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二月 2010

2010年2月23日星期二

『台北に舞う雪』

 先週の土曜日、台湾を舞台にした映画『台北に舞う雪』(原題:『台北飄雪』)を観てきた。先月観た『海角七号 君想う、国境の南』に続き、シネスイッチ銀座で台湾を舞台にした映画を続けて上映している。
 封切り日に観に行ったのだが、正月休みに観た『海角七号~』の時ほどの入りではなく1階席の中程が程よく埋まっているといった感じであった。

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2010年2月14日星期日

西ヶ原4丁目の新築賃貸マンション

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 都内の地下鉄のとある駅で見つけた、新築賃貸マンションの宣伝。宣伝の中に「町内会に冠せられている地名」が見える。去年訪れた際には建築途中だった母校の跡地に建つマンションが竣工し、入居者を募集しているようだ。
 このマンションを宣伝するウェブサイトを見つけることができた。宣伝とともにこの街の歴史も紹介されていて、かつての姿を地上からのそれと航空写真で紹介しているページがある。「4.5haの広さ」を謳っているが、かつてここに通っていた頃は他所に比べて狭いなぁと思ったものだがマンションとしては広いのだろうか…
 賃貸マンションなので住む人は入れ替わりが多いのだろうが、かつてその学校が送であったようにここに住む人たちがこの街の歴史を築いていくわけである。私が通っていた頃やそれ以前から伝わっているものもあろうし新しいものもあるのだろうが、その街に住んだことを縁として楽しく過ごしてこの街の新たな歴史を築いていただきたいものである。
 そして、私も縁があってこの街に通っていたことをたまに思い出し、感慨にふけることを許していただきたいものである。(タイトルは、数日したら変えようかと)

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2010年2月11日星期四

2010年・台湾各地の天燈節

 拙ブログにはアクセス解析の機能がついているのだが、最近「平渓」「ランタン」「元宵節」など、旧暦1月15日にあたる元宵節に平渓で開かれるランタンフェスティバル=天燈節に関する検索ワードで拙ブログを見つけた方がおられるようである。私自身は行っていないのだが、昨年の平渓でのランタンフェスティバルにまつわる記事をアップしたせいだろう。
 私も今年の天燈節が気になって調べたところ、台湾観光協会のウェブサイトに2010年の元宵節に台湾各地で開かれるイベントが紹介されており、そこで台湾各地のランタンフェスティバルが紹介されており平渓のそれについても詳細や台湾のリンク先が紹介されている。
 嘉義で開かれるランタンフェスティバルに「台湾燈会」の名が冠されており、交通部観光局主催とのことでこれが台湾全土的なイベントという位置づけなのだろう。それに加えて各地で行われるランタン・フェスティバルの紹介されていて、平渓のそれも紹介されている。
 今年の元宵節は新暦の2月28日、日曜日と元宵節が合致する。平渓ではその日に大規模なランタンの打ち上げを行い、さらに1週間後の3月6日(土曜日)にも同じ規模でランタン打ち上げをやるようである。前述の嘉義も含めて台湾各地もそうだが、元宵節当日だけでなくその後数日にわたってイベントをやるのですね。
 書いているうちに台湾にまた行きたくなり、どこかの天燈節、とりわけ平渓のそれを見たくなってしまった。もともと元宵節当日には行けなさそうだったが、平渓だと1週間後にもランタンの打ち上げをするとかで行ってみたいものだが…
(追記)とは言いながら2月28日・元宵節当日の平渓天燈節に行ってきました。そのときの様子はこちら

台湾観光協会お知らせ(現在〔2010年2月〕、各地のランタンフェスティバルの予定が紹介されています)
2010台湾燈會在嘉義(日本語)
2010台北縣平溪天燈節(台湾国語〔中国語〕、音が出るので注意)

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2010年2月9日星期二

台湾・海線沿いの駅を巡る

 今でこそ台湾新幹線が走っているが、台北から桃園・新竹・台中・台南を経て高雄を結ぶ西部幹線は台湾の鉄道の大動脈と言える。その西部幹線は新竹の南にある竹南という駅で海線と山線に分かれ、彰化で再び合流する。苗栗県内の海線の駅を巡り、日本統治期から残る駅舎もあったので写真をぼちぼちとアップ。

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 山線にある苗栗駅から北に2駅戻り、竹南駅から区間車(電車)で2駅のところにある大山駅。日本統治期の1922年に建てられ、当時はこのあたりで収穫される米の輸送に使われたのだとか。霧で視界が良くなかった山線に比べると、海線のほうが天気は少し良かった。

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 この大山駅には各駅停車である区間車(電車)しか停まらず、次の電車まで1時間ほどの待ち時間が生じる。駅前は車道に向けて商店が並ぶだけなので線路沿いの道を歩いていたら、最近は少なくなった復興号が通り抜けていった。




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 大山駅からさらに海線を4駅行ったところにある、新埔駅。この駅もやはり日本統治期の1922年に建てられた駅とのことであり、ガイドブックには「和洋混合のスタイルで建てられた」と書かれている。





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 新埔駅の目の前には、台湾海峡を見ることができる。








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 防波堤の上は遊歩道になっている。








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 防波堤の斜面にはペインティングがしてあった。一昨年に観た映画『練習曲』で、自転車で台湾一周をしている青年がその土地の若者がしていた防波堤の斜面へのペインティングに参加し、警官に見つかって慌てて逃げるという場面があった。この風景に似ているのでここなのかと思ったが、協賛していたチャイナエアラインのウェブサイトにある「台湾シネマ・コレクション」を紹介したページによるとここではなく、さらに南へいった台中県の海岸のようである。南側には工場が見えたが、そのあたりなのだろうか。

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 写真右は桃園国際空港の観光案内で入手した苗栗の地図、左は苗栗駅の観光案内所で入手したガイドブックである。後者は地域ごとの折込地図が入った120ページあまりの冊子であり、英語での記載もあり情報が充実しているが、上述した大山駅や新埔駅のことは紹介されておらず、ハイキングコースや古い街並みを中心に紹介している。前に書いた鉄路博物館や勝興車站も、このガイドブックの中で紹介されている。
 大山駅や新埔駅のことは、前者の空港で貰った地図に書いてあった。台北・高雄や花蓮と違って外国から苗栗を訪れる人はまだ少ないのだろうか、ガイドブックや案内によってお勧めの場所は異なるようである。それでも、天気が良くない中訪れた場所は限られたが苗栗には他の都市とは違う雰囲気を感じることができる。良い天気の時に老街を巡ってみたいものである。

 

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2010年2月6日星期六

台湾の廃線跡~勝興車站~

 

前回書いた鉄路博物館がある苗栗の近郊に廃線跡をそのまま残しているところがあるとのことで、その廃線跡=勝興車站(勝興駅)に行ってみた。

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 苗栗駅から区間車(電車)で3つ目の駅、最寄駅の三義駅へ行き、そこからレンタルオートバイで勝興車站へ、というのが旅行案内所で貰ったガイドブックでのお勧めルートなのだが、電車で三義に近づくに連れて霧が濃くなり、車窓から殆ど視界がきかなくなってしまった。それでも折角と思ってタクシーで勝興車站へと向かったが、駅前は写真の通りの霧模様である。観光地として整備されていて、駅前には商店が並んでいる。


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 勝興車站の駅舎。かつては西部幹線の山線がここを通っていた。
 駅の左側にある案内板には、「建於民前五年四月(明治四十一年四月)」と書かれていた。「民前五年」は1907年であり、その年に建てられたようである。元号表記が違うようであるが…
 かつては西部幹線の山線がここを通っていたのだが、新線に移行したことで1998年に廃止された。ここへ来るまでに、道路脇にかつての線路がそのまま残されているのも見ることができる。

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 駅の中の様子。かつての時刻表や運賃表などが駅の中を飾っている。








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 ホームも、使われていた頃のままに残されている。視界が良ければ後方に並ぶ商店もハッキリと見えてよいコントラストになるのだろうが、如何せん霧が濃いのが残念である。
 休日にはホームから近くのトンネルまで小さな蒸気機関車の模型が走り、子どもたちがその後ろに牽かれて楽しむことができるようだ。


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 線路の上を歩くことができる。写真は駅から少し歩いたところにあるトンネル。









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 この勝興車站、かつては台湾の鉄道で最高標高の駅だったとかで、標高402.326メートルであることを示す碑が建っている。
 悪天候にもかかわらず、外国人を含めて観光客が少なからずこの地を訪れていた。日本から苗栗を訪れる人は少ないのかもしれないが、台湾を訪れるとそれぞれの街が違う姿を見せてくれる。今回は天候が良くなかったのであまりあちこち見てまわることができずしかも鉄道関連ばかりになってしまい、さらに短期旅行だと好天の日を選ぶことはできないのだがこの勝興車站にもまた天気のいいときに訪れることができればと思う。

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2010年2月4日星期四

台湾・苗栗の鉄路博物館(鐵路博物館)

 ずっと昨年のタイ旅行のことばかり書いていたが、昨年の年末に2泊3日で台湾を訪れ、2日目に台湾西岸の苗栗付近を見てまわった。あいにく天気がよくなかったので内陸部の見どころは見てまわることができなかったのだが、午前は苗栗駅近くにある鉄路博物館(鐵路博物館)と廃線跡を観光地として売り出している勝興駅址(勝興車站)などを訪ねた。1ヶ月以上経ってしまったが、まずは鉄路博物館の写真をアップ。

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 桃園国際空港からバスで桃園駅へ向かい、高雄方面に向かう列車の「山線」に乗ると苗栗駅に行くことができる。今回はその通りに行って苗栗に泊まり、翌日1日をかけて苗栗付近をあちこち見てまわった。
 苗栗駅から高雄方面の線路に沿って歩き、途中線路の下をくぐってやはり同じ方向に歩くとすぐに鉄路博物館への案内板を見ることができる。線路沿いにあるので、わからなければくぐった先にある車道と線路の間に行くことができる道を探すといいだろう。

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 機関車と同じ色をした門番?が出迎えてくれる。後ろの蒸気機関車は1913年から1973年にかけて旅客輸送に従事した、アメリカ製の蒸気機関車である。






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 上述の28型蒸気機関車。









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 こちらもやはりアメリカ製、1920年から1979年まで幹線の貨物輸送に活躍したDT561号蒸気機関車。








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 かつて日本統治下にあった台湾では、日本製の蒸気機関車が長らく走っていた。写真のCT152号は日本の「大阪汽車製造」なる会社により作られ、1918年~78年にかけて西部幹線で旅客輸送に従事していたとのことである。日本では同型車が「8520形」として走っていた。




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 ディーゼル機関車も展示されている。左写真は日本製のR1型ディーゼル機関車、右はやはり日本製で阿里山鉄道で活躍した11403型ディーゼル機関車。この他にもアメリカ製の青いディーゼル機関車が展示されていた。

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 敷地内には、1921年に作られ1990年代まで使われた客車も展示されている。振動がダイレクトに木製の椅子に伝わるので、乗客が率先して席を譲ったという笑い話が披露されている。



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 屋根の外には、ディーゼルカーとディーゼル機関車が置かれていた。保存場所ができるのを待っているのだろうか。





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 博物館の隣は台湾鉄路局の建物のようだが、その中に「投煤練習場」という場所があった。蒸気機関車に石炭を投入するための練習場の意だろうが、これも保存対象なのか、あるいは最近動態保存で運転されている蒸気機関車を運転する際の石炭焚きの練習もここでされているのだろうか。
 日本統治期から1970年までに台湾に投入され、その後長く使われて台湾の人がよく目にしたであろう車輌や、阿里山鉄道などで長く活躍した車輌がここに展示されているといった感じであった。車輌を置いているだけで特段のことはないのだが、台湾の人にとっては往時を偲ばせるのかもしれないし、私のように外国から来た人にとってはかつて走っていた姿に思いを巡らすことができる。

 今回訪れた苗栗、台湾の玄関口である桃園国際空港からバスで桃園駅に向かい、さらに在来線の列車で南へ向かうと行くことができる。延べで2時間ほどの距離であり、空港から台北へ行く時間プラスアルファで行くことができる。
 台湾新幹線ができたこともあり、台北のみならず台湾新幹線が泊まるところや桃園国際空港から近いところへは2泊3日でも中1日を使って観光ができるといえよう。さすがに花蓮や台東など台湾東岸や内陸方面は2泊3日だと充実した旅程は難しいかもしれないが、台湾西岸だと行き先を決めておけばある程度のものを見ることができ、台湾への距離感が縮まるのではないだろうか。
 上述の『週末台湾!』、台北の見どころである101・西門町やあちこちの夜市歩きなど観光名所を紹介し、さらに奮発する高級料理から屋台や小さい店の魯肉飯までグルメも紹介し、台北を中心とした観光を一通り紹介した本である。が、『週末台湾!』のタイトルは台北をはじめ台湾各地へは2泊3日で行くことができ、目的を持って行けば台北のみならず他の街へも足を運ぶことができて有意義に時間を過ごせることを思い起こさせてくれる。ヨーロッパだと国境を接した隣国に自動車で気楽に行くことができるが、そこまではいかなくても日本と台湾は敷居低く行き来したいものである。

 姉妹書に『週末バンコク!―2泊3日からはじめる自分だけの旅づくり 』もあるが、帰路が夜行便でないと滞在時間が短くなることもありこちらは『週末台湾!』よりは厳しそうである。

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2010年2月2日星期二

繋がらないURLと検閲ワードで作った中国地図

 同学から教えていただいたのだが、最近中国から、少なくとも上海からココログを見ることができなくなっているようだ。私が上海にいた頃は繋がらないブログといえばseesaaブログはずっと見ることができなかったが、そんな中でたまにココログも見ることができないことがあり、拙ブログでもそのことを書いたことがある。もっとも、「裏技」を使って「見られない」状態は回避していたのだが…教えていただいた同学、謝謝。
 そんな中、『Information is Beautiful』というウェブサイトに、中国で検閲対象になっている単語と中国から接続できないURLを並べて作られた中国地図が出ている。下記リンク先にその地図があるのだが、赤い文字で形作られた中国国土はNGワードで、その周りにアクセス制限がかかっているURLが灰色の文字で並んでいる。

Information is Beautiful』→「WHAT DOES CHINA CENSOR ONLINE?

 大陸部分を形作るNGワードの中には、「人権」「拷問」「独裁」「民主化運動」といった単語のほかに、「鳥葬」など特定の地域を連想させる単語や別の地域が中国から離れようとすることを示す単語、「6月4日」「89」などある事件を連想させるキーワードやその事件そのものなどが並ぶ。「中ロ国境」とかは今でもダメなのだろうか。あと「中国の学生と学者」という言葉もNGなようだ。外側のURLにはBBC・CNN・LE MONDE・ZDNといった報道系のウェブサイト、ebayやamazonなどの商業サイト、2ちゃんねるやYouTubeなど自由に投稿できるウェブサイトなどが並ぶ。報道系ではESPNやMARCA(スペインサッカーのサイト)も地図にURLを連ねているのが意外である。日本では朝日新聞やYahoo!JapanがやはりURLを連ねている。NGワードはいかにもという感じだが、URLのほうはそうだったかな、というものもある。amazonは本を買うのに使っていたし。拙ブログはこの地図に名を連ねることはなかろうが、自由に意見を書いてそれを世の中に発することができるブログはどこかしらが検閲に引っかかるだろう。もっとも、一部の「中国にとって望ましくないブログ」のおかげで他のブログまで見ることができないのはどうかと思うし、そもそも「望ましくないブログ」を遮断することは議論なり市民の評価なりを放棄して強引に遮断していると言えようが・・・
 今は繋がるものがあるかもしれないのはさておき、中国のインターネット環境が過度の検閲で自由ではないことを痛烈に皮肉っている中国地図のアートである。中国側はこうした検閲に対する批判については、「内政干渉」とか「市民を有害なサイトから遠ざける」などと正当化しているのだが…

 NHKの海外放送で放映された、日中歴史共同研究に関する報道も1989年6月4日の出来事の部分で突然遮断されたとか。情報統制への力の入れようがわかるが、細かく見ているというか力の入れどころが違うだろうと言いたくなった。時事通信配信から。

日中歴史研究のNHK放送中断=天安門事件映像、視聴制限か-中国

 【北京時事】中国で31日、日中両国の歴史共同研究報告書について報じていたNHK海外テレビ放送のニュース番組中、数秒間画面が真っ黒になり視聴できなくなった。
 報告書のニュースは中国国営ラジオも報道した。NHKニュースのうち、報告書に盛り込まれなかった1989年の天安門事件について、中国国内で映像を見せないよう、中国当局が視聴を制限したとみられる。(2010/01/31-21:21)

(かつて書いた関連記事)
 接続できないウェブサイトにつなげよう
 アクセスできないウェブサイト
 書き込み制限
 アクセスできないウェブサイト その後
 Wikipediaに接続できない
 Seesaaブログに接続できない
 インターネットの敵
 続・インターネットの敵
 北京・東莞からはアクセス可能?
 中国からココログへのアクセス制限?
 中国からココログへのアクセス制限?-その後-
 中国西南部-久々に中国のインターネット環境が気になった-  
 Yahoo!JAPANに接続できない?
 インターネット統制の転換?
 中国から見られない動画サイトと、見られない中国の動画サイト
 中国、パソコンに検閲ソフト義務付け
 Great Firewallに穴は開くか?~中国のインターネット~

(追記)書いた後で気がつきましたが、今日は元号と中国語の曜日の読み方を混ぜて使うと「平成22年2月2日星期二」ですね。

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