« 『世界ふれあい街歩き 台北市南部 永康街界わい』 | Main | 江差・函館旅行(2)江差・旧中村家住宅 »

2013年7月5日星期五

江差・函館旅行(1)江差・いにしえ街道

Imgp9120

 先月末のことになるが、休暇を取って北海道の南部、いわゆる道南エリアを旅行してきた。
 まずは函館からバスで2時間、江差町の様子をぼちぼちと紹介。


Imgp9047

 高台から見た江差町。手前に走っている太い道が「いにしえ街道」と名付けられた古い家が集まっているところである。
 奥にある島とを結ぶあたりには、幕末の帆船「開洋丸」の姿も。





Imgp9116

 江差は北海道の中でも早くから開けた町であり、江戸時代からニシン漁で栄えていたとか。もっとも「開けた」というのは所謂和人の価値観かもしれないが…
 いにしえ街道には、そんな幕末からの歴史を伝える建物が並び、歴史を感じる雰囲気と景観の美しさを醸し出している。
 左側は江差町会所別館。1845年に建てられた町会所が町役場別館としての役目を終えた1993年まで約150年使われた後も街の景観として残っている。

Imgp9012

Imgp9015

 今回はバスで江差に行ったのだが列車の駅に近いほうから歩く。西側にはいきなり歴史を感じる建物が見える。パン屋の看板を掲げていて営業案内も見えるが、江戸時代の問屋の土蔵である。大切に使い、おそらく改修も経て今に姿をのこしている。

Imgp9028

 現代に建てられた家やオフィスもあるのだが、それぞれが街並みに溶け込むようなものになっている。中央の白い建物は北海道新聞の支社。






Imgp9132

 この通りには何故か自転車屋が複数あり、中には古い看板と古い自転車・オートバイを展示している店もあった。
 左の建物が自転車店。







Imgp9038

 「竹籠屋」の提灯を掲げた店。竹籠だけではなく器や雑貨も売っているようだ。








Imgp9064

 いにしえ街道から外れて高いところを歩く。
 道端にも家々の庭先にも、通りの鉢植えにも美しい花々を見ることができる。厳しい冬を経て訪れた初夏を、花も人も街も満喫しているかのようだ。






Imgp9088

 高台からいにしえ街道に戻るところにある、旧檜山爾志郡役所。郡役所と警察署の役目を担う役場として1887年に建てられ、その後地方自治制度の変遷とともに役割を変えつつここもやはり町役場の分庁舎として1990年代まで機能した後、郷土資料館として綺麗に修復されて今に至っているとのこと。
 展示は北海道の地方自治の変遷、そして江差の文化も伝える。内部にある明治時代の布クロスも美しい。
 この隣に古いままの建物があり、それが往事の監獄。留置場としての役割であろうことが思われる。再現した部屋は綺麗だったが昔のままの部屋は床がはがれて往時の劣悪さを再現したのかと思いきや、ここ数年の湿気で床の木板がはがれてしまったのだとか。

Imgp9099

 上述した会所別館。好天に恵まれて街並みも映える。









Imgp9007

 ほのぼのとした街の案内。
 幕末の北海道で早くから開けた町の姿、その後明治時代から現代まで続く街の歴史を、この街道は伝えている。
 いにしえ街道の由緒ある建物や通りを離れた江差の様子は、また後程。

|

« 『世界ふれあい街歩き 台北市南部 永康街界わい』 | Main | 江差・函館旅行(2)江差・旧中村家住宅 »

Comments

The comments to this entry are closed.

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/73410/57731916

Listed below are links to weblogs that reference 江差・函館旅行(1)江差・いにしえ街道:

« 『世界ふれあい街歩き 台北市南部 永康街界わい』 | Main | 江差・函館旅行(2)江差・旧中村家住宅 »