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2013年2月18日星期一

定期観光バスで巡る石垣島

 思い立って、週末1泊2日の強行軍で石垣島へ行ってきた。「晴れそうなら出かける」といった航空券の取り方では飛行機代が高くつくので予め切符を取っての旅であり、天気は運任せだ。

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 午前中は雨だったそうだが私が着いた昼にはその雨も上がり、明るめの曇り空であった。
 島の名所をどうやってまわろうか考えたのだが、東運輸の定期観光バスがおまかせで島内の名所を巡ってくれるので楽そうであり、これで島内を巡ることにした。14時発のコースは、唐人墓~川平湾~ヤシ原生林と巡る3時間あまりの旅程である。


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 この島では、バスターミナルのある市街地を出ると交通信号がないのだとか。そんな島内をバスは走り、最初の目的地である唐人墓へ。
 1852年に苦力としてアメリカに連れて行かれる予定だった福建省はじめ中国南部出身の中国人が、船内での暴行などに耐えかねて反乱を起こして船長らを殺害、船はここ石垣島に座礁した。中国人はこの島で1年余り暮らしたのだがアメリカ・イギリスの追手がやって来てこの中国人を殺害したのだとか。彼らを合祀するため、石垣市の出資のほか当時は中国とは国交がなかったので台湾からの援助を得て1971年にこの唐人墓を建立、その後荒れるに任せていたのだが2008年に再び整備され観光客も訪れることができるようになったとのことである。

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 屋根の上の立派な装飾。
 墓の裏には当時の屋良朝苗知事を始め沖縄と台湾の人が寄進したこととその金額が記されている旨が復元されているが、金額が米ドルで記されているのが時代を表している。




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 そのあと、美しい水を誇る川平湾へ。晴天の下とはいかなかったが、水が綺麗なのはよくわかった。
 このきれいな水の下で、サンゴが育っている。



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 底面が透明なボートに乗って、そんなサンゴやその合間を泳ぐ魚、さらにはサンゴに埋まるように生きているシャコ貝を見ることができる。
 いつの時期が晴天に恵まれる日が多いのかバスガイドの方に聞いたところ、台風も来るのだがやはり夏が良いとのことである。青空の下の川平湾もまた訪れたいものだ。

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 川平湾の次は米原の原生林。見慣れない形の木はギランイヌビワ。







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 こちらはヤエヤマヤシ。近縁種が存在しない珍しいヤシなのだとか。伸びていくに従い輪のように筋が通っているのだが、間隔の違いが夏と冬の成長の差を表している。






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 原生林の入り口にて、サトウキビ畑。ススキのようなサトウキビは冬のサトウキビ畑の姿なのだとか。







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 実はこの定期観光バスの乗客は、女性2人組と私のわずか3人。そのせいか、バスは観光スポットでなくても飛行機で来た我々が喜びそうな風景の場所で停まったり徐行したりする。パイナップル畑も然り。





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 海岸沿いの観光ルートの後、帰りは島の真ん中を横切るのだが、そのトンネルの入口でもサービスでしばし停車。
 同じバス会社が路線バスを走らせているので島内をそれで見て回ることもできなくはないし、車を借りて廻るのが主なのであろうが、いろいろと教えていただきながらの定期観光バスでの石垣島めぐりはとてもよかった。

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