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2010年2月9日星期二

台湾・海線沿いの駅を巡る

 今でこそ台湾新幹線が走っているが、台北から桃園・新竹・台中・台南を経て高雄を結ぶ西部幹線は台湾の鉄道の大動脈と言える。その西部幹線は新竹の南にある竹南という駅で海線と山線に分かれ、彰化で再び合流する。苗栗県内の海線の駅を巡り、日本統治期から残る駅舎もあったので写真をぼちぼちとアップ。

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 山線にある苗栗駅から北に2駅戻り、竹南駅から区間車(電車)で2駅のところにある大山駅。日本統治期の1922年に建てられ、当時はこのあたりで収穫される米の輸送に使われたのだとか。霧で視界が良くなかった山線に比べると、海線のほうが天気は少し良かった。

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 この大山駅には各駅停車である区間車(電車)しか停まらず、次の電車まで1時間ほどの待ち時間が生じる。駅前は車道に向けて商店が並ぶだけなので線路沿いの道を歩いていたら、最近は少なくなった復興号が通り抜けていった。




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 大山駅からさらに海線を4駅行ったところにある、新埔駅。この駅もやはり日本統治期の1922年に建てられた駅とのことであり、ガイドブックには「和洋混合のスタイルで建てられた」と書かれている。





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 新埔駅の目の前には、台湾海峡を見ることができる。








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 防波堤の上は遊歩道になっている。








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 防波堤の斜面にはペインティングがしてあった。一昨年に観た映画『練習曲』で、自転車で台湾一周をしている青年がその土地の若者がしていた防波堤の斜面へのペインティングに参加し、警官に見つかって慌てて逃げるという場面があった。この風景に似ているのでここなのかと思ったが、協賛していたチャイナエアラインのウェブサイトにある「台湾シネマ・コレクション」を紹介したページによるとここではなく、さらに南へいった台中県の海岸のようである。南側には工場が見えたが、そのあたりなのだろうか。

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 写真右は桃園国際空港の観光案内で入手した苗栗の地図、左は苗栗駅の観光案内所で入手したガイドブックである。後者は地域ごとの折込地図が入った120ページあまりの冊子であり、英語での記載もあり情報が充実しているが、上述した大山駅や新埔駅のことは紹介されておらず、ハイキングコースや古い街並みを中心に紹介している。前に書いた鉄路博物館や勝興車站も、このガイドブックの中で紹介されている。
 大山駅や新埔駅のことは、前者の空港で貰った地図に書いてあった。台北・高雄や花蓮と違って外国から苗栗を訪れる人はまだ少ないのだろうか、ガイドブックや案内によってお勧めの場所は異なるようである。それでも、天気が良くない中訪れた場所は限られたが苗栗には他の都市とは違う雰囲気を感じることができる。良い天気の時に老街を巡ってみたいものである。

 

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