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2014年1月12日星期日

2013年12月・台湾(3)高雄・美麗島駅と高雄市立空中大学

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 前回の続き。知人と食事をすることになっていたので、高雄へ移動。台中エリアから高雄への移動が気軽にできるようになったのは、台灣高鐵(台湾新幹線)のおかげである。

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 高雄の地下鉄(高雄捷運)の美麗島駅にて。以前も訪れたことがあるが、駅の天井を彩るガラスアートが美しい。後で知ったのだが、「光之穹頂」という名前がついているのだとか。台湾の交通部観光局紹介によると、生命を育む「水」、繁栄と成長を象徴する「土」、精神の創造を象徴する「光」、破壊と再生を象徴する「火」の4つを表しているとのことである。
 写真を撮る人や、スマートフォンで撮った写真を改めて見ている人が多かった。





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 美麗島駅の中にある観光案内所の隣に、「高雄市立空中大学」と壁に書かれた、パソコンが何台か置いてある場所があった。ここ高雄には、日本の放送大学のようなシステムで学習を進める高雄市立空中大学があり、その校外施設のようだ。台北エリアを中心に全台湾に展開している国立空中大学とともに、放送やメディアを使って学習を進める大学である。高雄空港の近くにあるこの大学は一度訪れたことがあるが、地下鉄の駅でこの名前を見るとは思わなかった。
 観光案内所の人に尋ねると、5台あるPCのうち3台はインターネットを用いた授業のために設置されているのだとか。地下鉄の駅というオープンな場所に、台数は少ないながらも授業用のPCがあるのが印象的だが、通りに面していて観光案内所に隣接しているところで学習するというのはどんなものなのだろうか。

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 観光案内所の方に貰った、入学案内。訪れたときは2学期からの入学制を募集していて、12月31日締切で学生を募集していた。
 入学案内に高雄市立空中大学の学習システムが紹介されている。学生は毎学期に学ぶ科目の履修登録をするのだが、その試験日程は予め公表されていて学生の都合にあわせて、また試験日程が重複しないように科目を選択する必要があるのも日本の放送大学と同じである。ただ、期中にも試験があるようで、そこは放送大学とは違うところである。
 案内には、18歳以上で学習意欲があれば学歴を問わず無試験で入学できること、学費は1単位NTD860であること、卒業すると学士の学位が与えられ、各種国家試験を受けられたり職場での昇任の参考になったりすること、学校と家庭と仕事の鼎立ができる公立大学であることが謳われている。入学するには、台湾の住民であること(外国人は他の資格で在留資格を得ていれば入学可)が必要とのことである。「18歳以上で」「学歴を問わず」(不限学歴)と書いたが、20歳以上で高中や職業学校(日本の高校に相当)卒業であれば全修生として入学し128単位を取得すれば卒業できる一方、これを満たさない18歳以上の人は選修生として入学し168単位で卒業ということで修得すべき単位数に差をつけている。
 メディアでの授業と合わせて面接授業が必要なようでそのために各科目に定員が設けられていたり、「小面授」(少人数での授業のことか)だと学費のほかに実習費が必要なところは放送大学とは違うところである。
 科目名を見ると、「民主高雄学」「婚姻学」「晩年美学」などユニークな科目名も。6つの学部があり科目が多岐にわたっていて、その点でも興味のある科目を選んで学ぶことができそうな大学である。

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