに来たり子ども同士で遊んだりしている。






Imgp5841  レプブリカ広場を、教会からさらに西へ向かって歩く。








Imgp5849  レプブリカ広場の先端。青い建物の奥にはIgreja Senhora-a-Branca Bragaが見える。







Imgp5866  レプブリカ広場から離れたところにも教会が点在しており景色につられるままに駆け足で見て回ったのだが、その途中で通りがかったPraça Mouzinho de Albuquerqueという広場。交差点の中にあり、周囲は細いロータリー状の車道になっている。広場の周りを、やはり風情のある建物が囲んでいる。



Imgp5885 Imgp5836  この日は滞在中唯一天候に恵まれず時折雨も降る1日だったのだが、「祈りの街」に相応しい教会を中心に歴史のある街並みを今も残しており、その中でブラガの人たちが日々の営みを送っているのがうかがえた。

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2009年9月13日星期日

2009年・ポルトガル旅行(8)ポルト・ボリャオン市場と再びリベルダーデ広場

Imgp6855 ポルトを発つ日の朝、ポルトの人たちやポルトを訪れる人たちの胃袋を満たす供給原ともいえる、ボリャオン市場を訪れた。





Imgp6852 このボリャオン市場、「Rua Formosa」という名前の通りに面して建っている。「Formosa」=フォルモサといえば台湾を表す言葉としてよく使われるが、昔航海中に台湾の島影を見たポルトガル人の船員が「Ilha Formosa!」(麗しの島)と言ったとかで、当の台湾人も会社名をアルファベット表記する際に「Formosa」を冠して台湾の企業であることをアピールしたりしている。
 「Formosa」自体がポルトガル語由来なのであるが、ポルトガルで台湾を感じる通りを見つけた感じである。

Imgp6856 Imgp6863  朝8時に訪れたときには、野菜や果物を扱う店は早々と店を開けていたが、他方肉を扱う店や乳製品を扱う店などはまだ店を開けておらず、開店準備の気配すら感じられないところもあった。ポルトガルの市場は朝遅いのだろうか。

Imgp6865  花を扱う店も、8時から営業していた。業種によって営業時間が違う習慣なのだろうか。







Imgp6823 Imgp6824  市場の最寄駅である地下鉄のボリャオン駅には、市場での取引の様子を描いたアズレージョが飾られていた。




Imgp6870  ここからリベルダーデ広場へは歩いてすぐである。市庁舎の前の池にとまっている2羽の鳥。銅像のように2羽同じ姿でとまっていた。






Imgp6878  広場でも駅付近にある郵便ポスト。隣にかつての新聞売りを再現したのであろう銅像が腕を寄せている。







Imgp5400 Imgp5404 Imgp5412  これは別の日に見たのであるが、やはり広場の駅付近にバスツアーやドウロ川クルーズの切符を売るスタンドがある。そのスタンドの上部には、男の子と女の子が遊んでいる様子を描いたタイルが4枚ずつ屋根を囲むようにはめこんであった。仲良く踊っている絵もあればからかっているような絵もあり、微笑ましい絵がタイルに描かれて並んでいた。

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2009年・ポルトガル旅行(7)ポルト・サンタ・カタリーナ通り

Imgp6828 Imgp6826  リベルダーデ広場より少し東側にあるサンタ・カタリーナ通り。後述するボリャオン市場の最寄駅である地下鉄のボリャオン駅から地上に出ると、壁一面がアズレージョに彩られたCapela das Almasがあり、その向こうに見える通りがサンタ・カタリーナ通り。商店が並ぶショッピング街になっていて、多くの人で賑わっている。
Imgp6834  何か土産物はないかと思い、通りにあるVia Catarinaというショッピングセンターへ。入り口は普通の建物だが、地下がありまた奥行きが広く結構大きなショッピングセンターである。
 家電や衣料品の店、そしてスーパーマーケットが中に入っている。土産になりそうなものは見つけられなかったが、ポルトの人の生活を支えるショッピングセンターである。

Imgp6836 Imgp6837  最上階にあるフードコート。それぞれの店がポルトガルの街並み・建物を模した作りになっていて、「ショッピングセンターの中に建物がある」感じである。



Imgp6840  再びサンタ・カタリーナ通りを歩く。上海の武康大厦に似た建物を見つけた。







Imgp6846  サンタ・カタリーナ通りの終点はバターリャ広場。奥に見えるのは広場の手前に建つIgreja de Santo Ildefonsoサント・イデルフォンソ教会。ポルトの駅からは坂の上にこの教会を見ることができるのだが、見る方向を変えるとまた違って見える。




Imgp6843 Imgp6845  バターリャ広場。遅い夕暮れどきにこの広場に着いたのだが仕事を追えた人で賑わうという風情でもなく、とても静かな夕暮れであった。

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2009年9月12日星期六

2009年・ポルトガル旅行(6)ポルト・ドン・ルイス1世橋を渡ってワイナリーへ

Imgp6785  前回の続き。サッカー観戦まで慌しく動き回ったあとはポルトを基点にまわりの街を訪ねていたのだが、ポルトに戻ってまだ時間があった日にドウロ川岸のワイナリーを訪ねた。
Imgp6750  ワイナリーがあるのはドウロ川の対岸であり、ドン・ルイス1世橋を渡らないといけないのだが、サン・ベント駅から橋に向かうその手前にも趣のある通りがある。写真はRua das Flores。





Imgp6753  カテドラル。








Imgp6754  カテドラルの近くに古い城壁があり、そこを抜けるような狭い道は城壁の向こうへと続き、その先にはポルトの人たちの暮らしが広がっている。






Imgp6755  親子連れが歩くその向こうに、ドン・ルイス1世橋が見える。







Imgp6759  ドン・ルイス1世橋。上段にはメトロ(路面電車)も通っている。








Imgp6774  橋の上から旧市街を振り返る。








Imgp6768  やはり橋の上から見た旧市街。








Imgp6771  今度は上流へと目を向けてみる。








Imgp6772  橋の上からワイナリーが並ぶヴィラ・ノヴァ・デ・ガイアを望む。2段になっている橋の上を渡ったのだが、水面近くにある通りへ行くには渡った後で対岸を下らないといけない。あるいは、最初から橋の下段を渡るか、である。





Imgp6801  橋を渡り、ワイナリーの並ぶRua Diogo Leite。








Imgp6787  川岸に並ぶワイナリーでは、昼間であれば見学を受け入れており、ポートワインの試飲もすることが出来る。その中から、マント姿のシルエットをあちこちで見たこともありSANDEMANのワイナリーを見学することにした。





P1010273 P1010280  ワイナリーの内部。大きな樽は1つ1つ大きさが違うのでそれぞれの樽の外に容量が記されている。






P1010285  ポートワインの試飲。これに先立ちSANDEMANの紹介のビデオを見るのだが、冒頭に「Responsible Drinking Guideline」とともに飲みすぎるな、自らの酒量を知ろうといった警告が出される。EUのマークがついていたので、EUで義務付けられているのだろうか。
 ポートワインにはシロップのような甘味が感じられ、私は普通のワインのほうが好みではあるが…



Imgp6799 Imgp6797  ワイナリーが並ぶRua Diogo Leiteから一歩裏に入ると、静かな通りを見ることができる。
 ここにもワインの店があり、ポートワインのみならずこのあたりで作られるワインが店頭を飾っている。

Imgp6780  こちらの通りには車止めがあり、車で入ろうとするには手前で機械にカードをかざすか何かしないと街を走ることができない。






Imgp6803 Imgp6804  帰りはドン・ルイス1世橋の下段を通って旧市街方面へ戻る。橋の見え方も当然違うが、端から見る景色の見え方も、どこを見るかも上を通ったときとは違ってくる。
 記事の冒頭にある写真はワイナリーが並ぶRua Diogo Leiteからドン・ルイス1世橋を望んだところ。以前の記事で述べたとおり、かつては写真にあるような小舟にワイン樽を積んでドウロ川を行き来したらしいが今あるそれらは観光用の展示のようである。それでもかつてのこの地でのワインの交易がどんなものであったかを偲ばせてくれる。

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2009年9月11日星期五

2009年・ポルトガル旅行(5)FC Porto VS CD Nacional

 ポルトを本拠地としているサッカーチームFCポルトは、ポルトガルの国内リーグLiga Sagresでここ4シーズン連覇を果たしている強豪である。国外においても、21世紀に入ってからUEFAチャンピオンズリーグとトヨタカップを制している。
 この日は既にあちこち歩き回ったのだが折角FCポルトの試合がある日にポルトにいるのだから見に行こうと思い、夕食もそこそこにスタジアムへと向かった。ホームスタジアムであるEstádio do Dragãoはメトロ(実際には新型の路面電車だが)のA・B・C・E線の終点になっていて交通の便も非常に良い。
 駅を出るとすぐ当日券売り場に並んでチケットを買う。sóciosファンクラブ会員とpúblico一般ではチケットの値段が違い、例えばいちばん良い席であるBancada Aでは前者が25ユーロに対して後者は40ユーロである。あと、いちばん良い席はメインスタンドやバックスタンドのグラウンドに近い場所ではなく、両者の中段くらいがいちばん良い席とされている。ピッチ全体を見渡すことができるから、ということであろうか。
 事前にuefa.comで時間を調べて1時間前に行ったつもりだったのだが、スタジアムに入ったら試合が始まろうとしているところであった。時間を見間違えたのか、uefa.comに表示されている時間は中央欧州標準時(フランスやスペインなど大陸各国の多くはGMT+1=中央欧州標準時を使っているが、ポルトガルはGMTを使っている)だったのだろうか。

Imgp5673  ホーム開幕戦ということからかサポーターが熱心で層が厚いからなのか、スタジアムは略満員だった。
 この日の相手はCD Nacional、マデイラ諸島のフンシャルを本拠地とするチームである。試合はポルトの猛攻にナシオナルが耐えつつ時折反撃を仕掛け前半は0-0という緊張感のある展開だったが、後半ポルトがPKを得た際にナシオナルの選手が一度に2人退場になってしまい、それ以降はポルトの一方的な展開になってしまった。試合は3-0でポルトの勝ち。
 FCポルトにはかつて東京ヴェルディ・コンサドーレ札幌や川崎フロンターレでプレーしたフッキが在籍しており(Hulk=ウルクと呼ばれているようだ)、FCポルトに移籍した昨シーズンに活躍して名を上げたようだが、前の試合で退場になってしまったとかでこの日は出場停止でベンチにも入っていなかった。

Imgp5677  スタジアムの通路の壁が、タイル張りの上に描かれたサッカーにまつわる絵になっているのはさすがポルトと言うべきか。

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2009年9月10日星期四

2009年・ポルトガル旅行(4)ポルト・ドウロ川とドン・ルイス1世橋

Imgp5630 前回の続き。ドウロ川の河岸に着いたところで、船に乗ってドウロ川を遊覧できるのでそれに参加することにした。着いたのは午後3時半頃だったのだが人気なのか買えたのは午後5時発のチケットだった。

Imgp5554  クルーズ船は出発してすぐにドン・ルイス1世橋をくぐり、暫くは河口から遠ざかる方向へと進んでいく。午後5時過ぎだというのに真昼のような青空と太陽である。





Imgp5555  その次にくぐるのは、イン・ファンテ橋。21世紀になってからできた新しい橋である。






Imgp5561  その次にくぐるドナ・マリア・ピア橋のそばには、川を見下ろすように教会が建っていた。






Imgp5563  現代的なPonte de São Joãoをくぐったところで、遊覧船は向きを変え今度は河口を目指して進んでいく。






Imgp5564  手前からPonte de São João、ドナ・マリア・ピア橋、インファンテ橋。真ん中のドナ・マリア・ピア橋は1877年出来の古い橋で、今は使われていないようだ。






Imgp5574  再びドン・ルイス1世橋をくぐる。








Imgp5582  途中河岸に見えた教会。白い壁と青いアズレージョの対比が美しい。







Imgp5584  いちばん河口に近い橋、アラビダ橋。








Imgp5587  橋をくぐると前方に防波堤が見える。その向こうは大西洋であるが、遊覧船は大西洋まであとわずかのところで折り返し再びドン・ルイス1世橋を目指す。






Imgp5599  アラビダ橋のたもとには新しいマンションが並んでいるが、ここでもやはり青い空と強い太陽の光に負けないような色使いである。






Imgp5610  Imgp5605左側にサン・フランシスコ教会を、右側にワイナリーの並びを見たら終着点はもうすぐである。




Imgp5609  前方にみたびドン・ルイス1世橋が見える。







Imgp5619  沿岸にはヨットが2隻泊まっていた。奥にある白いヨットはドイツ国旗を掲げていたが、ドイツの人がヨーロッパ沿岸をここまでクルーズして来たのだろうか。羨ましいバカンスである。
 1時間にわたるドウロ川クルーズを終えて船を降り、再び川のそばを歩く。



Imgp5631  ワイン樽を積んだ小舟。かつてはRabeloラベーロと呼ばれるこうした小さな帆船に樽に詰めたワインを積み、ドウロ川を行き来したのだとか。今は観光客向けの展示が主な用途である。





Imgp5640  ドン・ルイス1世橋。ドウロ川両岸の切り立った崖にある街を、上下2段で結んでいる。いずれも人や車が行き来できる他、上段にはメトロ(路面電車)も走っている。
 午後6時半を過ぎてもこの明るさである。河岸の歴史を感じさせ、塗装やアズレージョなどの色使いが美しい建物が並ぶ景色を遅い時間まで堪能でき、立ち去るのが惜しいほどであった。

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2009年9月9日星期三

2009年・ポルトガル旅行(3)ポルト・Rua de S.Bento da Vitóriaを通ってボルサ宮へ

 前回の続き。
Imgp5477  もと来た道を戻るのではなく、地図を見るとAntigo Palacio do Tribunal da Relação do Porto (昔の宮殿か今の裁判所か何かか)の脇の道、Rua de S. Bento da Vitória(ヴィトーリア通り、でいいのだろうか)がドウロ川への近道なようなのでそちらを下っていくことにした。



Imgp5480  Rua de S. Bento da Vitória。左奥に見えるのはIgreja de Nossa Senhora da Vitóriaという名前の教会。






Imgp5514  教会の前でRua de S. Bento da Vitóriaを振り返る。左の建物はCasa na Rua de São Miguelと紹介されていた。古い建物に青いアズレージョが鮮やかである。





Imgp5513  教会の前にある空き地から、ドウロ川をドン・ルイス1世橋の方向に観る。






Imgp5521  教会から道なりに坂や階段を下っていくと、ボルサ宮やサン・フランシスコ教会を見ることができる。






Imgp5549  右がボルサ宮、左がサン・フランシスコ教会。ボルサ宮は19世紀に商業組合の建物として建てられたのだとかで、裁判(調停?)に使った部屋や会議に使った部屋を見させてくれる。一番豪華な部屋にはステンドグラスが施されており、アラビア文字の装飾が施されていた。ガイドツアーで中を見学するのだが、入ってすぐの中庭で当時交流があった各国の紋章が天井を飾っていたところでガイドの女性が「すみません、日本はありません」と言っていた。

Imgp5526  ボルサ宮を望む広場に立つエンリケ航海王子像。高いところからドウロ川を見下ろすようであり、大西洋に向けて漕ぎ出し遥か遠くをみているようでもある。





Imgp5543  建物の隙間を抜ける道を通っていくと、ドウロ川が広々と目の前に開けてくる。






Imgp5540  川岸に建つ、商店や住宅。川や空の色に埋もれることなく、色とりどりの建物が並ぶ。






Imgp5547  川岸にあるオープンカフェと、街に戻る坂道に並ぶ建物。

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2009年9月8日星期二

2009年・ポルトガル旅行(2)ポルト・Campo dos Mártires da Pátria付近

 前回の続き。
Imgp5448 Imgp5449  クレリゴス教会へ向かう坂を上り、教会の脇を歩いていると右側に突き当たりに美しいアズレージョが見える教会があったので、その坂を上ってみた。カルモ教会という教会である。


Imgp5452  教会の前の通りをさらに進むと、サント・アントニオ大学病院がある。バルセロナのサン・パウ病院もそうだが、病院にも歴史を感じさせてくれる建物である。





Imgp5458  サント・アントニオ病院の前を左に曲がると、Campo dos Mártires da Pátriaという名前の公園がある。緑が多く、ポルトの強い日差しを避けるのにいい場所である。
 公園の中にこのような芸術作品がいくつか置いてあり、ベンチに腰掛ける人をモチーフにした作品ではいずれの作品でも写真のように人が転げ落ちていたのだが、何か意味があるのだろうか。


Imgp5457 Imgp5450  Campo dos Mártires da Pátria付近の民家や商店。アズレージョや窓枠の塗装、国旗などのやや派手とも思える装飾が眩しい青空の下で輝きを放っているように見える。

Imgp5471  やはりCampo dos Mártires da Pátriaに面した、おそらく大学の校舎。






Imgp5474  広場付近のワインショップ。当たり前だがポルト特産のポートワインやポルトガルワインが安い。






Imgp5468  ポルトにも路面電車が走っているのだが、もともと運行頻度が少ないのか日曜日だからなのかあまり走っているのを見かけなかった。広場に停まっていた路面電車が走り出し、クレリゴス教会の脇の道に入っていく。
 日曜日のせいか人が少なく、割と静かなCampo dos Mártires da Pátria界隈であった。

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2009年9月6日星期日

2009年・ポルトガル旅行(1)ポルト・リベルダーデ広場

Imgp5395 先月のことになるが、8月最後の1週間休暇を取ってポルトガルを旅行してきた。ポルトガルには2003年にも1度行っているのだが、その際に日帰りでやり過ごしてしまったポルトPortoのあたりを今回はじっくり見ようと思い、日程の殆どをポルトとその周辺で過ごした。
 1日中ポルトで過ごした日もあれば半日はポルトであと半日は郊外の別の街へ出た日もあり、また別の街に泊まった日もあるが、まずはポルトの街並みをぼちぼちと紹介。
 ガイドブックに載ってない地名や建物の名前は、現地の地図やネットで調べてそれと思しき名前をポルトガル語で書いてみることにする。
Imgp5341 Imgp5363  ポルトのサン・ベント駅に程近いリベルダーデ広場。年代ものと思われる建物が広場を囲んでいる。


Imgp5368  広場の奥、高いところにあるのが市庁舎である。







Imgp5358  市庁舎の右側を抜けると、奥にトリンダーデ教会が見える。この日は日曜日で、中ではミサをやっていた。






Imgp5352 Imgp5355  広場から一本裏の通りに入ると、日曜日ということもありとても静かである。



Imgp5387 Imgp5436  広場には様々な姿をした等身大の人形が立っていた。これは「Man T」というテーマで作った現代芸術の展示で、いろいろな姿の人を表すことで人間の持つ可能性や未来を表しているのだとか。期間限定の展示なのだろうが当地の人にとっても物珍しいのか、多くの人が写真に収めていた。

Imgp5420  広場からクレリゴス教会へ向かう坂、Rua dos Clérigos。






Imgp5417 Imgp5423  後ろを振り返りサン・ベント駅方面へ向かうと、その奥にやはり坂がある。サント・イデルフォンゾ教会Igreja de Santo Ildefonso を擁するバターリャ広場へ向かう坂Rua de 31 de Janeiroである。このリベルダーデ広場やサン・ベント駅付近が谷間になっている格好であるが、この広場付近に限らずポルトの街は坂道が多い。

Imgp5444  上述の坂の手前、サン・ベント駅に向かうように立つコングレガードス教会Igreja dos Congregados。青いアズレージョ(タイル)で飾られていて美しい建物である。
 リベルダーデ広場だけで写真が多くなったので、続きは後程。

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