2009年・環黄海旅行記(18)続・煙台~仁川・船の旅-「香雪蘭(XIANG XUE LAN)」号-
前回の続き。煙台を水曜日に出港した「XIANG XUE LAN」=「香雪蘭」号は、翌日の午前中には仁川に到着する。快晴の空の下、本船は仁川に向けて進んでいく。
仁川に近づくに連れ、次々と小島が見えてくる。左写真では、かろうじて水面に姿を現している島、というよりは岩礁の上にも、航路標識が建てられている。
朝食はわかめスープ。4,000ウォン=24元だったと思う。
韓国の定食は、付け合わせのキムチなど漬物と小皿とご飯だけでも充分なくらいである。
船内に貼られていた、新型インフルエンザへの注意喚起と思しきポスター。日本の4コママンガのような絵で説明されている。
船内の通路には、乗船直後から客が持ち込んだ荷物が放置されていた。日本と韓国を結ぶ航路同様に、持ちきれないほどの荷物を持った客が少なからずいる。中国で商品を買いつけてそれをハンドキャリーで運んでいるのだろうか。
10時過ぎにいよいよ仁川港に入港である。フェリーの多くにはバウスラスターという、船を横移動させる装置がついているので自力で接岸することが出来るのだが、この「香雪蘭」にはそれがないのかあってもそれでは不充分なのか、タグボートの助けを借りての入港であり、まさに貨客船の入港という感じである。
入港時に、本船前方にあるコンテナを積載しているエリアの近くを通ることができた。コンテナや本船クレーンのあるところを見ると、貨客船に乗っているのだということを改めて思い起こさせてくれる。これより前方に入ることはできず、左側に横切って下船口へ向かう。
11時過ぎに下船。やはり短い距離をバスに乗ってターミナルへ移動するため、陸から船の全景をカメラに収めることはできなかった。
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中国と韓国の間には、この煙台~仁川間のほかにも複数の旅客船航路が運航されている。中国の韓国観光公社(韩国旅游发展局)のウェブサイトの旅游计划->入境交通->海运のページに、中国語ではあるが中国~韓国航路の概要が紹介されており以下の航路が運航されているようである。
・煙台~仁川 Hanjoong Ferry(韓国語)
・丹東~仁川 丹東国際航運有限公司(韓国語)
・大連~仁川 Dain Ferry(韓国語)
・営口~仁川 Yingkou Ferry(韓国語)
・秦皇島~仁川 Qinin Ferry(韓国語)
・石島~仁川 Huadong Ferry(中国語)
・連雲港~仁川 連雲港輸渡(中国語)(韓国語)
・青島~仁川 Weidong Ferry(中国語)(韓国語)
・天津~仁川 Jinchong Ferry(中国語)
・日照~平澤 C&Ferry
・龍眼~平澤 Dalong Ferry(韓国語)
・連雲港~平澤 連雲港輸渡(中国語)(韓国語)
韓国語のウェブサイトだと雰囲気なりスケジュール表や運賃表と思しきページから内容を類推するしかないが、ウェブサイトにある船の写真や絵を見ると今回乗ったような貨客船タイプのものもあれば、見慣れたフェリー型のものもありそれぞれに特徴がありそうである。日本に住みながらこれらに乗るためにはある程度長めの休みを取らなければならないので実現は難しそうだが、機会があれば他の中韓航路の船にも乗ってみたいものである。


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