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2013年9月9日星期一

2013年8月・クロアチア&スロベニア旅行(6)ボスニア・ヘルツェゴビナ モスタル

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 前日のコトルに引き続き、国境を越えてボスニア・ヘルツェゴビナのモスタルへ。
 ドブロヴニクはクロアチアの飛び地であり、ボスニア・ヘルツェゴビナの領土が海岸線にわずかに接してクロアチア本土との間を分断している。ドブロヴニクからモスタルに行くには、クロアチア→ボスニア・ヘルツェゴビナ→クロアチア→ボスニア・ヘルツェゴビナと、3時間あまりバスに乗っている間に3回国境を越える必要がある。そのたびにバスに入国審査官が乗り込んできてパスポートチェックがあったりバスの乗客全員のパスポートを集めて車掌が入国管理官のところに行ったりと、煩雑である。

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 バスターミナルから旧市街へ向かって歩いている間に、壁や頂上部が壊されたままの建物を見る。20年前の戦禍がいまだに残っている。



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 こちらは銃弾の跡が残る建物。









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 街は川を隔ててイスラム教徒とキリスト教徒の居住地に分かれているようだ。バスターミナルからまっすぐ歩く道はイスラム教徒が住むところ。彼らのための食品店。







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 案内板に導かれるままに、イスラム教徒の家を公開しているところがあるので見学。








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 再びかつてのユーゴスラビアの指導者・チトーの名を冠した通りへ。左側のモスクの手前は墓地になっているのだが、墓標に書かれている没年が「1993」と書かれているものばかりである。墓には生前の顔写真が貼られているものが多く、今の私より若いか今の私くらいの年で20年前に命を落とし、そのまま年老いることのない写真が物悲しい。




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 もっとも、20年の時を経て街は賑わいを取り戻している。川沿いの通りは観光客で賑わっている。








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 レストランから見た両岸を結ぶ橋、スターリ・モスト。崩壊したこの橋の姿は当時のニュース番組で頻繁に目にしたものだ。その後2004年に再建され、再び両岸を結んでいる。







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 橋の付け根から。毎年夏にこの橋からの飛び込み大会があるとかで、私が訪れたときも橋からダイブする若者がいた。







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 反対側の車道から見たスターリ・モスト。
 橋の反対側、川の眺めもとても美しい。






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 店に張ってあった、チトーの肖像画。









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 「DON'T FORGET 1993」の文字。先の墓地にあった亡くなった人の多い年であり、戦火の激しかった年である。
 恨みを忘れない、のではなく、戦禍を忘れないようにしつつ平和と発展のために前を向く、そんなモスタルの街であってほしいものだ。

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