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2014年1月18日星期六

京都・梅小路蒸気機関車館

 台湾で彰化の扇型車庫を見ることができなかったのでその代わりに、というわけではないが、京都にある梅小路蒸気機関車館を見に行った。

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 京都駅から歩いて15分ほどのところに機関車館はある。入口の建物には「旧二条駅」の看板が掲げられている。1904年(明治37年)に建てられたこの駅舎はつい18年前、1996年までは現役の駅舎だったそうだ。






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 ちょうど入館した頃、蒸気機関車が白煙を立てて走ってくるところに遭遇。








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 梅小路蒸気機関車館では、蒸気機関車が牽引する「スチーム号」が構内の線路を走っていて、短い時間だが蒸気機関車の旅の気分を楽しむことができる。
 この日走っていたのはC62型蒸気機関車。かつて引っ張っていた特急列車とは違い構内ではトロッコ列車を押したり引いたりであるが、今でも整備される方々のおかげでこうして動く姿を見ることができる。




 構内を走るC62 2牽引による「スチーム号」。
 停止するときには3つの大きな動輪を止めて回らなくして、慣性でしばらく滑るように走りながらブレーキをかけていたのが印象的である。蒸気機関車が走る様は一昨年の冬に石巻線で見たことがあるのだが、この日は動輪まで見える「スチーム号」で蒸気機関車が止まるメカニズムを間近に見ることができた。

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 扇型車庫とターンテーブル。








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 訪れたのは1月の3連休。連休の目玉は、蒸気機関車が車庫から先頭部分を出してズラリと並ぶ「頭出し」。






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 機関車には、ヘッドマークも取り付けられる。かつて引いた車両とは縁がなさそうなものをつけていた機関車もあったがそこはご愛嬌。
 菊の紋章と側面のマークが印象的なお召し列車仕様の装飾が施されているC58 1は人気なようで、機関車の前で記念撮影をする人が特に多かった。

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 車庫に入り、蒸気機関車を上から見る。









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 この梅小路蒸気機関車館は山陰本線と東海道本線の分岐点近くにあり、隣には現役の車輛が出番を待って止まっている。勿論線路に立ち入ることは出来ないが、車庫を間近に見ることもできる場所である。
 山陰本線の列車は機関車館を跨ぐように走っていて、「スチーム号」と電車が交錯することも。

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 この梅小路蒸気機関車館、大阪にある交通科学博物館の展示物をここに移して大規模な「鉄道博物館」になるとのことである。日本経済新聞電子版の記事を見ると、機関車館を囲むように建築物が建てられるようである。かつての車庫そのままという趣も、空を仰ぐことができる車庫で蒸気機関車をみるという趣も変わっていくのだろうか。
 動態保存や静態保存とは言え往時の雰囲気が味わえる機関車館なのだが、温故知新ということでこの良い雰囲気は保ってほしいものである。

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