2009年・タイ旅行(20)バンコク・Thanon Phraeng Nara
ラク・ムアンからワット・スタットに向けて歩いていた途中、ロート運河の向こうに白い壁と緑色の窓枠が目に映え、煉瓦の屋根も特徴的な建物が見えた。もう少し南で運河を渡る予定だったのだが、方角も一緒ということでここで運河を渡ってこの建物の間の通りに入ってみることにした。
Thanon Phraeng Naraという名前の通りらしい。Thanonが「通り」という意味なので、Phraeng Nara通り、というところか。
白い壁と緑の窓枠やシャッターが良いコントラストである。台湾だとこうしたところでは2階部分が突き出ていてその突き出た部分の下が歩道になっているが、ここでは2階と1階は同じ面になっていて、雨よけ・日よけだろうかひさしが付けられている。
通りには食堂も並ぶ。私はタイ語を解さないので、ここでもやはりどのような料理が出てくるのか、そしてそれはいくらなのかがわからないのが残念である。
通りの中程に、Talaphat Suksa Schoolという名前の建物の紹介がある。英語でも説明があり、ラーマ5世の時代に建てられ、Narathip Praphanphong王子の居室の一部であったと紹介されている。その後私学になったようだが今は使われていないようで、建物の状態はよくなく修繕のための資金が必要だとも書いてある。
この通りにある長屋状の建物であるが、『カトマンズ・バンコク慕情~アジアの旅の徒然に』:「バンコクを歩く-4 ラーマ4世の王子の屋敷跡」によると今でも王室の所有で、店子は王室に家賃を払って店を構えているのだとのことである。上のTalaphat Suksa Schoolの紹介にも「owned by the Office of the Royal Treasury in Phaeng Nara Community」と書かれていてその建物は王室の財団が所有していると書いてあるが、細い通りの小さな商店や飲食店の大家が王室とは驚きである。
タイの小さな通りにあって、スペインのアンダルシアやポルトガルのエヴォラなどの街並みを彷彿とさせる白壁である。日差しが強い青空の下、ということでは共通している。
ガイドブックにはもう1本南にあるプレーン・プートン通りPhraeng Phuthonがやはりラーマ5世時代の雰囲気を残す通りとして紹介されていたが、それに気付かず思いがけず通った通りが印象に残る、そんな街歩きの1つだった。
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