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2014年7月8日星期二

2014年6月・北宗谷(6)稚内公園・九人の乙女の碑など

 前回の続き。2泊3日の北宗谷滞在の最終日は、稚内公園を散策。

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 前日に礼文島へ行くフェリーの上から見た通り、稚内公園は高台の上にある。坂道を登っていくと、半アーチ型の稚内港北防波堤ドームが見える。








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 短歌の歌碑が並ぶ、単価の道を登ると、氷雪の門が見えてくる。







 

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 坂を登ってまず見るのは、九人の乙女の碑。第2次世界大戦のいわゆる終戦後も樺太ではソ連軍による攻撃が続き、そのさなか樺太真岡郵便局で電話交換手の任務を勤め続け最後には「皆さん これが最後です さようなら さようなら」の言葉を遺して自ら命を絶った9人の女性を慰霊する碑。そのことがあった場所では今や後世にそのことを伝えることは難しいこともあり、ここ稚内に慰霊の碑が建つ。
 その時代に思いを馳せると、この碑の前では背筋が伸びる。

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 その隣に建つのが氷雪の門。戦前に樺太に渡り、望郷の念を持ちつつかの地で生涯を終えた多くの人達を慰霊し、また樺太に望郷の念を持つ人たちのために、カラフトを望むこの地に建てられた慰霊碑である。







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 この日の朝は晴天に恵まれ、碑の先にはかつての樺太、サハリンが見える。









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 ここから開基百年記念塔を目指す途中にある、南極観測樺太犬記念碑。タロ・ジロの物語はおなじみだが、同時期に南極観測に功績があった樺太犬を記念する碑。








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 丘を登ったところにある、開基百年記念塔。
 根元の部分は北方記念館になっていて、稚内の歴史にまつわる展示があり、明治以降のこのあたりの人々の暮らしぶりを伝える写真があったりする。
 加えて樺太にまつわる展示もあり、間宮林蔵の生涯を紹介したり日本統治期の樺太の様子を伝える展示もあった。先に述べた9人の電話交換手の故事も紹介されている。
 館内にはそれこそサハリンから来た方々だろうか、ロシアの方々と思われる団体も見学していた。


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 記念塔の上の展望台は海面からの標高240m、この日は利尻富士が遠くにはっきりと見える。
 逆側にはサハリンも見えた。

 樺太を望むこの地ゆえに、稚内で伝えていかなければならないことが多くあることを感じた稚内公園散策だった。

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