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九月 2010

2010年9月30日星期四

2010年8月・カナリア諸島旅行(21)「われらが島のフットボールチーム」

 カナリア諸島を本拠地とするサッカーチームの中でリーガ・エスパニョーラの上位リーグにいるチームとして、グラン・カナリア島のUDラス・パルマスとテネリフェ島のCDテネリフェが挙げられる。後者のCDテネリフェは長く2部=セグンダ・ディビシォンで戦っていたが、2008-2009年のシーズンでセグンダ・ディビシオンで3位になり、晴れて1部=プリメーラ・ディビシオンに昇格したのだが1シーズンだけで2部に降格してしまった。さらに、今シーズン(2010-2011)はここまで5戦全敗で勝ち点ゼロと苦しいスタートになり、2部B=セグンダB、つまり3部への更なる降格を免れるためには巻き返しが必要になっている。

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 隣の島であるラ・ゴメラ島、サン・セバスチャンのレストラン。壁にCDテネリフェのエンブレムが手描きで描かれている。




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 島の風景を描いた絵の下にも「CD TENERIFE」の文字が見える。地理的には隣の島ではあるが、「われらが島のフットボールチーム」を店を挙げて応援しているのが窺える。
 壁の絵が手作りなのが、また良い雰囲気である。

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2010年9月29日星期三

2010年8月・カナリア諸島旅行(20)「150ペセタショップ」

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 ラス・パルマス市内にて、「Solo a 150PTAS」の看板を掲げた商店。「150ペセタだけ」ということだろうから、日本の100円ショップよろしく「150ペセタショップ」ということだろうか。
 「ペセタ」は、ユーロ導入前にスペインで使われていた通貨。1ユーロ=166.386ペセタなので、150ペセタはだいたい0.90ユーロ、今のレートだと本当に100円に近い感じである。勿論今はユーロ表示である。1ユーロでもキリがいいところだが「150ペセタ」を看板に掲げているのが面白い。
 台湾だと日本のダイソーが進出していて、39元均一を謳った「39元ショップ」を展開している。それぞれ現在のレートは近いのだが、物価を考えると150ペセタと100円の価値は微妙なところであり、台湾の39元は日本の100円以上の価値があろう。それでも、150ペセタ・100円・39元は日用品を並べておくにはいい値段なのだろう。

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2010年9月28日星期二

2010年8月・カナリア諸島旅行(19)道路標識のカメラは昔のカメラ?

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 今回の旅行で目に付いたことをまたぼちぼちと更新。
 写真はラ・ゴメラ島・Aguroの手前で見つけた道路標識。標識に描かれているカメラが、昔の写真館にありそうなカメラである。レリーズまで丁寧に描かれている。
 この看板の意味をタクシーの運転手に聞いたところ、「Nice view」との返事が返ってきた。道路標識でカメラというとどうしても速度取締を思い浮かべるので本当かと思ったが、後で調べてみるとhttp://www.boe.es (スペインの政府広報のウェブサイト)にあるこちらの資料(PDFです)によると、この標識の説明として「Lugar pintoresco」とある。辞書で調べると「趣のある場所」になるので、やはり道路から良い景観が見えるときの標識なのだろう。
Imgp1246 ここから見える景色は、以前紹介したこちらの写真。Aguroの景観を見よ、と標識はアピールしているのである。






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 他方、こちらはロンドン・ウェストミンスター宮殿付近にて。やはりスプリングがある、古いものと見えるカメラが道路標識に描かれているが、下に「Traffic enforcement cameras」とあり、「道路規制のためのカメラがこの近くにあるよ」という意味である。同じカメラが描かれている標識でも、ラ・ゴメラ島のそれとは随分と意味が違う。
 今様の一眼レフカメラやコンパクトカメラ、あるいは取り締まり用のビデオカメラではなく、こうした古いカメラを思い起こさせる絵が「カメラ」を示す絵として用いられているのが面白い。

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2010年9月27日星期一

2010年8月・カナリア諸島旅行(番外編)ロンドン・ウェストミンスター宮殿

 前回の続き。出発までもう少し時間があったので、地下鉄に乗ってWestminster駅へと向かった。

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 ウェストミンスター宮殿。名前には聞くが、実際に見てみると直線的なたたずまいが荘厳さを感じさせてくれる。




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 ビッグ・ベン。こちらも名前は聞くが宮殿に隣接しているとは知らなかった。
 ビッグ・ベンは世界にその名を知らしめているが、カナリア諸島の小さな街にもやはり時計塔があり、その街の人に親しまれているのを今回見てきた。




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 交差点を隔ててはす向かいにあるのは大蔵省。
 このあたりは官庁街ともいえるが、そのせいかやはり交差点に面した広場ではイギリスやその同盟国の海外各地への派兵に反対するアピールをしている人たちが、布幕に書かれたメッセージを掲げて主張をしていた。




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 Church of St.Margaret。








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 教会近くの広場にて。若い人たちが集まっているのだが、男性2人が何かの演説?をして聴衆から拍手を受けていた。






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 最後にテムズ川越しに観覧車とやはり趣がある建物を見る。観覧車はLondon Eyeという名前だそうだ。建物はLondon County。

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2010年8月・カナリア諸島旅行(番外編)ロンドン・タワーブリッジなど

 今回のカナリア諸島への旅では、往復ともフライトはロンドン乗継だった。ロンドンまでの往復チケットを買い、ロンドン~カナリア諸島間は別にフライトを予約した。
 往路はロンドンに夕方に着いて翌朝出発だったので移動して宿泊するだけだったのだが、復路は夕方ロンドン到着で翌日夕方出発だったので、ロンドンを発つ日に半日だけ市内を見て回った。普通はロンドンに住む人がバカンスや避寒でカナリア諸島に行くものだが、今回私はカナリア諸島観光のついでにロンドン観光である。

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 London Bridge駅で下車。2階建てバスにタクシーと、ロンドンらしい?眺めである。







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 駅から程近いところにある、Southwark Cathedral。








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 London Bridge、今は新しい橋である。向こう側にはSt. Paul's Cathedral「セント・ポール大聖堂」。







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 古そうな建物だが、何だったか…







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 テムズ川とは反対のほうへ歩く。こういうビルと通りの取り合わせを見ると、上海の武康大厦を思い出す。







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 工事中だからか、板の上に野菜や鶏などを描いて「OPEN AS USUAL」とアピールしている、BOROUGH MARKETなる市場の案内。






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 テムズ川をTower Bridgeの方角に見る。橋の手前に見える軍艦はHMS Belfast号、係留されて中は博物館になっているそうだ。






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 テムズ川の眺めを楽しむ遊覧船もあるが、こちらはゴムボートでの遊覧か。水面近くから見る眺めはまた違うのだろうか。






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 Hay's Galleria。かつて川岸の倉庫だったところが、今はショッピング街になっていて、レストランやパブもある。







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 透明人間?
 Tower Bridge近くの広場にて。







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 Tower Bridge。ユニオンジャックとイングランドの旗、St.George's Crossがたなびいている。






 ガイドブックを持たずに歩いたのだが、今回は「中に入って見物する」ということをしようという発想が起こらなかった。中に何かあるのか、入場料はいくらなのかという情報を持ち合わせていないからであろう。この近くにあるLondon Towerも含めて中を見ることができる場所もあるのだが、今回は外からの眺めだけを堪能した。
 ロンドンなら、また来る機会もあるだろう。

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2010年9月26日星期日

2010年8月・カナリア諸島旅行(18)グラン・カナリア島~ラス・パルマス 海辺の風景など~

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 前回の続き。ラス・パルマスの旧市街以外の風景もぼちぼちと紹介。
 写真はガルダルからラス・パルマスへ戻るバスの車窓を撮ったもの。島から突き出た細い半島に白い建物が並んでいるのが見え、細長い土地も市街地の一部になっているのがわかる。左側の岩山はもともと別の島で砂州で後に陸続きになったのだろうか、そう思わせる眺めである


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 ラス・パルマスにいくつかあるビーチの1つ、上写真の対面にあたるPlaya de las Canteras「カンテラス海岸」。市街地のすぐ隣にこのようなビーチがあるのが驚きである。
 朝ということで人が少なかったが、市街地に近いせいか海岸をジョギングしている人が多かった。




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 こちらは突き出た半島の反対側にある海水浴場、Playa de las Alcaravenaras「アルカラベナラス海岸」。こちらも市街地に近いのだが、目の前が港湾施設になっている。雰囲気は上のPlaya de las Canterasのほうが良さそうだ。




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 帆のついたボートで海岸沿いに漕ぎ出して楽しんでいる人たち。







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 停泊中の自動車運搬船。








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 こちらはコンテナ船。コンテナの上に乗用車が積んであるのだが、コンテナに入れたり覆いをしたりせずそのまま海を渡るのだろうか。落ちないか心配だし、塩害は大丈夫だろうか。





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 左の青いバスが郊外バス、右の黄色いバスが市内バス。郊外へ行くバスについては路線ごとの時刻表がターミナルの案内所でもらえるので、それを見ながらルートを考えるといいだろう。バスターミナルはラス・パルマスの南と北に2箇所ある。
 いずれも車内で運賃を払う際にお釣りももらえるのは良いのだが、テネリフェ島のバス同様に車内放送や案内は一切なかったので、乗りこなすのは難しそうだ。

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 半島部分にある、Parque de Santa Katarina「サンタ・カタリナ公園」。多くの市内バスがここを通る。
 公園には平日の朝早くからカフェに多くの人がいたが、観光客なのか島で悠々自適に暮らしている人たちなのか。





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 Parque de Santa Katarinaにあった、猫を連れた女性の像。







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 港を望む歩道にて見つけた標識。スペインや海外の年までの距離が記してある。上海までは11,584kmだそうだ。







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 日本に住んでいる人がハワイやグアムへ行くように、ヨーロッパの人はカナリア諸島でバカンスを楽しむのだろう。「火山性の島にあるリゾート」という点ではカナリア諸島はハワイやグアムと似ている。
 もっとも、ヨーロッパからユーラシア大陸を横断してさらにその先にあるハワイを目指す人は少ないし、逆に日本からカナリア諸島を目指す人も多くない。写真はガルダルのバスターミナルにあった公衆電話だが、ヨーロッパや中南米への電話料金が記してあるが日本を始め東アジア各国へ電話をかける際の案内はなく、カナリア諸島へどんな人が多くやってきて、またカナリア諸島がどんな人を主要なターゲットにしているかが窺える。中南米諸国からは、スペイン語圏ということもあり働きに来る人もいるのだろう。
 今回はカナリア諸島を駆け足で巡ったが、勿論完全に網羅したわけではない。グラン・カナリア島のTeldeテルデという街の広場には、この街が非核都市宣言をした縁で日本国憲法第九条の碑があるそうだがそこには行っていない。「では今度行った時に」と言うにはあまりにも遠い。
 それでも、機会があればもう一度カナリア諸島を訪れ、今回訪ねなかった街へ行ったり行かなかったビーチでゆっくりしたりしたいものである。

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2010年9月25日星期六

2010年8月・カナリア諸島旅行(17)グラン・カナリア島~ラス・パルマス トリアナ地区(下)~

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 前回の続き。ラス・パルマスの歴史的街並みであるトリアナ地区を、今度は車道を渡って北側を歩くことにする。







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 Centro Cultural de La Caja de Canarias。「C.I.C.C.A.」と略されているようだが、文化センターか何かか。







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 Teatro Pérez Galdós(劇場)。








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 劇場の向かい側、先程までいた南側には商店が並ぶ建物が見える。







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 Bibloteca Insular(図書館)。

















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 確かCalle San Pedroだったか。ラス・パルマスの名所であるせいか、今まで歩いてきた街と異なり正午頃でも人通りが多い。






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 Plaza de Cairasco「カイラスコ広場」。








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 そのすぐ西側(上写真の右側)にある、Plaza de Alameda de Colón。「コロンブス広場」でいいのだろうか。コロンブスの像が遠くを見据えるように建っている。






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 広場に面した白い教会、Iglesia de San Frencisco de Asís「サン・フランシスコ・デ・アシス教会」の入口には、この街に伝わる物語なのだろうか農作業に勤しむ人たちと牛車に乗る人の様子をタイルに描いた絵が貼ってあった。
 教会の名前であるが、観光案内所で貰ったグラン・カナリア島全体の地図についていたトリアナ地区の地図ではこの名前は南側にある別の教会に付けられている。それを見て拙ブログでも当初はこの名前を別の教会の名前として書いていたが、他方トリアナ地区の地図では北側にある白い壁の教会をこの名前で紹介していた。この名前を冠した教会のウェブサイトを見つけ、後者即ちPlaza de Alameda de Colónに面したこの教会が正しい「Iglesia de San Frencisco de Asís」であることを確認した。
 失礼致しました。

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 広場から北へ向かった交差点の壁に、街を行き交う人、そして壁を塗ったり作業したりする人の絵が描かれている。「壁に壁塗りの絵」である。






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 交差点からさらに先に歩くと見えてきたのは、手前がPalacete Rodrígues Quegles「ロドリゲス・ケグレス宮」、置くがIglesia de los Franciscanos「フランシスカノス教会」。






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 ここまでカナリア諸島で城壁を見たことがなかったのだが、ここラス・パルマスにはかつての城壁の跡が、トリアナ地区の北西のロータリーに残っている。切り取られたような城壁の跡がロータリーに面しているのが、不思議な感じがした。




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 街歩きをそろそろ終えなければならない時間になってきたので、バスターミナルを目指す。途中にあったGobierdo Militar。軍関係の役所だろうか。






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 トリアナ地区のメインストリート、Calle Meyor de Triana。








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 バスターミナルの向かいはParque de San Termo「サン・テルモ公園」という公園になっている。昔の建物を使った観光案内所や売店、カフェがあるのだが、帆船を模した大きな遊具があるのに目を引かれた。
 これでラス・パルマスの旧市街であるトリアナ地区を離れ、ホテルに預けていた荷物をピックアップして空港行きのバスに乗った。
 旧市街以外のラス・パルマスの様子は、また後程。

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2010年9月24日星期五

2010年8月・カナリア諸島旅行(16)グラン・カナリア島~ラス・パルマス トリアナ地区(上)~

 前回の続き。カナリア諸島の旅も最終日になり、この日の夕方のフライトでグラン・カナリア島を離れロンドンに向かわなければならない。最終日はラス・パルマスを歩いたが、まずはラス・パルマスの歴史地区であるTriana「トリアナ地区」の様子から。

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 トリアナ地区は大きな車道で2つに分けられているが、まずはその南側から。車道に程近いPelotaという通り。







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 Casa de Colón「コロンブスの家」。かつてコロンブスが滞在したことがあるとのことで、中では彼の大西洋横断に関する展示を行っている。






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 Casa de Colónの1階にいたオウム。








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 Casa de ColónがあるPlaza de San Antonio Abad「サン・アントニオ・アバド広場」にある、Ermita de San Antonio Abad「サン・アントニオ・アバド教会」とSala de San Antonio Abad。


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 入り口と反対側のPlaza del Pilar Nuevo「ピラール・ヌエボ広場」から見たCasa de Colón(左写真)とカテドラル。




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 カテドラルに沿わずに通りを歩くと正面に見えてくるのは、Iglesia de San Francisco de Bonja「サン・フランシスコ・デ・ボンヤ教会」。






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 Iglesia de San Francisco de Asísで右に曲がるとゆるやかな坂道になる。坂を上ると噴水のある広場、Plaza Espiritu Santoがある。噴水と熱帯の樹木、そして建物が美しく調和している。





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 ここでV字に曲がると、再び正面にカテドラルを見ることになる。







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 カテドラル。








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 カテドラルを仰ぎ見るような、犬の像が広場にある。








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 広場の対面には、役所が建っている。








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 カテドラルの前を車道に抜ける、Obispo Codina。建物から斜めに出ているスペイン国旗は畳まれていたが、数日前にアフガニスタンでスペイン軍の兵士が死亡したとかで、他の場所では半旗が掲げられているところもあった。
 トリアナ地区だけで写真が多くなったので、車道を渡ったあとの街並みの写真は後程。

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2010年9月23日星期四

2010年8月・カナリア諸島旅行(15)グラン・カナリア島・Guía ギア & Gáldar ガルダル

 前回の続き。Arucasからバスに乗り、さらに西にあるGuíaギア とGáldarガルダルを目指す。Arucasからだと、途中Cruce San feripeというところで乗り換えてこれらの街へ行くことになる。

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 ギアの街の入り口。








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 2本の坂に沿って古い街並みがあり、その周りに新しい家や商業施設がある。







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 坂のふもとにある、働いている女性の像。








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 坂を上ったところにある、Iglesia Matriz de Santa María de Guía「マトリズ教会」。小さな街にも、美しく歴史のある教会や聖堂が必ず建っている。







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 教会の前の広場。
 広場には、レリーフのような背景を設けた舞台がある。野外コンサートでもあるのだろうか。




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 ギアからバスに乗って10分程で、ガルダルに着く。
 商店街であるCalle Capitán Quesada「カピタン・ケサーダ通り」。




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 通りを抜けたところにある、Iglesia de Santiago「サンチャゴ教会」。







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 ガルダルの路地。
 ここには、古代の壁画の発見を期に当時のカナリア諸島の暮らしを再現した博物館がある。




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 建物の表面に、板に描いた絵を貼っているのを何軒か見かけた。この街の特徴なのだろうか。

 日が沈むのが遅いので、前日に船でこの島に入ったときの港があるAgaeteアガエテなどさらに他の街に行こうかと思ったが、バスの時間が合わず暗くなってから街に着くだろうと思いここまでにした。帰りはラス・パルマスまで直行のバスがある。
 郊外の小さな街はそれぞれ短い時間で歩くことができ、眺めを楽しみながら散歩するにはとても良いところである。

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2010年8月・カナリア諸島旅行(14)グラン・カナリア島・Arucas アルカス

Imgp1398 前回の続き。Terorテロールから再びバスに乗り、Arucas=アルカスへ到着。バスターミナル付近は新しい建物が並んでいたが、公園に沿った北側の通りには趣のある建物が建っている。




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 公園の中には様々なモニュメントが建っている。おそらくカナリア諸島やグラン・カナリア島の歴史にまつわるものだろう。





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 Calle Francisco Gourie。






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 Plaza de la Constitucion。






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 建物の間の細い道を見ると、ここArucasもカナリア諸島の他の街同様に坂道が多いことがわかる。






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 この街にも大きく、そして威厳を感じさせる聖堂がある。Iglesia de San Juan Batista。







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 Iglesia de San Juan Batista近くの通り、Calle Leon y Castillo「レオン・カスティーリョ通り」。レストランは開店準備に忙しい。
 やはりカナリア諸島の他の街同様に、壁の塗装が建物や通りのアピールに一役買っている。




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 Calle Leon y CastilloとCalle de Gouriéが交わるところから、聖堂を振り返る。







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 こちらはバス停近くにあった役所。きれいに整えられた緑色の壁が青い空に映えている。
 ここArucasも、小さいながら歩いていて心地良い街である。

 

 

 

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2010年9月22日星期三

2010年8月・カナリア諸島旅行(13)グラン・カナリア島・Teror テロール

 前回の続き。サンタ・クルス・デ・テネリフェを出た高速船は、1時間ほどでグラン・カナリア島側の港であるAgaeteアガエテに着いた。ここで接続バスに乗り換え、グラン・カナリア島の中心都市であるLas Palmas de Gran Canaria=ラス・パルマスへ向かう。ラス・パルマスに着いたときは既に夜の10時頃だったので、バスが停まったFred Olsenのオフィスの近くに何件かホテルがあったのでその中の1つに泊まることにした。
 翌日は、バスに乗ってグラン・カナリア島の北部の小さな街を訪ねてまわることにした。

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 ラス・パルマスのバスターミナルからバスに乗って45分、ひたすら坂を上ってまず着いたのはTeror=テロールという街である。






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 Basílica del Virgen de Pino「聖母ピノ教会」。








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 青い空、白い建物、そして木の緑が映える。








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 役所。








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 Cruz de los Caidosがある階段の上から、Basilica del Pinoの方角を眺める。






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 この街のメインストリートである、Calle Real de la Plaza。午前11時頃、少ないながらもぼちぼちと人が歩いている。







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 Calle Real de la Plazaにある、Casa Museo de los Patronos de la Virgen。古い家を使って、おそらくこの家に縁のある人であろうか、その人が撮った写真などが展示されている。
 2階のバルコニーが歪んでつながっているように見える。



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 2階から奥へ行くと、そこにも小さな離れが築かれている。坂の多いこの街で工夫している。
 ここには、昔の馬車が展示してあったり壁を皿で彩った部屋があったりする。

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 Casa Museo de los Patronos de la Virgenを出ると、人通りは途絶えていてすっかり静かになっている。







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 Calle Real de la Plazaを振り返る。教会の背後には山が見え、山あいの比較的平坦な場所を選んで街が築かれたことがわかる。





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 Plaza Teresa de Bolivar「テレサ・デ・ボリバル広場」。








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 バスターミナルの近くの坂を乗ったところにある、Cistercian Monastary。おそらく修道院。
 小さい街なので、道をくまなく歩いてもさほど時間はかからない。教会の前のメインストリートを中心とした本当に小さな、そして美しい街である。

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2010年9月21日星期二

2010年8月・カナリア諸島旅行(12)続々・ラ・ゴメラ島巡り~サン・セバスチャン~

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 前回の続き。San Sebastián de la Gomera=サン・セバスチャンでタクシーと別れ、船の出発時間まで街を歩くことにした。もっとも、小さな街なので歩くには苦労しない。
 タクシーを降りたところにあった建物。何かは不明。





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 その向かいにあった、Elmita de San Sebastián。








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 これらの建物が面する、Calle Real「レアル通り」。この先、港につながるこの街のメインストリートなのだが、午後3時近くということもあり、人が少ない。






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 Casa de Colon、「コロンブスの家」。コロンブスが大西洋に漕ぎ出した際にこの島に寄港したとのことである。







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 サン・セバスチャンの教会、Iglesia Ntra. Sra. de la Asunción。







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 サン・セバスチャンには、スペイン語圏の国の名前を冠した通りがいくつかある。写真左が教会脇を上るCalle Republica de Panama=「パナマ共和国通り」、右がCalle Republica de Chile=「チリ共和国通り」。

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 Calle Republica de Panamaを上ったところで、フィリップスの電球の広告が壁に書いてあるのを見かけた。この広告、ここだけでなく他にも何ヶ所かで見かけたのだが、存在感としては日本にあるレトルトカレーへや蚊取線香のホーロー広告のようなものだろうか。




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 Calle Realを海岸付近まで歩いて振り返る。まだ人通りは少ない。
 右側の白い建物がツーリストインフォメーションである。






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 ツーリストインフォメーションの中庭。ここもPozo de la Aguadaという、昔からある建物である。







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 Calle Realの裏手にある公園に立っている、Torre del Condeという塔。中ではコロンブス時代から現代までのカナリア諸島の地図が展示されている。






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 帰りの船の出発時刻が近づいてきたせいか、Calle Realも観光客で賑わってきた。







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 Calle Realから船の発着場までの通りの名前は、「Paseo de Fred Olsen」。カナリア諸島で高速船を運航する会社の名前が、通りの名前になっている。






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 自然や街がいろいろな美しい眺めを示してくれたラ・ゴメラ島ともお別れである。
 次の目的地はグラン・カナリア島なのだが、ラ・ゴメラ島からグラン・カナリア島まで直接行く船はなく、サン・セバスチャンから一旦テネリフェ島のLos Cristianosに戻る必要があり、さらにバスでサンタ・クルス・デ・テネリフェへ行きそこでグラン・カナリア島行きの高速船に乗り換えなければならない。
 切符はバスも含めて通しで売ってくれるのだが、乗り換えは厳しい。

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 高速船で45分、さらにバスに乗って1時間でサンタ・クルス・デ・テネリフェへ行き、そこで高速船に乗り換えた。
 続きは後程。

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2010年8月・カナリア諸島旅行(11)続・ラ・ゴメラ島巡り~島内縦断~

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 前回の続き。公園を出発し、再びラ・ゴメラ島を北へ向かって走っていく。相変わらず、木々に覆われた山あいである。







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 途中で、左写真のような岩山を見かけた。Roque Canoと言うらしい。火山活動が活発だった頃の名残なのだろうが、別の岩が刺さっているように見えてしまう。






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 Vallehermosoという名前の集落。割と大きい。
 ラ・ゴメラ島では、昔は情報伝達の手段として口笛を用いていたとかで、タクシーの運転手がそれを披露してくれた。すると、驚くべきことに街の向こうから誰かが口笛で答えてきた。
 もっとも、運転手が言うには「今では携帯電話があるからね」とのことであった。


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 山間からラ・ゴメラ島の北側に広がる海を見る。海岸線の険しさが窺える。







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 ラ・ゴメラ島の北側の街、Aguro。ここでは海岸線の近くに平地があり街を築くことができたのだろう。
 ここまで来て、ラ・ゴメラ島を南から北へと縦断してことになる。




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 もっとも、条件が厳しいのは他所と一緒で、斜面を使って農作物を栽培していたり狭い土地で羊を買っていたりと、苦労の程が窺える。




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 ラ・ゴメラ島を巡っている間はずっと快晴だったのだが、ここAguroだけは曇りがちであった。島の北側は曇っていても、ガラホナイ山が雲を遠ざけて他の場所には晴れをもたらすのだろうか。
 車を降りて、街を少し歩いてみた。

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 建物が並ぶそのすぐ後ろに緑色の急な斜面が見える。








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 Aguroからすぐのところで、竹が生えているのを見つけた。








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 道はAguroでU字型に曲がり、再び山へ向かって登っていく。港があるSan Sebastiánへはやはり島を4分の1周すると着くのだが、ここでも山あいの道を通らないと行くことはできない。
 途中通った、Hermiguaの街を見下ろす。ここでも岩が2本刺さったように立っている場所があり、観光客を乗せたバスがたくさんその近くに停まっていた。


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 暫くは車窓からは岩の上に緑が見えていたのだが、








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 トンネルを1つくぐった途端、また「乾いた大地」が姿を現した。トンネルを1つ隔てただけでこうも景色が変わるのかと驚きである。

 車は引き続き南へ走り、途中で東へ折れて港があるSan Sebastiánへ。San Sebastiánの様子はまた後程。

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2010年9月20日星期一

2010年8月・カナリア諸島旅行(10)ラ・ゴメラ島巡り~ガラホナイ国立公園へ~

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 前回の続き。ラ・ゴメラ島はバスがあまり走っておらず、タクシーをチャーターして島内をまわることにした。

Imgp1135  Hotel Jardin Tecinaを出発し、北へ向かって島を登っていく。出発してすぐ、空港の建物が見えてきた。







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 日本のスペイン政府観光局から貰ったパンフレットには「ラ・ゴメラ島はカナリア諸島では唯一空港のない島」と書かれていたので、空港を見つけたときには少し驚いた。空港で見た飛行機、及び後で調べたところによるとカナリア諸島間を結んでいる航空会社Binter Canariasのフライトがこの島にも飛んできているようだ。

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 チャーターしたタクシーの運転手は英語を少し話すことができ、走りながら島のことについて説明してくれた。彼によると、島の南側ではかつてトマトや穀物を作っていたそうだが、60年くらい前(「1953年」と言っていた気がする)までに農業は行われなくなってしまったとのことである。強い日ざしと乾いた大地では、収穫が不安定だったのだろうか。
 このあたりの集落への水の供給は、道路沿いでも見ることができた細いチューブが頼りである。かつては水の供給も難しかったのかもしれない。

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 島の中では少ない平らな土地に集落があったり、あるいは切り立ってはいるがやや平らな土地に張り付くように集落があったりする。
 左写真はAntoncojo、右写真はTargaという名前の集落である。

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 Alajeróという街に入るところで見つけた、サボテンの花。








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 Alajeróにて。テレビコマーシャルで見たような形の大木である。
 奥に見える、海岸を望む崖上の高台にも1本だけ木が生えている。





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 再び北へ向けて走る。ここでもやはり乾いた大地の崖に張り付くように集落がある。







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 走っていると、突然道路の両側が緑で覆われてきて、遠くに見える山も岩肌をさらさず木々に覆われるようになった。
 このラ・ゴメラ島の中心である標高1,487mのガラホナイ山を中心としたエリアはParque Nacional de Garajonay「ガラホナイ国立公園」になっていて、自然遺産として世界遺産に登録されている。古代からの植物群が残っているからとのことであるが、植物学に詳しくなくても岩に囲まれた地帯から突然緑に覆われた場所が現れるのが不思議に感じるし、どうやって島の中心だけに森林が残るようになったのか興味が湧いてくる。

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 このエリアの中心には森林公園があり、日帰りでこの島を訪れる人たちが乗ったバスがここに来るとかで停まっているバスも多く、
 公園は人造的だが、ここを起点にガラホナイ国立公園の中を散策することができる。本格的に国立公園内を歩くこともできそうだし道路沿いに歩いている人も少なからず見かけたが、それにはそれなりの準備が必要だろう。

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 公園の中で見つけた植物。おそらくシダ植物なのだろうが、ここだけ見ると今まで見てきた乾いた大地とは別世界である。小さい島であるにもかかわらずその地形と気候が混ざりあい、島のあちこちが異なる自然を見せていることに繋がっているのだろう。
 写真が多いので、続きは後程。

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2010年8月・カナリア諸島旅行(9)ラ・ゴメラ島のホテルに泊まる

 前回の続き。ラ・ラグーナにも行ったし、テネリフェ島の内陸はレンタカーなどの移動手段がないと観光は難しそうなので、テネリフェ島の観光は2日間で終えてカナリア諸島滞在3日目はテネリフェ島の南にあるラ・ゴメラ島へ行くことにした。

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 ラ・ゴメラ島へ行く船は、島の南でリゾート地であるLas Cristianosから出ているので、サンタ・クルス・デ・テネリフェから高速バスに乗ってLas Cristianosへ。






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 Las Cristianosからラ・ゴメラ島のSan Sebastiánへは、Fred Olsen社による高速船で1時間足らず、40~50分である。今回はこの高速船でラ・ゴメラ島へ向かった。
 Fred Olsenの高速船は、ここのみならずカナリア諸島の各島の間を結んでいる。




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 高速船以外にも、Naviera Armas社のフェリーがテネリフェ島とラ・ゴメラ島を、そしてカナリア諸島の各島を結んでいる。こちらにはポルトガル本土やマデイラ諸島とテネリフェ島を結ぶ航路もある。
 写真はラ・ゴメラ島から来たフェリーが入港するところ。フェリーでも1時間ほどの船旅である。



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 高速船に乗用車が積み込まれていく。高速船は時速74キロで走るとかで、そんな船にフェリーのように自動車を積み込むことができるのが驚きである。






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 日帰りの観光客用の荷物預かりかと思ったらそうではなく、重い荷物を持った人がここで荷物を預け、荷物は台車ごと船に積み込まれて目的地に向かう。






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 航行中は、乗客も船尾に出ることができる。高いところにあるので、波を被ることもない。







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 ラ・ゴメラ島に到着。海岸が切り立っている。








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 港があるSan Sebastián「サン・セバスチャン」からホテルへは、地図の上では島を4分の1周すれば着くのだが、海岸沿いに車で走ることができないので、一旦島の中央に向けて登ってからもう一度下らないと着くことができない。
 登ったところからは、対岸のテネリフェ島のテイデ山が遠くに見えた。



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 今回泊まった、Hotel Jardin Tecina。島の南側Playa de Santiagoにあるホテルで、敷地内にはプールやテニスコートがあり、ビーチまで歩いて行くことができる。ゴルフ場も近くにあるようで、島でゆっくりと楽しむことができるリゾートホテルである。
 私の旅行からすると場違いな感もあるが、1泊くらいはこういうところに泊まるのもいいだろう。


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 プールの前から、Playa de SantiagoとSan Sebastianを結ぶ高速船が走っているのが見えた。このホテルもFred Olsen社と関係があるようだ。




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 翌朝、ホテルからPlaya de Santiagoの港町を望む。








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 部屋のバルコニーから見た風景。
 去るのが惜しい眺めだが、チェックアウトして島内観光へ。続きは後程。

Fred Olsen社のウェブサイト

Naviera Armas社のウェブサイト

Hotel Jardin Tecinaのウェブサイト

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2010年9月16日星期四

2010年8月・カナリア諸島旅行(8)テネリフェ島のトラムとバス

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 テネリフェ島の北部には、トラムが走っている。サンタ・クルス・デ・テネリフェのバスターミナルに繋がっているIntercambiadorとラ・ラグーナの入り口に当たるLa Trinidadを結ぶ路線が主要路線であり、他に1路線が走っている。
 右写真はラ・ラグーナの終着駅、La Trinidadにて。




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 車輌はヨーロッパ各地で見られるスタイルのものである。一両一両が短いのと、各車輌の色が違っていてラ・ラグーナの建物のように色がカラフルなのが特徴である。


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 上写真はサンタ・クルス・デ・テネリフェの海岸沿いのIglesia de la Conception近くの駅で撮ったものだが、平坦なのはバスターミナルからこの駅までくらいで、あとはサンタ・クルス・デ・テネリフェの坂を上りさらにラ・ラグーナへ向けてひたすら上っていき、さながら登山列車のようである。車輌に無理をさせていなければいいのだが。
 左写真では、サンタ・クルス・デ・テネリフェの坂を下っている。
 1回乗車券は1.30ユーロ、その他にも日本のオレンジカード(見なくなりつつあるが)同様にプリペイドカードを購入して乗る乗り方もあるようだ。切符は予め停留所の自動券売機で買っておく必要があり、車内で機械に通さないといけないのはやはりヨーロッパ各地で見られるやり方である。
 停留所では「あと何分で到着」といった案内が電光掲示板でなされ、車内にも電光掲示板があり次の駅の名前を教えてくれるしアナウンスもあるので、路線が単純ということもありスペイン語を解さない旅行者でも容易に乗りこなすことができる。平日は5~10分おき、日曜日でも15~20分おきに運行しているので、待ちぼうけを食らうこともない。
 IntercambiadorとLa Trinidadの間を約40分で結んでおり、ホテルが多いスペイン広場の近くに停留所があり、サンタ・クルス・デ・テネリフェからラ・ラグーナへの足としては便利である。

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 他方、こちらはテネリフェ島の路線バス。高速道路を始め島の主要道路を走っており、運賃は乗車時に運転手に払う方式でお釣りもくれる。高速道路を走るバスだと主要な街に近づくと高速道路から脇道にそれたところにある停留所に点々と停まりながら走っていく。東名高速のハイウェイバスのようなものである。
 しかしながら車内放送が一切なく、降車ボタンが押されなかった停留所は通過するので、島の人の交通手段としては大いに便利だろうが観光客が乗るには「始発駅から終着駅まで」という乗り方以外は使いにくいのではなかろうか。スペイン語が話せれば「停留所に近づいたら教えて」と他の乗客にお願いすることもできるだろうが…私はターミナルの案内所で「何番のバスに乗ればいいか」「そのバスはターミナルのどこから出発するか」聞き、どうにかラ・ラグーナからプエルト・デ・ラ・クルスへ行って帰ってくることができた。

テネリフェ島のトラム、Tranvia (Metro Tenerife)のウェブサイト

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2010年9月15日星期三

2010年8月・カナリア諸島旅行(7)ラ・ラグーナの午後

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 再び先月のカナリア諸島旅行の話を。プエルト・デ・ラ・クルスからバスで再度ラ・ラグーナに戻り、Iglesia de Nuestra Señora de la Conceptiónからラ・ラグーナの街歩きを再開。
 時計台のある教会Iglesia de Nuestra Señora de la Conceptión「コンセプシオン教会」、裏から見るとまた雰囲気が違う。



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 Iglesia de Nuestra Señora de la Conceptiónの時計台からまっすぐ前に伸びる通り、Calle de la Carrara「カラーラ通り」。夕方5時ということもあり、だいぶ影が長くなってきた。






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 土産物屋の看板。カナリア諸島の風景を描いた絵(印刷だが)をここで買った。







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 陽があたるところでは、まだまだ強い日差しの下のオープンカフェでくつろぐ人がいる。







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 Calle de la Carraraに面するホテル、Hotel Aguere。ここも、元々は18世紀から伝わる住居なのだとか。





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 『世界ふれあい街歩き』でも街の人に親しまれるお菓子屋さんを紹介していたが、Calle de la Carraraでもお菓子屋を見つけたので入ってみる。
 アイスクリームの中に英語で「10 o'clock」と書かれたものを見つけたので買ってみたが、ミントとチョコチップが入ったアイスクリームだった。「夜のお菓子」のようなネーミングなのだろうか。

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 Catedral de La Laguna。この街の「カテドラル」である。








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 カテドラルの向かいの家には、この家で育ったのか街に縁のある人なのか、レリーフが門前に飾ってあった。







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 Calle de la Carraraと並行して走る、Calle Bencomo~Calle Capitán Brotons。こちらは商店が少ないのか夕方になっても静かである。






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 手前の建物の屋根にも、ベローデが生えている。








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 ここラ・ラグーナには、1701年開学のUniversidad de La Lagunaがあり、今日でも大学として営まれている。旧市街から歩いて10分くらいのところにあり、建物は新しくなっているが門構えなどに歴史を見出すことができる。





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 日が落ちかけた旧市街へ戻る。涼しくなり、観光客・地元の人問わず街へ繰り出している。







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 サンタ・クルス・デ・テネリフェに宿を取っておりそこに荷物を置いて日帰りで来たので、ラ・ラグーナのホテルに泊まることはできない。その代わり、Calle de la Carraraにあるビアホールでpinchoピンチョスとともに一杯。ビールは1杯1ユーロの大盤振る舞いである。
 小さなラ・ラグーナの街だが、快晴の空の下に大事に使っている古い建物と新しい建物が混ざり合った、印象深い街である。

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2010年9月14日星期二

『1/24秒に命を吹き込む~人形アニメーション作家・川本喜八郎の世界』

 録画しておいた、NHKハイビジョン特集『1/24秒に命を吹き込む~人形アニメーション作家・川本喜八郎の世界』を観た。川本喜八郎氏といえば私の中では『人形劇 三国志』なのだが、この番組は5年前の番組の再放送で、当時の新作映画『死者の書』の作成現場を通じて氏の人形作りや映画制作の厳しさを伝えるものだった。
 『人形劇 三国志』は人形を操って動かす「本当の人形劇」だったのだが、この『死者の書』は人形の手足や表情を少しずつ動かして1コマずつ撮影していき、それをつなぎあわせてアニメーションにして動きを表現する、というものである。番組タイトルにある「1/24秒」の通り、24コマの映像で1秒の映像になるとかで、人形の動かし方が大きすぎて動きが不自然になると撮り直しになったり、画面を横切る犬の動きが本物の犬ではありえない関節の動きになっているのを指摘して修正させたりと、1日で1秒未満の映像しか作れない日もあったとか。人形への氏のこだわりが感じられる。『人形劇 三国志』の時も人形の動きや顔に感心してストーリーに引き込まれていったが、この番組で紹介された人形はアニメーションの手法で動作から目の動きまでやはり活き活きと動いている。当時80歳とは思えない、氏の現場での指揮ぶりや人形劇に関する語りも印象に残った。
 川本喜八郎氏はこの8月23日に亡くなったが、私の中では『人形劇 三国志』の思い出は消えることがない。

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2010年9月13日星期一

世界柔道2010・東京

 旅行記は少し飛ばすとして、昨日(9月12日(日))柔道の世界選手権を代々木体育館に観に行った。やはり観戦した2003年の大阪での世界選手権以来の日本開催ということで、世界のトップレベルの柔道を見る数少ない機会である。
 私が見た日は男子-60kg級・-66kg級、そして女子の-48kg級と-52kg級の試合の日であった。この4階級中3階級で日本選手が金メダルだったのだが、女子の2階級は日本選手同士の決勝戦であった。この2試合、どちらも「女王」にいちばん近いと目されていた福見・中村の両選手をもう1人の日本人選手である浅見・西田両選手が僅差で破って王者に輝くという試合であった。実績があり「女王」に近いと言われていた2人、実力もあり「女王」ということで相手の技を受けて立つ場面が多かったように感じた。
 青色の柔道着が現れたのは前からのことだが、試合場から赤畳がなくなって場内と場外の2色になったり、組み合ったまま1人が完全に場外に出ていても試合続行だったり、抑え込みの時間が短くなったりとルールもいろいろと変わった。試合時間が終わってポイントが同じであるばあいはさらに延長戦を行いポイントで差がつくまで試合を続ける「ゴールデンスコア方式」も最近導入されたルールだが、技で勝敗を決しようというのは良い流れだと思う。他にも組んでいない状態からの技かけの禁止なども最近の改正である。
 選手の顔触れを見ると、韓国の選手が上位に残ることが少なくなり、代わってモンゴルの選手が台頭してきたように思う。

 翌日はテレビ観戦だったが、男女とも無差別級で優勝。鈴木桂治選手は3位、前回見た7年前の世界選手権では優勝しており、今回3位とはいえ長きにわたり世界のトップレベルにあるのは敬服の至りである。
 あと、女子重量級のアテネ五輪金メダリストである塚田真希選手の代表引退が報じられているが、その記事にあった、「同僚の金メダルを喜ぶような仏の心を持ったら終わり」という強化委員長の発言が気になった。塚田選手が本当に第一線を退くのか、強化委員長が本当にそう言ったのかは報道で書かれているのみなのでわからないが、一緒に稽古した同僚の優勝を祝うのはごく自然なことなのでは、と思う。あるいは、他に第一線を退く理由があるのかもしれないが…
 子どもが稽古場で投げられてその悔しさを相手にすぐぶつけるのはよく見るし、同僚の成功を内心期するものを秘して見つめる、ということはある。が、内心はどうあれ健闘を称える、のはやはり当たり前だと思うが、甘いのだろうか。私は「区」レベルでさえ優勝したことがないので偉そうなことは言い難いが…
 確かに、鈴木桂治・井上康生両選手(後者は今はコーチか)が覇を競っていた頃は二人とも今より目つきが鋭かったような気がする。
 「年をとると丸くなる」といわれるのは、闘志の衰えではなく周囲を慮る心ができてくるからだと思うのだが、さて。
 日刊スポーツ記事から。

無差別級辞退の重量エース塚田が代表引退

 柔道女子78キロ超級で04年アテネ五輪金、08年北京五輪銀メダルを獲得した塚田真希(28=綜合警備保障)が、開催中の世界選手権(東京)を最後に代表引退する意向であることが11日、分かった。全日本柔道連盟の吉村和郎強化委員長が「もう国際大会に出ることはないだろう」と明かした。塚田は9日の78キロ超級で銅メダルに終わり、出場予定だった13日の無差別級も辞退。吉村委員長は「試合を見ての通り、厳しい状態。それだけ燃えるものがないということ。(同級で後輩の)杉本の金メダルを素直に喜んでいた。勝負師が仏の心を持ったらもう終わり。本人が(心境を)言うと思う」と話した。
(後略)

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2010年9月12日星期日

2010年8月・カナリア諸島旅行(6)プエルト・デ・ラ・クルスへ

 前回の続き。ラ・ラグーナの街を歩き、コンセプシオン教会へ着いたのが午後1時頃だった。ラ・ラグーナの旧市街はもう少しで主な通りは歩き終わることができるだろう。
 残りの街歩きは夕方にすることにして、コンセプシオン教会から歩いて10分足らずのところにあるバスターミナルから、テネリフェ島北岸の海水浴場がある海沿いの街、プエルト・デ・ラ・クルスへ向かった。

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 コンセプシオン教会には観光案内所があり、プエルト・デ・ラ・クルスへのバスは30分に1本出ていることを教えてもらった。
 ラ・ラグーナを出発したバスは、ロス・ロデオス空港を経て高速道路を走っていく。ラ・ラグーナからずっと道を下っているのだが、それでもまだ海は車窓の下に見える。海岸まではかなり下っていかないといけない。
 ここでも、快晴の空の下にいるのだが海の向こうには低い雲が立ち込めている。テネリフェ島は雲を遠ざけるようになっている。


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 車窓からは海に切り立つ崖が見える。このあたりで海水浴に適した場所は少なそうだ。







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 ここまで見たテネリフェ島は、街並みを別にすれば「乾いた大地」という感じだったのだが、プエルト・デ・ラ・クルスへ向けて標高を下げると車窓には緑色が見えてきた。






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 ラ・ラグーナから40分程でプエルト・デ・ラ・クルスのバスターミナルに着く。海岸を見るにはここからさらに道を下らないといけない。
 午後2時半頃なのだが、レストランや商店には人があまりいない。




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 リゾート地であり、高層ホテルもあるのだが、海岸に近づく道には小さな家や商店が並んでいる。





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 プエルト・デ・ラ・クルスのビーチ。
 強い日差しの下で海岸の砂は熱い。思いつきで訪れたのでビーチサンダルなど持っておらず、裸足で歩くのは難しい。他方波打ち際に行くと砂ではなく小石で覆われていて、砂浜で熱くなった足裏には辛い。海岸は割とすぐ深くなり、高低差が急なのはビーチでもそうなようである。
 リゾートには準備万端でいかないといけないということか。
 この日は波が高く、小さい子どもは波が来るたびに全身に水を浴びていた。写真にはないが手前には防波堤があり、やはり子ども達が波を浴びて楽しんでいたが安全には気をつけたいし気をつけてもらいたいものだ。

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 ビーチからみた、テネリフェ島のテイデ山。カナリア諸島でしか見られない植物もあるようだが、この山に登るには事前の申請が必要でさらに途中まで登るロープウェイ乗り場へはプエルト・デ・ラ・クルスから1日1本朝9時に出るバスに乗り、帰りは16時発のバスしかないとかで、自動車がないと訪れるのは難しい。



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 海岸の通りには、岩を削ることなるその上に十字架のモニュメントを立てていた。

(追記) この後2回続けてカナリア諸島の旅以外のことを書いているので、続きはこちら

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2010年9月11日星期六

2010年8月・カナリア諸島旅行(5)続・ラ・ラグーナ~時計塔のある教会へ~

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 前回の続き。Plaza del Adelantadoに戻り、Calle Nava y Grimonを北へと歩く。
 手前の建物はPalacio de Nava「ナバ宮殿」。16世紀のもの。





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 Convento de Las Claras「ラス・クララス修道院」。20世紀初頭の建物。







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 通りを北へ行くと広場があり、植木で覆われた門の向こうに教会が見える。Santuario y Convento de San Francisco「サン・フランシスコ聖堂・修道院」。広場の名前もPlaza de San Francisco「サン・フランシスコ広場」である。
 聖堂は16世紀に出来たものが1810年に焼失し、その後再建されたものとのこと。



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 同じ広場には、Capilla de Cruz de San Francisco「サン・フランシスコ小聖堂」もある。







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 商店やレストランの隣に小さな礼拝堂が建っているのは、Capilla de Cruz de San Franciscoだけではない。広場で通りを直角に曲がって少し歩いたところにある、Capilla de Cruz de los Herreros「ロス・ヘレロス小聖堂」。
 屋根の上に草が生えているのも共通している。『世界ふれあい街歩き』でもこの草について触れており、ベローデという名前の草で、この街の建物にはこの草が生えているものが多いのだとか。

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 この小聖堂の向かいにある商店でアクエリアスを買ったら、「¿chino?」と聞かれたので「japones」と答えた。そうしたらなぜか携帯電話用のストラップを貰った。Muchas Gracias。






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 もと来た通りと並行している通りを、戻るように歩く。








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 古い建物も新しい建物もはっきりとした色使いのものが多い。
 『世界~』によると古い建物では扉の色が決まっているとか。


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 途中で直角に曲がり、時計のある塔が見えるCalle San Agustin「サン・アグスティン通り」を向く。12時近くであり、まだ人通りは少ない。
 右側灰色の建物はCasa Salazar「サラザール宮殿」。





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 交差点で後ろを振り返ると見えるのは、Palacio de Lercaro「レルカロ邸」。今はテネリフェ島の歴史を展示する博物館Museo de la Historia de Tenerifeになっている。






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 白い建物はCasa Montañés。今はカナリア諸島自治州の諮問会?として現役である。







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 Calle San Agustin。空と海の色に適う、青色の壁の建物もある。







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 通りはPlaza de La Junta Supremaという、小さな広場で終わる。小さな広場では年配の方が日陰のベンチに座ってくつろいでいる。






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 この広場の隣に、時計塔のある教会Iglesia de Nuestra Señora de la Conceptión「コンセプシオン教会」がある。教会は16世紀に、時計塔は17世紀に建てられ、保全のために1970年代に改築されたのだとか。
 続きは後程。

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2010年9月10日星期五

2010年8月・カナリア諸島旅行(4)ラ・ラグーナ~トラムの駅からPlaza del Adelantadoへ~

 前回の続き。カナリア諸島2日目は、サンタ・クルス・デ・テネリフェから程近いところにあるサン・クリストバル・デ・ラ・ラグーナ(ラ・ラグーナ)へ行ってきた。旅行前に『世界ふれあい街歩き』で街の様子を見ているが、実際に歩くと何があるのだおるか。

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 ラ・ラグーナへは、サンタ・クルス・デ・テネリフェからトラムで約40分程である。途中駅で見た風景なのだが、山の向こうには厚い雲が立ちこめているにもかかわらずこちら側は快晴で、山が雲を堰き止めているかのようである。サンタ・クルス・デ・テネリフェでも海からは厚い雲が見えているにも関わらず街は快晴であったし、テネリフェ島は雲を遠ざけるようになっているのだろうか。


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 トラムの終着駅がラ・ラグーナの街の玄関口である。駅から程近いところにあるCasa Peraza de Ayara y Capilla de la Santisima Trinidad。トラムの駅がある通りでは唯一残る歴史のある建物なのだとか。





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 トラムの駅がある通り、Avenida de la Trinidad。








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 洋品店の店先にて。








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 ここラ・ラグーナの街が世界遺産に指定されていることを示す、ロータリーの植え込み。







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 ロータリーからPlaza del Adelantadoを目指す途中にある、Iglesia y ex-convento de Santo Domingo「サント・ドミンゴ教会」。訪れた時はミサの最中で教会の中には入れなかったが、建物の中ではアフリカに対する援助を訴える展示をしていた。




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 Plaza del Adelantado「アデランタド広場」。








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 歴史的な建造物がこの広場を囲むように建っている。写真はAyuntamiento(市庁舎)。







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 手前のレンガ色の建物はホテル。その奥はCasa de Anchieta、16世紀の建物で、16世紀から20世紀にかけてこの島の有力者や詩人がこの建物で暮らしたことがあるのだとか。





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 やはり広場に面して建つ、Ermita de San Miguel「サン・ミゲル教会」。







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 アデランタド広場で道を左に曲がり、Calle de la Carreraへ入る。左手前から2軒目の建物はCasa del Corregidor。役所の一部のようで、現地の人が手続きか何かのためにいろいろな部屋に行列を作っていた。





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 その奥にある、Casa de los Capines Generales。16世紀のこの島の総司令官の住居だったとのこと。







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 内部の様子。ここでもタイルを多用している。今は議会事務局?か何かで、現役の役所である。
 ちょっと歩いただけで写真が多くなってしまったので、続きは後程。

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2010年9月9日星期四

2010年8月・カナリア諸島旅行(3)テネリフェで見た「日本」

 前回の続き。

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 前回の記事で触れたIglesia del Pilarの隣にある洋服店。店の名前が「ikebana」である。







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 とあるビルには「SHIATSU」の表札が。
 スペインの街では、中国人や中国系住民が営んでいると思われる、中国系の表札を掲げた商店や中国料理店をあちこちで見かけるので、マッサージも「Anmo」=「按摩」になるかと思いきや、「指圧」ですか…




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 Ramblas de Santa de Cruzで見つけた日本料理店。看板の「SAKURA SAKURA」の両脇と間に「桜」の文字を配しているが、文字の点や線、色合いが桜の花を意識したように見える。この島では桜の花を見ることはできないだろうが…
 メニューを見ると、Sashimi Variado = Raw fish conbination = 「刺身盛り合わせ」が15.50ユーロ~25.80ユーロ、Lubina a la parrilla = Grilled white file = 「白身魚の焼き物」が8.10ユーロ、Sopa de miso = 英語を見るまでもなく「味噌汁」が3.20ユーロ。「ちょっと贅沢」な感じであろうか。

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 アロマテラピーの店だろうか、タオルと小さな傘で日本の着物姿を模したものをショーウィンドーに見ることができる。上手く作っているものである。

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2010年9月8日星期三

2010年8月・カナリア諸島旅行(2)サンタ・クルス・デ・テネリフェ

 前回の続き。サンタ・クルス・デ・テネリフェでホテルにチェックインしたのが午後3時頃。日本だと昼下がりという感じであるが、この日のテネリフェの日の入りは午後8時過ぎである。まだまだ時間があるので、サンタ・クルス・デ・テネリフェの街を歩くことにした。

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 スペイン広場、そしてPlaza Candelanaから東へ伸びるCalle de Castillo「カスティーリョ通り」。商店やバルが並んでいる。
 日曜日の昼といえば日本だと人通りで賑わいそうだが、安息日ということでシャッターを閉じた店が多く、しかもシエスタの時間であり人通りは少ない。
 サンタ・クルス・デ・テネリフェの街は坂が多い。これはこの後訪れるカナリア諸島のたいていの街でもそうであった。

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 昔の川の跡だろうか、くぼんだところが緑地帯と道路になっていて、その両側を結ぶように橋がかかっている。







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 橋のたもとの交差点にある、女性の像。花に囲まれているので花かごを頭に載せて運んでいるところなのだろうか。







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 公園で見かけた、楽器を奏でる人とそれを聴く聴衆の銅像。こういう像がある公園が、ここのみならず島内や他の島のあちこちにあった。






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 Iglesia del Pilar「ピラール教会」。








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 坂を登ったところにある広場に面した建物。おそらく役所。







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 ここまでずっとジグザグに坂を登ってきたので、海岸線と水平に走るAvenida Venticincoを北に歩くと小さなロータリーであるPlaza de las patos「パトス広場」にたどり着く。ロータリーに面して建つTemplo de San Jorge。





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 ロータリーの中が公園になっている。地面やベンチがタイル張りになっている。







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 ロータリーから再び坂を登る。








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 闘牛場。








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 闘牛場の前の通りである、Ramblas de Santa de Cruz「サンタ・クルス通り」。だいぶ日が傾いてきて日陰が多くなったが、昼間でも街路樹の下は一息つける場所なのだろう。






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 Ramblas de Santa Cruzと上写真のくぼんだ緑地帯が交わる橋の上から。街の市民会館?とサッカー場。
 ここサンタ・クルス・デ・テネリフェにはCDテネリフェという、前期までリーガ・エスパニョーラの1部にいたサッカーチームがある。奥に見えるサッカー場はその本拠地である。




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 だいぶ日が傾いてきたので坂を下って海岸沿いのホテルに戻ったが、その途中の細い路地で見つけたタイル張りの壁の建物。中は改装中のようだった。
 タイル張りの建物といえば昨年訪れたポルトガルを思い起こさせる。カナリア諸島の北にはポルトガル領であるマデイラ諸島があるので、多少は文化を共有しているのだろうか。

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2010年9月7日星期二

2010年8月・カナリア諸島旅行(1)テネリフェ・スール空港からサンタ・クルス・デ・テネリフェへ

 前回書いた通り、8月に1週間近く休みを取ってカナリア諸島へ行ってきた。今回は往復ともロンドン経由で、ロンドンまでの航空券を手配した上でロンドンからカナリア諸島までは別途フライトを予約した。最近は日本発ではないフライトもオンラインで予約が出来るので便利である。
 往路はカナリア諸島のテネリフェ島を目指してのフライトである。朝8時にロンドン・ガドウィック空港を飛び立った飛行機は一路カナリア諸島を目指す。機内から眼下に見る大西洋はずっと厚い雲に覆われていたのだが、テネリフェ島の上空に差し掛かった途端に雲が切れ、地上がくっきりと見えた。島が雲を蹴散らす役目を果たしているのだろうか。
 テネリフェ島にはテネリフェ・ノルデ(ロス・ロデオス)、テネリフェ・スール(レイナ・ソフィア)という2つの空港があり、ヨーロッパからの便の多くはテネリフェ・スール空港に発着する。今回の便もテネリフェ・スール空港着であった。「ノルデ」(norde)が「北」、「スール」(sur)が「南」の意味であり、島の南北に1つずつ空港を有している。

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 カナリア諸島はドイツ人がよく訪れるのか、空港の案内はドイツ語・英語・スペイン語で表示されていた。このあと各地で手にするガイドマップも英語とドイツ語が用意されているところが多かったし、レストランのメニューでもそうだった。






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 テネリフェ・スール空港から外に出たところ。日ざしは強いのだが、猛烈に暑いというわけではない。湿気が少ないせいか過ごしやすいし、温度にしてもテレビの天気予報を見ても最高気温は30度前後、夜は20度台前半とのことである。昼間でも日陰に入ると涼しく感じる。
 というか、今年の日本が暑すぎるのだが…



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 テネリフェ島の中心都市であるサンタ・クルス・デ・テネリフェは島の北部にある。南にあるテネリフェ・スール空港は島の南部にあるリゾートに近いのだが、北のサンタ・クルス・デ・テネリフェへ向かうバスも昼間は30分に1本出ており、便利である。
 バスから見た山側の車窓。カナリア諸島は山がちな島であり、その大地はどちらかというと「乾いた」印象が強い。
 バスは高速道路を北へ向かって走る。途中いくつかの停留所に停まり、1時間くらいでサンタ・クルス・デ・テネリフェのバスターミナルに着いた。

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 空港で貰った地図によるとスペイン広場の付近にホテルが何件かあり、観光に関する情報が不充分なので観光案内所もあるスペイン広場の近くでホテルを探すのがよかろうと考え、バスターミナルから約1キロ北にあるスペイン広場を目指す。バスターミナルにも観光案内所があり、昼休みの時間にもかかわらず開いていて道を教えていただいた。



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 途中にあるMuseo Arqueologico de Tenerife。








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 その向かいにある建物の店の案内。イラストが日本にはないセンスで、かわいらしい。







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 昼の2時過ぎ、いちばん日差しが強い時間に露店の準備をしている。夜にはここが夜市になるのだろうか。衣料品や日用品の店が多かったと思う。






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 露店の準備をしている通りを下り、海岸沿いの道を歩く。
 海岸沿いの道路と並行している道に面して建つ、Iglesia de la Conception。日本語だと「コンセプション教会」。
 あとで気づいたのだが、バスターミナルからここまでトラムで1駅。歩いた距離は1キロ程度なのだが、荷物が多いときはトラムに乗るのがいいかもしれない。バスを降りてすぐ道に出たので、バスターミナルの下からトラムが出ているのに気づかなかった。

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 教会に面した通りの先に、スペイン広場が見える。








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 スペイン広場。真ん中に大きな池があり、それを囲むように銀行やレストランが建っている。







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 2枚上の写真にある塔は、スペイン内戦の死者を弔う碑なのだとか。







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 スペイン広場のすぐ西側に面している、Plaza Candelaria「カンデラリア広場」。







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 この広場に交わる通りに建つ、犬を連れた紳士の像。








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 Plaza Candelariaに面して建っているホテルにチェックイン。
 ホテルの窓から見たスペイン広場。海の向こうには厚い雲が低く立ちこめているのだが、この島には全く雲がかからず快晴なのが不思議である。
 写真が多くなったので、続きは後程。

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2010年9月5日星期日

2010年8月・カナリア諸島旅行(プロローグ)-情報がない!

 先月のことになるが、夏休みを使って旅行に行ってきた。行き先は、カナリア諸島である。

大きな地図で見る

 カナリア諸島、スペインに属しているがその場所はモロッコの西、大西洋に浮かぶ島々である。アフリカと言って良い位置にあるだろう。
 かつて仕事でカナリア諸島の名前をよく聞くことがあり、その後ここが観光地・リゾート地であることを知りまた歴史ある街並みが多くあることを知り、行ってみたいものだと思っていた。今回思い立ってカナリア諸島に行くことにしてガイドブックを探しに本屋に行ったのだが、カナリア諸島の観光についてに関して書かれている本は殆どなかった。
 『地球の歩き方』のスペイン編はカナリア諸島について2ページ割いているのみで、カナリア諸島の島々の名前とその特徴を紹介しているのみで、どんなホテルがあるかとか各地への具体的なアクセス等については記されていない。3年前にやはりスペインに行ったときに取り寄せた『地球の歩き方』にはカナリア諸島のことは書かれていなかったし、他のガイドブックや旅行本にカナリア諸島について触れたものを見つけることはできなかった。
 洋書の棚に移ってLonely Planetのスペイン編を見たが、こちらには地図にもカナリア諸島が載っておらず、勿論カナリア諸島に関する記述も見当たらない。ひょっとして別の本になっているのでは、と思ったら案の定「Canary Islands」は別の巻になっていた。じっくり読んで研究すればいいのだろうが、写真がなくイメージが湧かなかったので結局買わなかった。
 「カナリア諸島」に関連づいた本をインターネット書店で探したところ、『カナリア諸島 たびたびの旅』と『VIVA!カナリア』という本を見つけることができた。カナリア諸島にはかつて日本の遠洋漁業の拠点があり、少なからず日本人が住んでいた。その関係でグラン・カナリア島のラス・パルマスにはかつて日本人学校があり、『カナリア諸島 たびたびの旅』はそこに派遣されていた学校の先生による回顧録である。この本を入手して読んでみたが、生活者の視点でカナリア諸島を描いておりまた少人数かつ外地での学校教育ならではの苦労や配慮すべき事柄が書いてありこれはこれで興味深かったが、旅行として行くのはまたちょっと違うかなという感があった。
 かくしてスペイン政府観光局からパンフレットを取り寄せ(このパンフレットも「どの島にどんな観光地がある」という紹介でありその観光地へのアクセスはわからないのだが、詳しく書かれていて事前の情報収集には役に立った)、また『世界ふれあい街歩き』でテネリフェ島のラ・ラグーナという街の街歩きをDVDに録画していたのでそれを見直し、着いてからのホテルや交通機関は現地に着いてから調べるということで、カナリア諸島へ行くことにした。
 続きは後日。

 

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Cyber-ShotのCMに台北の街並みが

 ソニーのデジタルカメラ、Cyber-Shotの新製品(DSC-WX5)のCMで、そのカメラで撮った台北の風景、街並みや食べ物を写真や動画が映っている。
 ソニーの製品情報のウェブサイトの中のデジタルカメラのページのトップで、120秒版とテレビコマーシャル向けの30秒版を見ることが出来る。台北101や小籠包といった台北を容易に思い起こさせるものから、夜市の屋台で見かける愛玉といったものまでカメラを向けている。製品のトップページではなくCyber-Shot全体のトップページから見るようになっているので、見ることができる期間は限られるのだろうが…
 日本アジア航空のCMがなくなってから台湾を題材にしたコマーシャルを見ることがあまりなくなったが、久しぶりに台湾の街並みをコマーシャルで見た気がする。もっとも、私が見ないだけで他にも結構あるのだろうか。

ソニー製品サイ
Cyber-Shotトップページ

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2010年9月4日星期六

『台湾都市物語』

 『台湾都市物語』というタイトルと、「台北・台中・台南・高雄 都市と建築の決定的ガイド」という帯に引かれて買ってみた。
 本書の中では、台湾各地の歴史的建造物が写真とともに紹介されているほか、台北・台中・台南・高雄の歴史を、都市の発展を中心に記述している。台湾史というと台湾全体の歴史にまつわるものを読むことが多いのだが、こうした地方史を読む機会は少ないので、その部分も新鮮に読むことができる。
 淡水の紅毛城や台北の総統府など著名なものから、かつての学校・役所の跡や工場の跡など今まで知らなかったものも紹介されている。街の建物は日本統治期のものが中心であるが、寺院になると清朝期からのものもあり、また民国期になってからのものも紹介されている。今まで気づかずに通り過ぎていたものもあるかもしれない。
 巻末に、台湾では近代建築の保存・活用に対する姿勢が積極的であると著者は述べている。旅行で訪れるヨーロッパの街でも歴史のある建物が現役で使われていて、これらの建物が「生きている」という印象を受けた。台湾でも歴史を持つ建物が活用され街の中で生きているように感じるし、これからも(安全面に留意しつつ)そうあり続けて欲しいと思う。
 本書では台北・台中・台南・高雄とその周辺というように、台湾西部について紹介されていた。花蓮など台湾東部の街についても触れて欲しかったと思うが、それは続刊か別の機会になされるよう期待したい。

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