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七月 2010

2010年7月31日星期六

書籍『台湾人生』

 昨年7月に東中野で映画『台湾人生』を観たのだが、映画の中で出てきた台湾の「日本語世代」の人たちへのインタビューをまとめた、同じ題名の本が出ている。5月に日本経済新聞の読書欄でこの本のことを知ったのだが、今になってようやく読むことができた。
 本には、映画に出てこなかった人へのインタビューも掲載されているが、多くの人が上の学校に上がれない、上がりにくいなど「日本人とは異なる扱い」をされたと自覚しているにもかかわらずその頃のことを懐かしさをもって語っている。出てくる人は皆80歳以上、多感な時期に日本語で、日本統治下の台湾で生きたことが今でも鮮明に残り、そしてその後の人生の屋台骨になっている、ということだろう。その多感な時期にそうした環境で生きていろいろと考えることもあっただろうし、濃い時間を過ごしたことがよくわかる。

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