« 映画『父の初七日』 | Main | 東北新幹線・春の装い »

2012年4月8日星期日

宮城県七ヶ浜町

 宮城県七ヶ浜町に行って、1日だけではあるが田んぼの復旧作業のお手伝いをしてきた。
 先の震災とそれに伴う津波で田んぼに流れてきた瓦礫の多くは重機で撤去したのだが、まだ細かい瓦礫など本来田んぼにあってはいけないものがまだ残っているとのことで、それを取り除くためにボランティアのニーズがあるのだとか。瓦礫片やプラスチック片、さらには木片など「本来田んぼにあってはいけないもの」をたくさん拾ったのだが、田んぼの土も「本来の田んぼの土」ではないものが表面にある場所があるようにも感じた。
 ボランティアセンターのブログ記事にもあるように、本来田んぼでかがんでする作業と言えば田植えの作業のはず。震災から1年以上経っているのだが、元通りの生活を取り戻すにはまだするべきことがあるようだ。
 現場へ向かう車の中で流れていたラジオでは東京では桜が満開で花見を楽しむ人が多いことを伝えていたが、この日の七ヶ浜は時折雪が舞う変わりやすくそして肌寒い天気。東京も「花冷え」だったのだろう。

****************

Dsc_0251

 七ヶ浜町災害ボランティアセンターは町の生涯学習センターの中にあり、周りには町営プールやサッカー場などスポーツ施設もある。
 町の武道館も同じ敷地の中にあり、朝から地元の小中学生だろうか、柔道の稽古に励んでいた。
 小学生・中学生が元気なのは良いですね。公営の武道場での稽古は私にも覚えがあるので、窓の外から少しだけであるが懐かしく眺めた。



Dsc_0245

 その隣にはサッカー場がある。去年ソニー仙台の試合を観に行ったのだが、そのソニー仙台は隣の多賀城市を拠点にしており、たまにではあるが公式戦をここで戦う。先週末もここで公式戦があったのだとか。
 写真に写っていない、右奥には瓦礫が山積みされていて、ここにもまだ震災の爪痕が残る。





Dsc_0250

 生涯学習センターの近くには仮設商店街があり、理容店・花屋やラーメン屋が軒を連ねている。昼休みにはそのラーメン屋「夢麺」で、「みそ夢麺」と餃子を食した。
 手前のフォルクスワーゲンのワゴンはソフトクリームやシャーベットを売る店。私が行った日は時折雪も舞う天気だったのでシャーベットはどうか、と思ったが、暖房の利いた部屋で食べるとか運動した後で食べるとかしているのだろうか。



Dsc_0257

 最寄りのバス停の近くにて。高いところにあった住宅は難を逃れてそのままそこで暮らすことができるのだが、低いところの住宅は津波の被害をもろに蒙ってしまった。無事だったところでも近所が被災したことでコミュニティの一部が失われており、少なからず影響が残っているのだとか。
 見えている姿は震災の影響などないように見えるが、見えていないところにまだまだ元通りの生活を取り戻せていないところがある。

|

« 映画『父の初七日』 | Main | 東北新幹線・春の装い »

Comments

The comments to this entry are closed.

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/73410/54417321

Listed below are links to weblogs that reference 宮城県七ヶ浜町:

« 映画『父の初七日』 | Main | 東北新幹線・春の装い »