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十二月 2013

2013年12月17日星期二

国立競技場と秩父宮記念スポーツ博物館

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 10日以上前の話だが、国立競技場にJ1昇格プレーオフを観に行ってきた。国立競技場が近々改修のため全面閉鎖され、全く新しいスタジアムに生まれ変わるというのもあり、国立競技場を今一度見ておきたかったというのもある。






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 試合開始前の様子。国立競技場の芝生は美しいのだが、冬なので早くに影が伸び始め、その美しさを十分に味わうことができなかったのが残念。前述した、かつての南極観測船「しらせ」を新習志野で見てから来たということもあるが、もう少し早く来ていれば違ったのだろう。
 J2で3位の京都と4位の徳島の試合、勿論勝ったほうが昇格、引き分けの場合は年間順位が上位の京都が昇格するということもあり、勝つしかない徳島と昨年もプレーオフで昇格を逃している京都とのぶつかり合い。勝つしかない徳島がコーナーキックからの得点とカウンターの2点という少ないチャンスをものにしてこの試合勝利、京都はずっと攻めていたのだが今年も昇格ならず。

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 その国立競技場の観客席の下には、秩父宮記念スポーツ博物館がある。展示物はあまり多くないのだが、日本のスポーツ史をやさしく知ることができる。
 国立競技場でイベントのない日には、博物館の入場者はスタンドからグラウンドを見ることができるそうだ。バルセロナにあるリーガ・エスパニョーラ所属のFCバルセロナのホームスタジアムであるカンプ・ノウや、バルセロナ五輪のメイン会場でありやはりッカーチームのRCDエスパニョールのホームスタジアムだったエスタディ・デ・モンジュイックのスタジアムツアーをかつて訪れたことがあるが、ここ国立競技場でもアスリートの出番を待つ静かなスタジアムを、公開日限定だが見ることができる。
 隣にはトレーニングジムがあり、会員になると誰でも利用することができる。ここに通っている知人がいるので知ってはいたのだが、ここにジムがあるのは意外に感じる。

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 入ってすぐのスペースには、国立競技場で開かれたスポーツイベントのポスターが並ぶ。1964年の東京五輪のポスターは私にとっても歴史の中のものだが、教科書や本で見て馴染みのあるものである。若い人にとっては、歴史で学んだものを間近に見ることになるだろう。





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 国立競技場の改修間近ということで、「SAYONARA国立競技場」という企画展が。この聖火点灯シーンも当時のシーンとしてよく見る。







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 間もなく50年が経つ、1964年の五輪開会式の入場の様子。これもおなじみ。








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 1958年にできたこの国立競技場、1964年の東京オリンピックの後も様々なスポーツイベントに使われた。サッカーだと、ペレやマラドーナもここでプレーしている。
 国立競技場で最も人を集めたのは東京五輪の開会式、第2位はその閉会式だそうだが、第3位はラグビーの早明戦だとかでそれに限らずラグビーの歴史もこの国立競技場で築かれていて、それらに関する展示も。



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 こちらは国立競技場というよりもこのエリアで開かれたスポーツイベントにまつわるもの、「バボちゃん」を久々に見た。今の「バボちゃん」は白いボールそのままの色の要ですね。






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 国立競技場はこの姿から形を変え、収容人数を増やして大規模イベントも可能になる屋根付きスタジアムに変わるのだとか。その費用が突然増えたことや景観に与える影響で物議を醸しているが、一時の盛り上がりのみで終わることなくスポーツやコンサートなどのイベントで親しまれる存在であってほしいものだ。

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2013年12月16日星期一

2014年・中国の祝日

 毎年12月にならないと翌年の祝日が発表にならない中国のカレンダー、来年2014年の中国の祝日は以下の通りとの発表が先週11日にあった。

元旦:1月1日(水)
春節:1月31日(金)~2月6日(木)。但し1月26日(日)と2月8日(土)は平日扱い。
清明節:4月5日(土)。4月7日(月)を振替休日に。
労働節:5月1日(木)~3日(土)。但し5月4日(日)は平日扱い。
端午節:6月2日(月)。
中秋節:9月8日(月)。
国慶節:10月1日(水)~10月7日(火)。但し9月28日(日)・10月11日(土)は平日扱い。

国务院办公厅关于2014年部分节假日安排的通知

 清明節のように「土曜日を祝日、振替休日を設定」というのは珍しい気がする。あと、端午節と中秋節は実際にこの日に当てはまったせいか、休日を動かすことなく3連休になるためその日だけが祝日として示されるシンプルな告示となった。いずれもこれらの節気を祝日にしたゆえに生じたものだろう。
 休みの前後に長い平日があるのは労働節後の6連投、通常より長い平日並びはここだけで今年のように8連投・7連投はない。

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2013年12月15日星期日

南極観測船・初代「しらせ」

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 現在活躍している南極観測船は「しらせ」という艦名だが、今の「しらせ」は2代目。2008年まで活躍した初代「しらせ」は船橋に係留されていてそれを用いたイベントがあるとかで、見に行くことにした。
 退役した「しらせ」はスクラップになる予定だったのだが気象情報会社のウェザーニューズが購入して一般公開するようになった。今年(2013年)9月までは事前申し込みの上で見学することができたそうだが、今は関連の財団法人が持つようになりイベントなどで公開するようになったそうだ。新習志野駅からシャトルバスに乗り、船を目指す。
 間近で見る初代「しらせ」は、長さはさほどではないのだが結構な高さがあるように見え、そのことが船を大きく見せている感がある。

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 この日のイベントは「CHALLENGING SHIRASE」と銘打ったもので、退役と売却・購入を機にローマ字の「SHIRASE」と改名した本船の一般公開と、「気象・地象・水象・宙象・海象」の五象を体感したり知識を得たりすることができるイベント。五象にまつわるクイズをしながら展示を巡ったり、プラネタリウムがあったりという感じである。
 南極の氷が展示されていたが、融ける際にパチパチと音を立てて融けていく-長い間氷に閉ざされていた太古の大気が音を立てて現れる音-のが印象に残った。
 この氷のエピソードも含め、案内する方々がその道のプロであり、興味を引く話題を展開されていた。

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 この日の目玉は探検家の三浦雄一郎氏によるトークイベントだが、時間の都合もあり拝聴することはできなかった。写真は氏が使ったテントや防寒服。






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 船内は現役時そのままの姿をとどめている感があり、特別なデコレーションが施されているところは少ない。






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 いまでも沿岸であれば航海を進める能力は残しているのだろうか、東日本大震災の直後に小名浜に行き復興支援に当たったときの写真や、寄せ書きが展示されていた。







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 長い航海だと何事も自己完結ということで、以前名古屋で見た南極観測船「ふじ」同様に、理髪スペースも。








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 名古屋で常時公開の「ふじ」とは異なり限られた日のみ公開なのだが、気象など「五象」にまつわるイベントとともに公開されるのだとかで、訪れた際にはこの船が歩んだ歴史に思いを馳せることもできそうだ。

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気仙沼線BRT再訪(4)線路と舗道の間

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 11月に訪れた気仙沼線はBRT専用道が増えていたのだが、専用道として舗装されたところとそうでなく線路跡として取り残されたところとの境目を見ると、考えさせられるものがある。
 写真は歌津駅から柳津方面を望んだところ。手前側は専用道として舗装されているが、例えば気仙沼から柳津方面へ向かうバスは駅の手前で一般道に入り、駅から先は線路が外されたまま、ホームはそのままになっている。
 坂の下は海抜が低い一方で、結構高い場所にある橋に立っているのだが、この近くにある小学校まで津波はやってきたのだとか。

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 こちらは不動の沢駅にて。ここでは盛り上がったところを走る線路はそのまま残っている。
 振り返ると、踏切の跡を残してその先は舗装された専用道である。



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 気仙沼駅付近の小川にかかる橋を列車が通り過ぎていく。この列車は大船渡を目指す大船渡線の列車であり、気仙沼線のレールはその手前を通っているのだがそこを列車が通ることはない。

 前述したとおり、一旦舗装してしまうと再び線路を通すためのハードルが高くなるのだが、暫くはBRTを通じて街と街を、集落との間を結ぶことで人々の移動を促して沿線の生活の利便を高めていくしかないのだろう。

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2013年12月7日星期六

気仙沼線BRT再訪(3)志津川~歌津~本吉~気仙沼

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 前回の続き。志津川からBRTのバスに乗り、気仙沼方面へと走る。
 バスの車体には沿線各地のキャラクターが描かれている。ここで乗ったバスには登米市環境キャラクターのトメル君とオトメちゃん。植栽活動をしているところ。
 BRTはここから専用道を通り、専用道の外にあるベイサイドアリーナを経て再び専用道に戻り、清水浜付近で一旦一般道を走る。


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 歌津駅で下車。バスは坂を上り、専用道へと入っていく。BRTの駅は、かつての鉄道駅の下に設けられている。





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 伊里前福幸商店街。9月に南三陸にお手伝いに行ったことがありその際にこの商店街を訪れているのだが、Jリーグをはじめサッカーチームから寄贈された旗がたなびいていて、この商店街のシンボルになっている。写真に収まらないないところには楽天やバスケットボールチームの旗も。
 並んでいる店は衣料品店や総菜屋などで、食堂が多く並ぶ南三陸さんさん商店街に比べるとよりこの地の人達向けの店構えと感じる。
 他方、こうした仮設商店街は店が集まって集客力を発揮している側面もあるのだが、気仙沼も含めて仮設商店街は期限が定められているところもあるとかで、一定期間が経った後どうするのか、個々の店が改めて自分の店を開くことをよしとしつつ集客力をどう維持するか、また現実に仮設商店街を延長したいとなったときにどうするのかという課題があるそうだ。

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 専用道で走る途中にある蔵内駅。この駅は津波でダメージを受けており、その跡地にBRTの駅を建てている。





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 蔵内漁港。ワカメ養殖の拠点になっているテントの先に見える海を、漁船が足早に通り過ぎていく。








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 気仙沼方面から来るバス。専用道の中にある駅からの眺めはこんな感じである。
 かつて線路が走っていたところを利用した、専用道の幅はバス1台分であるのがよくわかる。
 この先のトンネルを抜けたところで再び一般道に戻り、本吉へと向かう。




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 本吉駅。駅舎のすぐ横にBRTが停まる。駅の中にある切符売り場は、今は定期券などを扱うために週に1日だけ窓口を開けているようだ。
 ここ本吉から気仙沼までは、BRTの本数が増える。さらに通学時間に当たったせいか乗客が多く、この後に乗ったバスは2台での運行だった。乗客が多い時間は、輌数を増やしているようだ。
 ここからまた専用線。専用道と一般道を繰り返して気仙沼へと向かう。

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 あちこち寄り道したこと、さらに日が暮れるのが早いこともあり、気仙沼に着いた頃には辺りはすっかり暗くなっていた。
 この日は金曜日だったのだが、場所にもよるのだろうが徒然中は乗客が少なく、学生たちで賑わう時間以外はぼちぼちと、という感じであった。それでも1時間、時には30分くらいの間隔でに街と街、駅と駅を結ぶBRTがあることは沿線の人達とりわけ自家用車を使わない学生や年配の人達の行動範囲を広げるのに大いに役立っていると感じる。

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 明けて次の日、左写真は煙雲館に行った帰りに不動の沢駅にて。ここから気仙沼駅の手前まで専用道なのだが、手前には踏切を埋めた跡が見える。右写真は気仙沼駅の手前で専用道を抜けるところ。
 舗装して専用道にするともう一度線路を敷き直すのにハードルが高くなりそのことに複雑な思いを感じる人もいるだろうが、しばらくはBRTによる輸送でこの地域の人の行き来が活発になることを願いたい。

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2013年12月1日星期日

気仙沼線BRT再訪(2)陸前戸倉~志津川

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 前回の続き。去年12月に気仙沼線BRTに乗った際には最知~陸前階上と陸前港~歌津の間、それぞれ1駅間ずつだけが専用道だったのだが、その後各地でかつて線路が通っていた箇所を舗装してBRT専用道にしており、専用道が増えている。
 陸前戸倉から志津川を目指す途中の車窓。この日の海は穏やかである。



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 南三陸さんさん商店街などがある志津川地区に入るところで、専用道から再び一般道へ。道路にかかる橋がかつて線路が通っていたところで、その高さを走る専用道から一般道へと下っていくのがわかる。






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 志津川駅で下車。高校生と思しき人達がバスに乗っている。








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 志津川駅。窓にはソーラーパネルが貼ってあり、駅施設で使う電気を賄っているのだとか。








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 この志津川地区は海抜が低いところにあり津波の被害が甚大だったところである。よく報道される南三陸町防災庁舎もこの地区にある。歩いていると貝殻が落ちていてその横にガラスの破片も落ちているなど、2年以上たった今でも震災の痕跡が残っている。
 それでも野に咲く花はたくましく、また人が手を入れているであろう花も美しい。

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 仮設商店街からは離れたところに店を開く、果物屋と焼鳥屋。








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 海に向かって立つ、力強いメッセージが書かれた切子細工。







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 志津川のマンホールはモアイ像。1960年のチリ地震の津波でもここ志津川は被災しており、そこからの復興記念にかつてチリからモアイ像が寄贈されたのだそうだ。
 今回の震災後にも、やはりモアイ像が寄贈されたそうだ。






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 一部の切子細工は、南三陸さんさん商店街の脇に集められている。







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 駅のすぐ裏手にある、南三陸さんさん商店街。








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 志津川から先も専用道ができていて、BRTのバスはそこを通る。続きは後程。

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