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2012年6月19日星期二

『世界ふれあい街歩き 上海 四川北路界わい』

 NHK-BSの『世界ふれあい街歩き』、先週に続いて上海の街歩きだった。今回は四川北路界隈ということで、蘇州河の北側の街歩きだった。
 私が上海にいた頃は日本人エリアといえば古北地区であり、日本食の店や日本食材店、さらには日本人向けの価格設定の美容室などがあった。日本人学校もかつては古北にしかなかったので、子ども連れだとこのあたりが便利なのだろう。
 他方、戦前の日本租界が蘇州河の北側、今回の街歩きのエリアであり、番組の中でも当時のお寺だという建物が紹介されていた。今となっては日本から家族連れで行って住むには難しいエリアだろうが、早くから上海に進出していた日本企業がこのあたりのビルにオフィスを構えていた。

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 この四川北路エリアであるが、当時は地下鉄だと魯迅公園や虹口足球場の近くに行くことができるのみで、バスを使ったりそこそこ歩くと四川北路界隈に行くことができた。私がこの付近を歩いて写真に収めたのは帰国直前の2007年6月、ちょうど5年前のことである。
 写真は番組でも紹介されいていた魯迅公園。週末は人が多いが上海の人が気軽に楽しむ、そして楽しんでいるのを見ることができる公園である。

 




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 番組で見たように自慢のノドを披露している人も多かった。
 私が行ったときには父親と子どもだろうか、お絵かきに興じる微笑ましい光景にも出会った。




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 番組では通りに露店を構える人たちも映っていた。細道から車道に抜けるところは私も通ったことがあるのを覚えている。
 写真はちょっと場所は違うが、魯迅公園へ向かう山陰路にて。やはり個人が営む小さな店で、小吃を食することができる。





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 上海の人が租界の紹介をするときに映っていた老公寓は、写真の場所だろうか。
 番組のラストシーンでは、「イギリス人が建て日本人が住み、その後上海の人が住んだ老公寓」を当時住んでいた日本人が66年ぶりに訪ね、その部屋に今住んでいる上海の人が「できるだけのことをしたい」と言って歓待した人の部屋が紹介されていた。こうしたエピソード、そして上海の人の声を聴くことができるのも番組ならではと言えよう。
 こうした老公寓や老房子が、現役であることを見ることができたのがこの四川北路界隈、魯迅公園付近であった。その後どうなったのかと思ったが、番組を見ると今でも少なからず当時と変わらないようだ。

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 多倫路文化名人街。古い建物を残したり往時の雰囲気にあわせた通りに、アンティークショップやレストランが並ぶ。
 他方、物干し竿が見えるように人々の生活も感じる場所でもある、名人街はまた別途紹介したい。


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 番組で紹介されていたのは、写真中央のアンティークショップだろうか。









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 このほか、番組に出てきた風景をぼちぼちと紹介。番組の冒頭で渡った鉄橋は、右写真の場所にある。やはり2007年6月の撮影。
 番組ではこの写真より右側、ロシア大使館側に寄って朝の陽ざしを浴びながら歩いていた。今はこの鉄橋も姿はそのままに架け替えられていると聞く。
 この鉄橋を渡ると、浦江飯店がある。



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 やはり番組冒頭に出てきた、鉄橋を渡って蘇州河沿いに歩いたところにある、上海郵政博物館。「博物館」とは名が付くが郵便局も併設されており、国際返信切手券が必要なときはここに買いに行っており現役の「中央郵便局」という趣である。タクシーに乗って「上海郵政局」と告げるとたいていのタクシーはここに連れて行ってくれる。
 4年前のNHKドラマ『上海タイフーン』で、上海にやって来たヒロインが家賃の高さを聞いても虚勢を張った場面や、ヒロインが新しい店を開くことを男朋友に電話で知らせたときにはこの上海郵政博物館付近でロケがあったようだ。

 5年前であるが四川北路や魯迅公園付近を歩いた時のことは、また改めてアップしたい。
 2週続けて上海のことに触れた『世界ふれあい街歩き』を見て、かつて住みそして働いた上海の街のことが改めて目に浮かぶ。思い出に浸るのみなのはどうかと思うが、この頃のことを糧にして、そして時折思い起こしつつ今の日々を送りたい。

 

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Comments

[世界ふれあい街歩き 上海 四川北路界わい]で検索掛けましたら、
ココがヒットしました。
「世界ふれあい街歩き」は私も大好きな番組。
特に中国編は面白い。
今回の上海編も楽しみましたが、先週の南京東路より
今週の四川北路のほうが面白かったですね。
乍浦路が何度も出てきましたし、甜愛路も出てきました。
最後に出てきた3階建て長屋形式集合住宅は、
四川北路沿い西側にあるものでしょう。
まずは柳林里が出てきて、その後、麦豊里が出てきました。
おばさんの家は、昔のマグノリア・テラスである麦豊里でしたね。
日本人から送られてきたアルバムには「マグノリ」の文字がありました。
あなたが、ココではないかと貼り付けた画像のは
長春路にある長屋スタイル集合住宅でしょう。

Posted by: 井上@打浦橋@上海 | 2012年6月20日星期三 at 上午11:20

井上@打浦橋@上海さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
蘇州河の北側は良いですね。私も上海にいた頃にもっと歩いておけばよかったと思います。番組では四川北路付近をを何度も行き来した感があります。
私が貼った老公寓の写真ですが、最後のエピソードの「マグノリア」ではなく、途中で学者が租界の歴史を紹介するときに背後に映った建物ではないかと思うのですが、いかがでしょうか。
『世界ふれあい街歩き』、仰るように良い番組ですね。この番組で見た街を見たいと思い、番組で紹介されたラ・ラグーナを始めスペイン・カナリア諸島を一昨年旅してきました。

Posted by: はぎお@貴ノ浪世代 | 2012年6月20日星期三 at 下午10:44

今、また「上海四川北路界わい」を見直しています。
インターネットテレビは便利なんです。
すべての局の番組が一週間分自動的に録画されるんです。
地上波デジタル関東も関西も、BSにCSに、WOWOWだって3局、
土日はグリーンテレビで競馬を楽しんでいます。

おっ、今、熊月之先生が出てきました。
その後ろに写ってるのは4階建ての長屋タイプ集合住宅。
そうです、まさにそうです。
長春路にある集合住宅ですね。

もうこの録画2回見ていますから、
今が3回目です。

Posted by: 井上@打浦橋@上海 | 2012年6月21日星期四 at 上午6:35

井上@打浦橋@上海さん、こんにちは。
コメントありがとうございます。また、番組の途中の映像が拙ブログの写真と同じとのコメントを戴きありがとうございます。
当時は地図も見ず歴史や背景も調べずに「いいな」と思ったところを適当に歩いて写真に撮っていたのですが、もし機会があればきちんと調べてからまた行きたいものです。デジカメで写真を撮りっぱなしで整理をしないのも悪い癖なので、どこで撮った写真かは改めて思い起こしたいと思います。
今はデータの保存が個人でも大量かつ安価にできるので、"Great Wall"さえクリアできればテレビの楽しみは随分と増えたといえましょう。

Posted by: はぎお@貴ノ浪世代 | 2012年6月21日星期四 at 下午10:20

28日深夜 NHKBS 「世界ふれあい街歩き」で
上海の四川北路を拝見。上海には昨年から10回以上行っているのですが、日本と結びつきのある街があることを知り、感銘しました。
まだまだ、日本人は中国を知らなすぎると思います。私は53歳川崎市在住ですが。
次回上海へ行ったときは、四川北路に行ってみたいです。日本人には、中国を誹謗する人たちが多いのですが、中国があって、日本のある歴史を信じている私ですが、日本の若い人達は、もっと中国を知り、共存してほしいですね。

Posted by: 平岡 | 2012年6月28日星期四 at 下午11:08

平岡さん、はじめまして。
コメントありがとうございます。また、コメントが暫く表示されずすみませんでした。
国や組織レベルではいろいろありますが、番組の最後のエピソードのように個人レベルでは気楽に話ができたり交流できたりする間柄であれば良いと思います。

Posted by: はぎお@貴ノ浪世代 | 2012年6月30日星期六 at 下午11:16

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