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2011年3月23日星期三

香港軽鉄(香港輕鐵)

 こんな時なのですが、先の日曜日から火曜日にかけて香港へ行ってきました。
 実質香港を観てまわったのは21日月曜日の1日のみ、今回観たのは香港の新界西部を走るライトレールである香港軽鉄と、その沿線や近くにある古い家や建築物である。

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 まずは、香港軽鉄から。香港の鉄道といえば香港島を走るトラムが有名だが、香港北部、新界西部の元朗地区・屯門地区にも香港軽鉄の路線網が張り巡らされている。殆どの場所において専用の線路の上を走っていて、道路と並行して走っているところは多いが道路の上を走っているのはごく限られた場所のみである。
 九龍エリアからだと、MTR西鉄線に乗ると軽鉄と接続する元朗・天水圍・兆龍・屯門へ行くことができる。西鉄線の南昌~屯門間とこの軽鉄が1日乗り放題の切符があり、HK$21である。

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 軽鉄の路線図。複雑でありまた行き止まりや折り返しがあり、全部乗り潰すのには1日がかりである。








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 香港軽鉄の車輌には左写真のように銀色に窓部分が青く塗られているものと、白をベースにした塗装のものとがある。異なる国・工場で作られたものが混じっているようで、少しずつ仕様が違うようだがパッと見たところにはわからなかった。





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 列車は1輌もしくは2輌で運転される。次に来る電車が1輌編成か2輌編成かは、駅の電光掲示板に表示される。2輌編成の場合、左写真のように2輌とも電車の運転台付きの場合と、右写真のように2輌目は動力のない客車運転台のない車輛の場合とがある。(2011年11月6日訂正:運転台のない車輛にも動力がついていました。ご指摘ありがとうございます)

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 この香港軽鉄、運転台は片側にのみついており、ドアは進行方向左側にのみついており、常に左側から乗車・下車する仕組みになっている。各系統の終点ではループ状い折り返し用の線路が設けられていてそこをぐるっと回って逆方向に向かうか、あるいはもともと折り返しができるように路線が設定されている。


 751系統の終点である天逸駅で、電車が折り返す様子。

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 折り返しにループが必要だったり線路が分かれるところがあったりと、複雑に線路が敷かれているところもある。天栄駅は、さながら車庫のようである。







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 香港を南北に高速で走る西鉄線と交差する駅では、乗り換えに便利なように西鉄線の下に軽鉄の駅が設けられている。写真は天水圍駅。






 やはり西鉄線との乗換駅である兆龍駅にて。多くの軽鉄が行き交う。

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 天水圍の近くには、「銀座」という名前の駅がある。ローマ字表示も「Ginza」である。








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 西端の屯門碼頭駅は多くの系統の終点になっている。駅前に広がる海を臨むと、行き交う船の向こうに香港国際空港に着陸しようとする飛行機を見ることができる。







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 この香港軽鉄が走っているエリアの多くは新界の住宅地であり、高層マンションが林立している。ここに住んでいる人たちの中には軽鉄で西鉄線の最寄駅に向かい、そこから九龍なり香港島を目指す人達も少なからずいるのだろう。写真は友愛駅の手前にて。





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 他方、元朗近くでは香港名物?の道路に突き出た看板を見ることができる。香港島だと看板の下をトラムが通り過ぎていく風景はお馴染みだが、ここ元朗では看板の下を軽鉄の車輌がくぐるように通り抜けていく。

 元朗に程近い、大棠路駅を行き交う電車。

 昼間には買い物に行くであろう人達や年配の方、夕方には帰宅する高校生だろうか中学生だろうかで車内は賑わっていて、1輌だけの時にはかなりの混みようであった。香港島のトラムとは異なる香港郊外の人達の生活を見せつつも、看板が突き出た通りなどは香港のあちこちで見られる街並みなのだとも改めて思った次第である。

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Comments

こんにちは

はじめまして、香港の軽鉄について訂正したいです。香港のライトレールは1Mまたは2Mで走行しています。運転室がない電車でも動力を持つ動力車です。

宜しく、お願い致します。

ケネス

Posted by: ケネス | 2011年11月6日星期日 at 下午12:29

ケネスさん、はじめまして。
ご指摘ありがとうございます。改めて調べると、仰る通り運転台のない車輛も動力車なのですね。
記事も訂正いたします。

Posted by: はぎお@貴ノ浪世代 | 2011年11月6日星期日 at 下午10:25

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