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七月 2011

2011年7月23日星期六

『アナザースカイ』-台湾-を観て想う

 先週録画しておいた『アナザースカイ』を、1週間遅れで観た。石田ゆり子が、小学生~中学生の3年間を過ごした台北を26年ぶりに訪れる、という番組であった。昔乗った日本アジア航空の機内誌に石田ゆり子のインタビュー記事が載っていたのを覚えているが、台湾には26年間行ったことがなかったとのことだ。
 かつて住んだマンションを訪れ、かつての通学路を歩き、かつて学んだ日本人学校で手にすることのなかった卒業アルバムをめくったり同級生に再会したり、かつての自分と同じ年頃の生徒と話をする、という感じで番組は進んでいく。マンションではかつての同級生とその飼い犬の思い出を話しながら「今はどうしているかわからないけど」と言い、日本人学校では親の都合で転校せざるを得ない境遇を想い「刹那的」と言う。
 私は子どもの頃ではなく30代になって初めて住んだ海外が上海であり、そしてそこが今までで住んだ唯一の海外である。番組で彼女が言うには父親が「この国の文化を味わおうではないか」と言っていたとのことだが、私も海外に住むからにはその土地の市民であるべきではないかと思っていた。海外に行って働く本人はそうでも、子どもは親とはまた違う思いを持ちながら海外で暮らす、ということか。かつて通った柔道場の小学生たちも、そんな思いを持っていたのだろうか。
 そして、子どものみならず大人にとっても、「かつて出会った人たちはどうしているだろう」と思いを馳せることがあるだろう。やはり、今となってはどこに住んでいるのかわからない人が、かつて出会った人の中には少なからずいる。これは海外のみならず日本でもそうであるが…
 「アナザースカイ」とは言うが、かつて一緒に仕事をした人達や、一緒に週末を過ごした人達や、かつて通った食堂や商店の老板や老板娘が、同じ空の下のどこかで元気にやっていることを願いつつ、日々の暮らしを送りたい。

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