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五月 2014

2014年5月31日星期六

2014年5月・台湾(2)彰化扇型庫

 今回台湾を訪れて足を運びたかったのは、彰化にある扇型車庫。1922年に建てられた機関車の車庫をを手を加えてターンテーブルとともに現役で使っているのだが、工事の後今年の1月1日から公開というこどで、去年の年末に台湾を訪れたときは1日違いで見ることができなかった。公開再開となった彰化扇型庫を、改めて見に行ってきた。
 現役の車庫だが一般人も見ることができ、入口で記名をして入場。

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 訪れたときはあいにく雨で、しかも結構激しい降りだった。かつての蒸気機関車はターンテーブルで向きを変える必要があり、そのためにその周りに扇形に車庫を作って車輛を停めておく扇型車庫ができた。今は主にディーゼル機関車が停まっている。






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 その扇型車庫の一番端、さらに車庫の外には蒸気機関車が停まっている。









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 日本統治期に導入されたこれらの蒸気機関車、左写真右側のCK124は日本のC12形と、右写真のDT668は日本のD51、いわゆるデゴイチと略同型なのだそうだ。小さいCK124は保存運転の報を聞いたことがあるが、DT668は使われているのだろうか。

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 扇型車庫は、彰化駅のすぐ北側にある。線路沿いに停まっている機関車と車庫の機関車が交わるように停まっているのがおもしろい。
 機関車に近づくことができるのも、めったにあることではない。






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 高いところから見た扇型車庫。










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 現役の車庫なので、当然本線と繋がっている。
 車庫の脇を、区間車(普通電車)が通り過ぎていく。









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 ディーゼル機関車に混じって、電気機関車の姿も。車庫には架線は張ってなく(張っていたら気軽に立ち入ることはできない)、どうやってここから出ていくのだろうか。







 構内を歩いていたら、突然ターンテーブルが動きだし、ディーゼル機関車をターンテーブルに乗せて向きを変えるところを見ることができた。もっとも機関車は車庫の中にとどまったままであり、サービス的にやっているのだろうか。それでも、ターンテーブルが動くさまを見せてもらいありがたい限りである。

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 帰る間際にようやく雨は小降りになってきた。
 日本統治期の車庫や機関車だから、ということではないが、昔からあるものに手を加えて時代に合わせて使っていることに敬意を表したい。願わくば、好天の日にまた行きたいものだ。

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2014年5月29日星期四

2014年5月・台湾(1)碓渓温泉

 先週から今週初にかけて、2泊3日で台湾に行ってきた。

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 2泊3日だと台湾東部に行くのは難しいのだが、近いところでということで台北から自強号で1時間半、碓渓温泉へ。かつて見た台湾映画『練習曲』の冒頭で、自転車での台湾一周を目指す耳が不自由な若者が目的地を聞かれてゆっくりと「碓渓」と答えていたのを覚えている。
 台鉄の碓渓駅前には、さっそく足湯がある。




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碓渓温泉の歩道に埋められている、温泉マーク。










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 温泉ホテルが並ぶ通りを歩いていくと、川のようになった湯囲溝温泉公園に行きつく。水が張ってあるところも温泉なのだろうか、足をつけている人もいる。
 この後ろには、男性限定だが無料の公衆浴場がある。







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 この公園の中には、その公衆浴場とは別に「湯囲風呂」という、男女別の浴場がある。台湾の温泉というと水着を着て入るところが多いが、ここは日本の温泉のように裸で湯船に浸かることができる。
 1人一回NTD80。手ぬぐいやバスタオルも買うことができる。
 中には浅くて広い清潔なヒノキ風呂があり、足を伸ばしてゆっくりつかることができた。周りを囲むように体を洗うシャワーが設置されているのだが、お湯を流す程度の人が多く体や髪を洗っている人はいなかった。

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 この湯囲風呂には「温泉魚」と名付けられたスペースがあり、小魚が泳いでいる湯船で足湯ができる。患部を食べてくれる魚がトルコかどこかであったのを聞いたことがあるが、ここは足の美容体験なのだろうか。

 午後に桃園空港に着いて夕方に碓渓温泉着だったのでゆっくりはできなかったが、次に来ることがあればたくさんある温泉宿のどこかに泊まってゆっくりしたい。

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2014年5月14日星期三

2014年5月・気仙沼

 先週末のことだが、また気仙沼に行ってお手伝いをしてきた。前日に気仙沼に着いて午後しばし歩いたので、その時の様子をアップ。

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 初夏とは言いながら東京より風がひんやりとする気仙沼だが、新緑と青空が美しい午後である。
 そんな青空の下を、ポケモントレインが気仙沼駅を出発していく。







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 ポケモントレイン。
 横の舗装された道路は、かつて気仙沼線の線路が通っていたところ。BRT(代行バス)の専用道として道路になっていた。
 前に来たときは柳津に向かう気仙沼線代行のBRTは駅前広場から出発して隣駅へ向かう途中で専用道に入っていたのだが、今は駅の構内から、改札を通った内側から出発する。



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 BRTのバス。
 本吉までは、このような電気のみで走る電気バスも走っている。








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 標高が割合高いところにある気仙沼駅から、市役所の前を通って気仙沼港を目指す。
 この季節には来たことがないので、ここでも青い空と新緑、そして景観を重んじた建物に風情を感じる。







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 港に程近い紫町商店街にて。手作りの、メッセージも入ったものもある鯉のぼりが空を舞う。









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 魚市場近くの気仙沼シャークミュージアム、海面近くにあるだけに震災の影響が甚大で長いこと休館していたが、先月再オープンしたとのことで行ってみた。
 サメの生態の紹介とともに、震災やそこからの復興を目指している人たちを紹介するビデオの上映や街の人達の語りも。




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 気仙沼港にある、気仙沼の名前が歌詞に出てくる森進一が歌う『港町ブルース』の歌碑。地震と津波の影響で傾いたままである。
 上に見える、かまぼこ型の屋根の気仙沼女子高校はこの3月に最後の卒業生を送り出して閉校になったのだとか。校舎の下に八重桜が咲いているのが見えたが、あまり人の目に触れることはないのだろうか。




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 気仙沼港に停まる漁船。時折このように竹か何かを高く掲げた船を見るのだが、何か意味があるのだろうか。









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 夕陽が、港の水面に映る。










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 夜は再び南町紫市場へ。中華料理店で見たテレビのニュースは宮城県内で慰霊碑の除幕があったとか宅地の造成が進んだなどの話題とともに、明くる朝の仙台マラソンで川内優輝と藤原新がマッチアップするという話題も。



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 気仙沼駅を出発するBRT。上述の通り駅の中からの出発であり、奥に列車のホームや跨線橋が見える。
 震災から3年以上経った今でも遺品捜索などのある種後ろ向きともいえる活動のニーズもあるが、やはり徹底的に探し尽くさないと住民の方々も一段落はつかないだろうし、またその先にあってこそ前向きな、将来を見据る活動が可能になるのだともいえる。

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