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2012年12月6日星期四

気仙沼

 先週のことだが、宮城・気仙沼に行ってきた。
 1日だけだが気仙沼復興協会のボランティアに参加してきた。その時の活動は、活動は漁業支援としてワカメの苗に付着した海藻の除去。他のボランティア団体が継続して地元漁師のサポートをしているところに行ってお手伝いする次第である。
 震災直後の緊急性のある作業-瓦礫除去や側溝掃除など-から、ボランティアのニーズは生活基盤確立のサポートに移っているようで、本来は漁師がするであろうこうした作業の手伝いをボランティアがする意義も生活基盤確立のサポートなのだろう。漁師やボランティアセンターの方の話からも、生活基盤を確立することのニーズとそこへの道のりが長く険しいことが聞いて取れた。
 小生自身、これからニーズが高まるであろう日々の生活支援や子どもの学習支援とかでは全く役に立てなさそうだが、体一つでできることがあればまた参加したいと思う。

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 写真は作業現場近くにて。この漁船は先の震災後の津波でもこの漁港唯一生き残った船なのだとか。









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 集合場所は気仙沼線の陸前階上駅近くにある。
 気仙沼線は震災と津波で不通になっており、気仙沼駅から代行バスが走っている。まだごく一部の区間であるが、線路跡を舗装して代行バスの専用道にしてバスを走らせている。陸前階上駅の近くもこの方式で、かつての鉄道駅の横にバス専用道とバス用のプラットフォームができていた。こうしたバス専用道を作ってそこにバスを走らせるのはバス・ラビット・トランジット=BRTと呼ばれるとのことで、先日グアテマラシティで見た専用道を走るバスも同じ部類になるのだろう。
 一旦舗装されると再び線路を通す際の妨げになり、鉄道が廃止になる可能性が高まるのではと思ったが、ボランティアセンターの方が仰るには同じルートに交通網を走らせておくことが大事なのであり、線路を戻すのは容易にできるのだとか。

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 気仙沼に着いたのはボランティアをする前日の昼。まずは駅前の「ますや食堂」で「気仙沼らぁめん」を食した。魚のダシにつみれが入ったラーメンである。





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 翌朝気仙沼駅からバスに乗る必要があることもあり、宿は気仙沼駅近くの「寶屋旅館」に。宿の予約は最近はインターネットが主流だが、ここは旅館に直接電話して予約をした。
 素泊まりだったが、過不足ないおもてなしを戴き、また気仙沼に行くことがあれば泊まりたいと思った。

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 午後はレンタサイクルを借り、気仙沼を自転車であちこち巡ってみた。
 気仙沼は漁業の街ということもあり、街の中心部は海岸線に近い低地にあったそうだ、その低地は津波でダメージを受け、フェリーの船着場でも桟橋が折れたり近くの立体駐車場は使えなくなるなどのダメージを蒙った。
 船着場に来たのでフェリーで気仙沼大橋へ。フェリーの甲板に掲げられた横断幕には多くの激励の言葉が書かれていた。フェリーに乗っている車は、やはり工事用の車輛や土砂を運ぶであろうトラックやタンクローリーが多かった。
 気仙沼大島は折り返しの30分足らず港の近くを走っただけだったが、本来の岸壁が陥没していたり道路がへこんでいたりとここでも震災のダメージを目にすることになった。

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 気仙沼の街に賑わいとかつての味や店を取り戻そうとうする仮設商店街もいくつかある。フェリー発着場近くにあるのは「復興屋台村 気仙沼横丁」。飲食店や土産物店が多く、旅行者が訪れやすい感じである。



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 他方、駅から離れた鹿折にあるのは「復幸マルシェ」。こちらは飲食店のほかに食料品店や鮮魚店などもあり、地元の人々のための商店街という感じである。
 ここの食堂「塩田」で食事をしたのだが、私が入ったときは客は私一人だったのだが時間が経つにつれて気仙沼の人達が続々と店に入ってきた。

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 翌日の活動後、ボランティアを一緒した方の誘いに乗って市内を一望できる安波山へ。
 階段の入り口では2匹の龍がお出迎え。
 街の眺めだが、建物が流されてしまったところと残ったところとがくっきりと分かれており、眺めていてとても切ない。気仙沼には陸地に乗り上げた船として知られる第十八共徳丸もあり、震災そして津波の痕跡があちこちに残る。




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 さらにその方のお勧めの店ということで、大船渡線沿いの千厩にある「大松」へ。









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 どんこの味噌焼と、五目釜飯。美味しいものを教えていただいた。

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Comments

やっと見つかった!
雑文と雑談を覚え間違えてて、これはいくら検索しても見つからないはずです。
その節は、大松にいくだしにしてすみません。地場の魚が容易に食べられるようになった頃には、また行きたいお店です。
安波山の龍は知りませんでした。一緒にいったはずなのに…、次の機会にさがしてみます。

Posted by: esumi | 2012年12月22日星期六 at 下午2:45

esumiさん、その節はどうもありがとうございました。こちらこそ足代わりに使ってしまってすみません。
大松は良かったですね。惜しむらくは気仙沼からちょっと距離があることでしょうか。
安波山の龍は車を停めたすぐ後ろです。あそこはまだ山の途中で、さらに歩いて登ることができるとかでその入り口のようです。

実は昨日また気仙沼でお手伝いしてきました。今回は前回とは毛色の違う作業でしたが、やはり冬本番ということで前にも増して寒い1日でした。
それでは、またよろしくお願いします。

Posted by: はぎお@貴ノ浪世代 | 2012年12月23日星期日 at 下午7:31

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