« 続・2010年元宵節・平渓天燈節~元宵節当日の菁桐~ | Main | 続々・2010年元宵節・平渓天燈節~元宵節当日の平渓~ »

2010年3月8日星期一

最終講義

 大学のときに授業や卒業論文でご指導戴いた先生が退官されるので、最終講義に出席すべく先週の金曜日に勤めを午後休みにして大学へ(といってもキャンパスは私の学生時代とは違うところなのだが…)と向かった。
 先生は中国現代文学がご専門だが、この日の最終講義は反右派闘争や文化大革命期に作家や詩人など文学家が受けた困難に関するものだった。この日取り上げた作家の一人とは先生が文革後懇意にされていたこともあり、彼らが直面する困難や作家生活を厳しく制限された後に訪れる晩年の平穏な日々、もしくは晩年の活動に触れる度に先生は言葉を選んで話しておられるように見えた。研究対象への想い、そして研究対象でもある「人」への想いというものが感じられる最終講義だった。
 私自身は大学を卒業しその後「あきんど」として中国と向き合う時期もあり、さらには別のところで現代の台湾に関心が移るようになった。この日の講義で学生時代に接した作家の名前や『文芸講話』といった中国現代史のキーワードを耳にし、高校生の頃「改革開放」や「六・四」があり大きく変わっていくであろう中国のことを知ろうとこの学校の門を叩き、そして学んだ日々を思い起こし「原点」に帰った気がした1日であった。

|

« 続・2010年元宵節・平渓天燈節~元宵節当日の菁桐~ | Main | 続々・2010年元宵節・平渓天燈節~元宵節当日の平渓~ »

Comments

The comments to this entry are closed.

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/73410/47762105

Listed below are links to weblogs that reference 最終講義:

« 続・2010年元宵節・平渓天燈節~元宵節当日の菁桐~ | Main | 続々・2010年元宵節・平渓天燈節~元宵節当日の平渓~ »