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2011年1月12日星期三

台北花博・真相館

 台北花博の施設の中に、「真相館」という建物がある。3Dの映像で台湾の真相を探る、という触れ込みである。ここも整理券制で、14時頃に19時30分の整理券を手に入れた。
 時間通りに真相館へ行き、色セロファンの眼鏡をかけてスクリーンに映し出されたアニメーションを見る。確かにスクリーン上の遊んでいる子どもが手前に飛び出してくる。3Dとはこういうものか、と感じた。
 アニメーションは台湾の土砂災害にまつわるもの。この子どもが住んでいた村が豪雨に見舞われ、大規模な土砂災害で村全体が飲み込まれ、子どもとそのおばあさんは木に上って難を逃れようとするが…というストーリーである。

 この土砂災害、2009年に台湾・小林村で起こった土砂災害をモデルにしているようだ。昨年『NHKスペシャル 深層崩壊が日本を襲う』でもこの災害を紹介していたが、深層崩壊と呼ばれる、なだらかな山が深いところから崩れる大災害で村1つがまるごと土砂に飲み込まれてしまった。
 スクリーンの外では地震や台風、さらにそれに伴う土砂崩れなどが起こりやすくなっている台湾独特の環境に関する展示があり、先のアニメーションが深い印象を残したからかやはり多くの人が足を止めて展示やモニターでの学識者の説明に見入っていた。花博公式サイトの日本語版ではこの「真相館」を通じて「自然との共存の道を探し勉強する」としているが、さすがに大規模災害との共存はできないので身近でこうした災害が起こりうると認識して、それを避ける(展示でもこうした危険な場所からは離れて住むよう勧めていた)なり早めの対策を採るなり、ということになろう。あるいは、台湾国語のウェブサイトでは「讓參觀民眾能更從「面對環境真相」與「如何解決問題」二面向切入,深入瞭解進而關懷生態環境」とあるので、台湾に住み続けるべく自らが住んでいる環境を理解し襲ってくる災害を避ける、ということになろうか。

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