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2010年6月13日星期日

201系

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 所用があって中央線に乗ったのだが、ホームにやって来たのは最近見かけなくなった201系電車であった。中央線から退く日が決まっているのだろうか、先頭車両には鉄道ファンと思しき少年や大人がたくさん乗っていて、駅に着くたびに降りて写真を撮ったり、車内や車窓の風景をビデオに収めたりしていた(車内はともかく、車窓はどの電車に乗っても同じだと思うのだが…)。中央線は高架になっている場所が多くなり沿線からは列車の写真は撮りにくくなったのだが、それでも地上を走っているところではやはりあちこちでカメラを構えてこの電車が通るのを待っている人たちがいた。
 車体全面がオレンジ色の電車が中央線を走っているのは当たり前の風景だったし、それがこの201系なのもごく当たり前の、見慣れた風景であった。当たり前だと思っていたものがいつの間にか変わっていき、気がついたときには慣れ親しんだ姿が見られなくなるのは電車の話ばかりではない。子どもの頃住んでいた街も、電車に乗って通った学校も、働き始めて住んだ街も、そして3年前まで住んでいた上海もその姿を大きく変えていることだろう。「変わっていくものの中に変わっていないものを見出す」ことはできるかもしれないが…新しい街・新しいものと一緒に暮らす人たちが、その街やその社会の新たな歴史を作っていく。
 ステンレスボディーの新しい電車に乗ると暇つぶしに車内にあるテレビに映るミニ番組や天気予報を見て過ごすのだが、古い201系にはそれがついていなくてドアの上を見上げても何もないことに逆に違和感を覚えてしまった。つい最近までは車内にテレビなどないのが当たり前だったのだが、いつの間にか感覚が変わってしまったようだ。

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 途中後続列車に追い越されるところがあったので、反対側のホームに渡って最後尾までカメラに収めてみた。

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