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2013年5月22日星期三

航海訓練所練習船・大成丸@名古屋港

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 またふと思い立ち、2年余り前と同様に名古屋港へ行ってみた。
 まずは名古屋港ガーデンふ頭に泊まっている練習船「大成丸」の船内を見学。
 5年前に高松で見た青雲丸と同じく、船員を志す学生らが実地でのテクニックや考え方を修得し併せて免状取得に必要な乗船履歴を得るための練習船である。青雲丸や銀河丸と違うのは、他の2船がディーゼルエンジンで動くのに対してこの大成丸は蒸気タービンで動く船であり、機関士を志す学生にとってはタービンエンジンやタービンプラントを学ぶための練習船になる。

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 もっとも、一般の見学者にとってはエンジンの違いは判らず、見た目は同じ。本来の操船を行う船橋(ブリッジ)の下に練習生用の船橋があるのも、学生が座学を受けるための教室があるのも、先に見た青雲丸と同じである。





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 それでも、この船ならではの光景も。写真は十数年前の実習生によるロープワークの作品。実際に船に乗るに際してはロープワークは船を岸壁に固縛するためなどに太いロープを使ってするものだが、こちらは逆に細やかな作品である。





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 船内で聞こえてきたアナウンスでは、「今年度で練習船としての役目を終える」とのこと。船上で案内してくださった実習生の方の話では、この大成丸は世界唯一のタービンエンジンで動く練習船だそうだが今年度で練習船としては終わりであり、そのあとの後継船は作らずタービンエンジンを使った航海実習はしないとのことだ。ディーゼルエンジン全盛の流れからなのだろうか。
 このとき乗っていた学生の多くは商船高専の5年生で、延べで1年間の実習を続けて行うとのことである。学生の時に学んだ技術や考え方を糧にして、直接それを仕事にしたりそうでなくてもそれをバックボーンにして生きていくことができるというのは、毛色は全く違うが私がかつて学んだ外国語学部を持つ学校に近いものがあると感じた。
 案内や説明をしていただいた職員や学生の方々に感謝しつつ、今後の航海が安全に進むように願いたい。

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