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十一月 2014

2014年11月15日星期六

両国・回向院 地福寺出開帳・まるごと気仙沼フェスタ

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 両国の回向院で気仙沼にまつわるイベントをやっていると伺ったので、足を運ぶことにした。
 イベントとは言うが、気仙沼の地福寺というお寺のお地蔵さん、先の震災と津波の時に住職に運び出されて難を逃れたそのお地蔵さんに両国に来ていただき拝観させていただく、というのが主要な催しなので、それなりの心構えで回向院へ。


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 お地蔵さんは何とか助け出したが他は津波で深刻な被害を蒙ったとかで、お地蔵さんの後光や脇を固める仏像は新しいものや修復したものとのこと。お地蔵さんの前に敷いてある、気仙沼の砂の前で参拝。
 仏間には、気仙沼ゆかりの横綱、秀ノ山の絵も。
 さらに、こうした仏間の天井は涅槃の様子が描かれているものだそうだが、この日の天井は「俗世の」、即ち我々が見る四季折々を描いた美しい絵だった。



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 2階では震災前後の気仙沼の様子を収めた写真展が。私自身は震災から1年以上経って初めて気仙沼を訪れていてその時はまだ第十八共徳丸も打ち上げられたままで港沿いはまだ手つかずのところが多くもそれでも時が経ったことがあり生活を取り戻している感があったのだが、震災直後の様子は当地で何度となく写真で見ていたが改めてこれを忘れてはいけない、と思った。写真とともに、一体は気仙沼に、もう一体は両国に置かれる一対の縁仏も。
 手すり沿いにあるガラス玉は人の煩悩の数とおなじ108個連なっていて、いちばん大きなガラス玉には釈迦像が彫られている。

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 同時に開催されている、「漫画家による仏の世界展」。浦沢直樹やいがらしゆみこ、さいとう・たかをなど有名な漫画家が仏画を描いている。仏画そのものを描いている人もいれば、自身が生み出したキャラクターを仏画に当てはま邸るものもあり、さらには全く新しい視点で描いているものも。
 ゴルゴ13も、仏画になっている。
 明日16日(日)から作品が入れ替わり、新しい作品がみられるのだとか。



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 ここ回向院は江戸時代、明暦の大火の際に亡くなった多くの人を弔うべく建てられた寺であるが、あまねく弔うというその縁からか犬や猫などペットを弔う供養塔や供養碑もある。
 さらには、明治時代に両国国技館(今の両国国技館とは別)ができる前はここで相撲の興行も行われていたとかで、相撲関係者を祀る「力塚」も。





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 参道では、イカやホタテの浜焼きなど気仙沼の物産店が。浜焼きはお世話になった気仙沼復興協会の方による。








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 都営大江戸線の両国駅からJRの両国駅を目指すと、線路の下のコンクリート塀に絵が描かれている。兄妹だろうか友達だろうか遊んでいる姿や、待ち人だろうかの姿も。
 塀に書いているのでよくみるのは落書きばかりだが、この絵は見ていて心を和ませてくれる。少し前の人たちを描いたのだろうか。

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 両国らしく?力士と思しき人も。









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 駅前には、横綱の手形とともに土俵入りをする力士像が。この像の下には、大鵬・柏戸・琴櫻といった昭和の名横綱の手形が。

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2014年11月9日星期日

2014年9月・ポルトガル&スペイン・アンダルシア旅行(22)ポルトガル・スペイン・ジブラルタルのプリペイドSIM

 今回のポルトガル・スペイン旅行では、各地でプリペイドSIMを買って使ったのでそれをぼちぼちと紹介。

・ポルトガル

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 リスボン空港の到着ロビーにVodafoneの店があったので、そこで購入。
 朝8時~夜22時までやっていて、私が行ったときは閉店間際だった。英語も通じ、「Prepaid SIM, data only」と伝えると1GB/30日のSIMカードを出してくれた。このプランのSIMカードは店頭にも展示してあったので、わかれば「これ」と伝えれば買えるだろう。14.90ユーロ。
 手持ちのNEXUS 5を渡したところ開通作業もやってくれた。と言っても特にAPNなどを入力している風でもなかったので、端末によっては挿せばすぐ使えるようになっているのかもしれない。後で確かめたところ、APNはnet2.vodafone.ptとセットされていた。username/passwordはvodafoneのようだ(パスワードは既に設定されているのでわからず、後で調べた)が、ブランクでも良いようだ。
 起動の度にPIN番号の入力が必要だが、一度使い始めると快適に通信できた。
 Vodafone Portugalのウェブサイト(ポルトガル語)
 リスボン空港到着ロビー窓口にあるVodafoneの営業案内(ポルトガル語)

・スペイン

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 今回はバスでスペインに入ったので、空港でSIMカードを買う、という訳にはいかず、セビリアでバスを乗り継ぐ待ち時間にバスターミナルの周りを歩いてみてキャリアの店があったらそこで買おうかと思って適当に歩いたところ、ターミナルの近くに「Yo mobil」と看板を掲げた、携帯ショップと思わせる店を見つけたので、ここでSIMカードが買えるかもと思い、中へ入ってみた。


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 「MÁSMÓVIL」というMVNOの店だった。出されたプランを見て適当なプランを選べばよいのだが、店の人が英語をあまり解さないため、考えながらカタコトのスペイン語でやり取りをする。15ユーロのプランが「150min+1GB」と書いてあるからこれは電話150分とデータ通信1GBのことか、だとすると5ユーロのプランは「60min o 500MB」と書いてあるが「+」ではなくて「o」か、「o」は「もしくは」の意味かな、だとすると電話60分もしくはデータ通信500MBか…と考えて、5ユーロの欄の「500MB」を指してこのプランにしてくれとお願いした。

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 SIMカードの購入にはパスポートの提示が必要。さらに5ユーロではなく10ユーロの支払いを求められたので「for SIM card?」と問うたところそうだという仕草だったが、後でウェブサイトを見てみるとミニマムチャージが10ユーロのようなのでそのことだったのだろうか。500MBは30日で、のようなことを言われたので、リチャージしていれば「500MB/月」の繰り返しになるのだろうか。
 利用説明書はスペイン語だけでなく英語でも書かれているので理解することができた。SIMを挿すとスペインのキャリアであるOrangeのAPNが自動でできているが、これを選んでも通信することはできない。APNを「internetmas」で設定すると通信することができる(説明書に記載がある)。こちらも起動の度にPIN番号を入れる必要がある。余談だが、このMÁSMÓVILのSIMカード、1枚で標準・マイクロ・ナノのどの大きさにも対応している。
 500MBの通信量だが、私が今回スペインに1週間滞在中に使ったのは約440MB。地図アプリを使ったりバスの時間を調べたりと日本にいるときよりもスマートフォンを使い、また1日だけだがテザリングをしてパソコンを使ったこともありこの使用量になったが、ホテルでWiFiを使えれば動画を見たりしない限り1週間の旅行には500MBで充分なように思う。
 MÁSMÓVILのウェブサイト(スペイン語)英語

・ジブラルタル

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 上述したMÁSMÓVILのSIMカードでジブラルタルでも通信可能な場所は広いのだが、ボーダーから離れたところではやはりつながらないところがあり、またジブラルタルのSIMカードはどんなものかと買ってみることにした。
 街の中心部のJohn Mackintosh Squareジョン・マッキントッシュ・スクエアに「Gibtelecom」のオフィスがあり、平日のオフィスアワーと土曜日の13時まで開いていてそこでSIMカードを買うことができる。
 SIMカードは10ポンド、すべてプリペイドの残高になる。特段の契約はせず従量制で減っていくのだろうが、店の人は「100MB使える」と言っていた。おそらくそのくらいのチャージということだろう。滞在時間が短かったせいか、1ポンド程度しか残高は減らなかった。
 取扱説明書には、通信速度が1.8Mbpsと今としては遅めであることが書かれているが、あまり気にならなかった。こちらも起動の度にPIN番号の入力は必要。
 APNはwww.gibtele.com 。
 有効期限を延ばすこともできるリチャージにはジブラルタルが請求先になるクレジットカードが必要とかで、「日本にいながらジブラルタルの電話番号を持ち続ける」ことはできなさそうだ。
 Gibtelecomのウェブサイト(英語)

 各国とも他の選択肢もあるだろうし、とりわけスペインで偶々見つけたMVNOのSIMを使ったりジブラルタルのSIMを使うことはないだろうが、今回の旅ではこれを使った、ということで。
 アンダルシアの各地では入り組んだ通りをそのまま残しているところがあり、迷わないようにGoogle Mapsを多用した。知らない街で道に迷わないように、あるいは旅先で情報を得るためにも現地のSIMを入手しておくと気が楽である。

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2014年11月3日星期一

2014年9月・ポルトガル&スペイン・アンダルシア旅行(番外編)ブンデスリーガ・フランクフルトv.s.アウグスブルグ観戦記

 前回の続き。先述の通り、今回の旅では往復ともフランクフルト乗り継ぎだったのだが、乗り継ぐ日に何かできないかと調べたところフランクフルトを本拠地とするアイントラハト・フランクフルトのホームゲームが午後にあり、しかも試合があるCommerzbank-Arenaコメルツバンク・アリーナは空港のすぐ近くにあることがわかったので、試合を観戦することにした。

P9142127 ドイツ国鉄の最寄駅であるStadion駅は空港駅の隣の駅、約5分で着くのだが、それに先立って中央駅に来ていたのでそこからスタジアムを目指す。
 列車案内の掲示板はスタジアム駅や空港駅にそれとわかる記号がついていて、わかりやすい。




P9142128P9142129_2 スタジアムを目指して電車に乗り込む人たち。駅のカフェやレストランでも、試合前に腹ごしらえや一杯という風情のユニフォーム姿の人達が目立った。




P9142132 Stadion駅で降りて、チケット売り場まではしばし歩く。
 チケット売り場の窓口でさほど待つことはなかったもののバックスタンドの上の方の席しか空いてなかった。結構観客が入るようだ。
 さらに進み、荷物検査を経てスタジアムの敷地に入る。ここでもカメラの持ち込みはOKだった。
 カレー味のソーセージ、Currywurstカリーヴルストなど食べようかと思ったが、スタジアム内の食べ物・飲み物はプリペイドカードで購入する仕組みになっていて、1回観戦するためにわざわざプリペイドカードを買うのもと思いあきらめることにした。

P9142133 別の方向からもスタジアムへ向かう人たちが。路面電車で来るとこちらからなのか、あるいは車で来た人たちなのか。






P9142137 スタジアムへ入る。アルファロメオがサポーティングカンパニーなのか、試合開始前には会場中央にエンブレムが。







P9142143 チームの歌が流れると観客が立ち上がり、タオルマフラーを掲げて歌う人も。








P9142147 ここフランクフルトは長谷部・乾と2人の日本人選手がいて、この日は2人とも先発だった。中央からぶら下がっているスクリーンでの選手紹介。
 2人がいるせいか、あるいはフランクフルトで暮らす日本人の週末の過ごし方としてサッカー観戦が定着しているのか、日本人が割とたくさんいた。
 アウグスブルグとの対戦となったこの日の試合、フランクフルトはトラップミスやパスミスが多く攻守に正確性を欠いたような気がした。それだけ相手のプレッシャーがきつかったのだろうか。前半はともに無得点だったが、先にスペインで見たときのようなホームチームが精彩を欠くときのブーイングはなく、重苦しい雰囲気ながらも暖かく見守る、という雰囲気だった。
 長谷部は怪我明けのせいか前半でイエローカードを貰ったせいか前半のみの出場で交代、その後半開始早々にアウグスブルグに1点を奪われた。フライトの時間もあるので後半30分でスタジアムを後にしたが、そのまま敗戦だったようだ。
 再びドイツ国鉄のStadion駅から、今度は空港に向かう列車に乗り、5分程で空港駅着。

 試合のある日に乗り継ぐということはあまりないだろうし、さらに乗り継ぎの待ち時間と試合時間が都合よく合うということもあまりないのだろうが、時間が合うようであれば乗り継ぎ待ちや出発前の時間の過ごし方として面白いのでは、と思う。

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2014年9月・ポルトガル&スペイン・アンダルシア旅行(番外編)フランクフルトの路面電車

 今回の旅行のフライトは、往復ともフランクフルト経由で用意した。帰りの乗り継ぎに時間があったので、フランクフルトの空港を出て中央駅へ出たりサッカーの試合を見に行ったりしたのだが、まずは中央駅で見た路面電車の様子をアップ。

P9142113 中央駅の目の前に路面電車の駅があるが、いろいろな路線が通っているようで頻繁に行き来がある。「Stadion」と行き先が書かれているので、これに乗るとフランクフルトのスタジアムに行くことができるのだろうか。





P9142117P9142116 こちらはイベント用だろうか、子ども向けと思われるかわいらしい列車だ。古い電車を塗り替えて使っているのだろうか。


 中央駅の前を行き来する路面電車。

P9142107P9142112 こちらは中央駅に来るドイツ国鉄の近郊電車。空港からこれに乗って中央駅に来ることができる。スタジアムの最寄り駅も空港と中央駅の間にある。
 この後ドイツ国鉄の電車でスタジアムへ向かったのだが、それは後程。

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2014年11月2日星期日

2014年9月・ポルトガル&スペイン・アンダルシア旅行(21)ジブラルタル・ターリクの山(The Rock)とエウローパ岬(Europa Point)

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 前回の続き。英語でThe Rockと表される、ターリクの山に登る。
 ロープウェーには、この山の象徴的な存在である猿の絵が描かれている。






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 山頂にて。岩山に猿がいる限りイギリスの支配が続くと言われているのだとか。
 この猿、観光客にも遠慮なく襲い掛かって来て、荷物をひったくったりすることもあるのだそうで、実際に盛っている袋を引っ張られている人を見た。






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 山の北側、ボーダーのほうを見る。先程見た滑走路が半島を分けるように左右に走っている。








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 眼下の風景。大型客船が停まっているのが見える。









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 北を見ると、半島の先にはモロッコの山並みが見える。









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 猿への注意を呼びかけている。








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 The Rockを下り、再びメインストリートへ。








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 Grand Casemates Square。12世紀から広場だったようだが、メインストリートの北端ということでレストランなどで賑わっている。







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 広場からバスに乗り、ジブラルタルの先端であるEuropa Pointエウローパ岬へ。半島の先端に建つ灯台。








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 Europa Pointの先、ここでもアフリカ大陸側を望むことができる。








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 振り返ると、公園の先にモスクが。Ibrahim-al-Ibrahim Mosqueなるこのモスクは1997年に建てられたのだそうだ。イスラム社会であるモロッコが望めるこの場所に、ということであろうか。ジブラルタルを歩いていると、チャドルを付けた女性などモロッコやイスラム圏出身であろうことが窺える人を少なからず見かけるのだが、イギリス領であるジブラルタルでもコミュニティがあるのだろうか。



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 再びバスを乗り継いでボーダーへ。滑走路を歩いて横切ってみる。








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 空港のすぐ脇にはサッカー場、Victoria Stadiumが。先にサッカージブラルタル代表の試合を観てきたのだが、ここではジブラルタルのリーグ戦をやるのだろう。







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 ジブラルタルの岩山に別れを告げ、そして今回の旅もこれで締めくくり。ジブラルタルから飛行機に乗るわけではなくこの後ラ・リネアからアルヘシラス-マラガ-マドリッドとバスとAVEを乗り継いで移動し、マドリッドで一泊して朝のフライトで帰国。通り過ぎただけのマラガもマドリッドも、一度訪れたことはあるのだが再訪してみたいところだ。
 今回の旅で訪れた場所は再訪の地が多いのだが、何分昔のことなので今回も初めて訪れるかのようにあちこちと駆け足で観てまわった。見逃したところ、背景や歴史を知って改めて見ると違った見方になるであろう場所もあるので、また行ってみたい。

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2014年9月・ポルトガル&スペイン・アンダルシア旅行(20)ジブラルタル・ボーダー沿いの滑走路

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 前回の続き。タンジェとセウタを慌しく観た翌日は、朝のバスでジブラルタルへ。バスは一旦ジブラルタルとは違う方向へ向かって客を乗せた後で、高速道路を通って45分ほどでジブラルタルの手前の街、ラ・リネアへ着く。
 終点のターミナルの手前、ジブラルタルが見えたところで降りて岩山を眺める。時折水を浴びながら、犬が散歩を楽しんでいた。



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 スペインとジブラルタルのボーダー。パスポートは見せる必要があるが、スタンプは押されることなく通過。








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 ボーダーを超えたところにはジブラルタル空港の滑走路が横切っていて、街の中心へ向かう道路と交差している。
飛行機がやって来る時間を見計らってボーダーを超えたのだが、予定通りに飛行機が来るようで信号が赤になり遮断機が降り、飛行機がやって来るのを待つ。





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 ジブラルタル空港のウェブサイトには岩山をバックに飛行機が降りてくる写真が見えるが、ここでは着陸した飛行機が速度を落としながら目の前を通り過ぎていく。
 滑走路と普通の道路が交差するというところはあまりなく、滑走路のすぐ横で飛行機を見ることもあまりない。






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ジブラルタルの岩山をバックに、飛行機が駐機場へと向かっていく。
 しばらくして遮断機が上がり、車も人も通行可能に。







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 バスに乗って街の中心部へ。John Mackintosh Squareジョン・マッキントッシュ・スクエアでは、スコットランドようなバグパイプの音色を奏でながらの行進を見ることができた。奥に見える白い建物はジブラルタル議会。







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 ジブラルタルのメインストリート。店が並ぶが、朝ということで遅い朝食を食べる人達が多い。








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 店の案内も、フィッシュ&チップスが出てくるところもイギリス式。値段の表示はイギリスポンドと等価のジブラルタルポンドだが、ユーロも使える。




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 さらにまっすぐ行くと古い城壁だろうか、その先にターリクの山が見える。
 山の様子などは後程。

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2014年9月・ポルトガル&スペイン・アンダルシア旅行(19)セウタ

 前回の続き。タンジェ旧市街を観た後でセウタへ行くべく観光案内所へ行って行き方を聞いたところ、「タクシーで行くのが良い」との回答だった。タンジェ新港がタンジェとセウタとの間にあることから考えると距離の程が窺われタクシーで行くのはどうかと思って問い直したが、「バスはない、タクシーが良い」との返事だった。バスが国境近くに行かないのか、ルートタクシーのようにあちこち寄って行くタクシーがあるのかもしれないと思ったが、まずはバスターミナルへ行ってみることにした。
 バスターミナルに行ったところ「Ceuta 15:00」と書いてある窓口を見つけたので問うたところ、「セウタ行きはあっちだ」と別の会社の窓口を指し、さらに「今日はない」とも。「15時のはないのか」と尋ねたが「セウタ行きはあっち」とのことだった。その窓口に行ったところセウタ行きのバスは14時が最終便とのことだった。窓口に貼ってある出発時間を見ると、午前中に数便があるようだが午後14時が最終便とかで、あちこち寄るので時間がかかり最終便が早いのだろうか。
 仕方がないのでターミナルの前のタクシー乗り場で話をし、40ユーロでセウタに行くことに。もっともこのタクシー、セウタへの幹線道路をずっと走ってくれたが途中で客を拾ったり降ろしたりしてバスのような働き方だった。客の方もこういうタクシーを当てにして待っているのだろうか。

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 坂道を上り下りしながら、セウタへの道をひた走る。










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 1時間余り走ると、目の前に半島が見えてきた。セウタである。









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 タクシーを降りるときに人がたくさん寄ってきたが、運転手が「相手にするな」という表情をしていた。言葉はわからなかったが…
 事前にガイドブックで、出国時に記入するカードを売りつけようとする人が近寄ってくるが相手にせずきちんと係官から受け取るようにと書かれているのを読んだが、確かに出国カードを持って寄ってくる人たちがたくさんいたが相手にせず窓口へ。
 窓口は女性・子ども専用窓口が1つと一般用がもう1つ、何故か私の時に些か時間がかかったがそれ以外に特段のことはなく手続き終了。パスポートにスタンプは押されなかった。
 出国手続きの手前、窓口と通りを隔てた反対側に両替所があり、ディルハムをユーロに両替できる。

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 アフリカ大陸だがスペインの飛び地、セウタに入国。









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 国境の緩衝地帯のすぐ隣で、海水浴を楽しむ人たちがいる。








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 バスの中から見えたモスク、緑のタイルが使われているところがタンジェのそれと同じ、ミナレットの形も同じだった。








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 バスの終点から先を見る。なるほどスペインの街並みだ。









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 バスから見た城壁が気になったので、終点から道を戻ってみる。ここでもきれいな海で海水浴を楽しんでいる。








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 そのきれいな水を、城壁沿いの堀に引き込んでいる。









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 その水が引き込まれているのはサン・フェリペ堀。堀は対岸まで引き込まれている。








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 城壁には聖母像が。









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 聖母像とは対照的に、戦いを誇るモニュメントも。これらもありこの地はスペインの領土になっているのだろう。





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 反対側から見たサン・フェリペ堀。この堀によって半島は分かれているともいえるだろう。








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 白壁の建物の前に、スペイン国旗がたなびく。









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 ヨットハーバーにヨットがたくさん停まっているが、セウタの人たちのものだろうか。あるいはここにヨットを置いておいてイベリア半島から来て楽しむ人たちの持ち物なのだろうか。






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 その手前には、セウタの海岸を描いた絵が。









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 セウタの街のあちこちに像が並ぶ。スペインの領土であり、またキリスト教圏、ヨーロッパ文化であることをアピールするのだろうか。





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 セウタは免税ショッピングが楽しめるところだそうだが、ことスマートフォンや携帯電話を見るところでは少し古い機種を格安で売っているように見える。








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 半島の先端は軍事拠点になっていて、一般には入れないのだとか。
 アフリカ大陸にあるスペインの飛び地、セウタにはさすがに行く機会はあまりない。産業があまりないので暮らすにはどうかとも思うが、たまに訪れるには美しい海などよさそうである。セウタの存在はモロッコにとっては苦々しいものなのだろうが…


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 まだ薄暮が残るが、21時と遅い時間の船に乗って再びアルヘシラスへ。








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 アルヘシラスに到着。24時間休まない港を照らす灯りが、この街が海上輸送の中継点であることを感じさせる。









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 帰りの船は、カフェテリアの周りに座席が多く設けられている感じで、カフェテリアでくつろいでる間にアルヘシラスに到着、という感じである。
 セウタからの航路なので特段の入国審査やそうしたゲートもなく、再びアルヘシラスの街へと戻った。
 続きは後程。

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2014年9月・ポルトガル&スペイン・アンダルシア旅行(18)タンジェ

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 アンダルシア旅行と言いながら、ジブラルタル海峡を渡ってモロッコ・タンジェへ。
 ガイドブックを読むとかつては観光客と見ると客引きがついて来たり勝手にガイドを買って出てチップをせがむとか、カメラを向けるとやはりチップを要求したりとかいう話が書かれているので、やや緊張しつつタンジェ旧市街へ。




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 メディナと呼ばれる旧市街、アンダルシアの古い街同様に道が入り組んでいる。方向感覚を失わせるのは敵が襲来した時に備えるためだろうか。
 適当に歩いているとなるほどどこを歩いているのかわからなくなるが、それでも狭い旧市街なので行き倒れることはないだろうと適当に歩く。




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 カフェやレストランに囲まれた、プチ・ソッコ。









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 高い方へと向かって歩く。









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 門をくぐって城壁の外に出ると、青い海が。港があるところでこれだけ青い海を見るのは少ないのではと感じる。
 遠くに対岸、スペインが見える。



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 このあたりでは手作業や簡単な機会を使って織物を作る男性の姿をよく見かけた。






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 白い壁に、店頭に並ぶ衣類の色が目立つ。









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 通りの名前は、アラビア語とフランス語で書かれている。









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 海に近い方の建物は、爽やかな色使いが目立つ。









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 海が見える広場を振り返ると、緑色のタイルに覆われた建物が。ここがモスクのようで、街中に流れるアザーン(礼拝の呼びかけ)に応じて人々が集まって来ていて、モスクの足元には隙間なく人々が集まり祈りを捧げていた。






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 モスクの先にはプチ・ソッコがあり、その先には新しめの建物と商店が並ぶ。







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 猫の髭が心なしか長く見えるのは、土地柄かと思ってしまう。








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 城壁を出ると新しい街並みなのだが、歩いていると大砲を海に向けた広場が。
 声を掛けてくる土産物屋の客引きなどもいたが気になるレベルではなく、道を聞いたらチップをせがまれる、ということもなかった。印象に残ったのは、「China?」「Korea?」とは聞くが「Japan?」とは聞かない客引きが多かったことである。確かに今回の旅行ではスペインでも日本語よりも韓国語や中国語を耳にする機会が多かった気がするが、時期や場所によるのか、日本の旅行者が相対的に減り、韓国や中国からの旅行者が相対的に増えたということか。
 1日でタンジェとセウタを観てアルヘシラスに戻ろうと思ったので駆け足になってしまったタンジェのメディナ観光だったが、続きは後程。

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2014年11月1日星期六

2014年9月・ポルトガル&スペイン・アンダルシア旅行(17)アルヘシラスからモロッコ・タンジェへ

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 前回の続き。セビリアから乗ったバスはヘレス・デ・ラ・フロンテーラを経由してアルヘシラスへ。アルヘシラスのバスターミナル(鉄道駅も近くにある)から港へ向かう道、そして港沿いの道には今までのスペイン各地の街とは趣を異にした、飲食店だと過去にトルコで見かけたような食べ物を出す店が並ぶ。

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 翌朝、アルヘシラスの港からモロッコのタンジェへ。タンジェ行きと、対岸のアフリカ大陸側のスペイン領・セウタ行きのフェリーがここから出ている。ともに何社かが運航しており、タンジェ行きはこの時期は各社合わせると1時間に1便程度の頻度で走っている。
 8時発の便に乗ったのだが、改札と出国審査が始まったのが8時からと遅れ気味、結局1時間弱遅れで出発した。




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 フェリーなので、自動車も積み込まれていく。









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 観光地としては見どころが少ないアルヘシラスだが、海上交通の拠点になっているようで、大きなターミナルに大きな船が停まっていたり、ここで積み替えられて各地を目指す貨物を積んでいるであろうそれよりも小さな船が行き来するのを見ることができる。

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 反対側にはジブラルタルが。

 船内で入国審査があり、パスポートにスタンプが押される。






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 2時間程の船旅で、タンジェに到着。昔はタンジェの市街地に程近いところにある港に着いたようだが、今はアルヘシラスからの船は市街地から離れたタンジェ新港に着く。
 時計が1時間戻る。






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 観光バスが待っているのだがそれはツアー客用なのだろう。一般の乗船客は空港で乗るようなバスに乗って港の建物へ。







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 ここタンジェもやはり海上輸送の要所になっていて、クレーンが並ぶ岸壁に船が停まってコンテナの揚げ降ろしをしているのがガラス越しに見える。







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 港のターミナルに両替所があり、モロッコの通貨ディルハムへの両替ができる。だいたい1ユーロ=10ディルハムという感じだ。
 建物の1階には列車の駅があり、表示にはタンジェの市街地近くに行くであろう「Tanger」の表示も見えるが、あまり本数は走ってないようだ。
 この鉄道を待つのかバスがあるのか、市街地への生き方がわからないのでインフォメーションで聞いたところ、目の前のバスターミナルではなく建物を出て左側に歩くとバスが停まっていてそのバスが市街地へ行くとわかりやすく教えてもらった。

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 11時発と教えてもらったので直前に外に出ると、なるほど左側にバスが停まっているのが見える。建物正面(写真風景の右側)にバスターミナルがあってモロッコ各地へのバスやツアーバスが出入りしていたが、言われないとこのバスには気付かないので停まっている場所まで教えてもらって助かった。





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 バスは時間通りに出発。
 「11時にタンジェ行き」の列車の表示を港で見たが、その列車だろうか泊まったままなので、やはりバスで行くのが間違いないのだろう。





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 高いところの橋は鉄道橋だろうか。
 1時間程でタンジェのバスターミナルに到着。続きは後程。

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2014年9月・ポルトガル&スペイン・アンダルシア旅行(16)セビリア・スペイン広場やセビリア大学など

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 前回の続き。カテドラルやアルカサルのある広場から路面電車沿いに歩くとプラド・デ・サン・セバスティアン公園があり、その中を抜けていくとスペイン広場がある。




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 このスペイン広場の建物は、かつての宮殿の庭園の一部だったところに1929年に万国博覧会の会場として建てられたもの。イスラム期から続く建築を多く見てきた後なので話を聞くと新しく感じるが、それでも85年の歴史がある。

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 建物の下にあるベンチには、スペイン各地のことを表したタイル画が、紋章の下に描かれている。これはカナリア諸島のタイル画。
















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 先に訪れたコルドバのものも。スペイン各県の様子を、それぞれのベンチの背景に描いている。








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 スペイン広場の近くには、セビリア大学がある。15世紀のコレヒオの流れを汲むこの大学、今の地に移ってきたのは20世紀に入ってからだそうだが、その移った先も18世紀からのたばこ工場があった場所である。






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 宮殿かと見紛う建物が大学の本部として使われていて、学生であろう若い人たちが行き来する。






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 再びカテドラルの近くに戻り、救済病院へ。ドン・ファンのモデルとされた貴族が17世紀半ばに作った病院。








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 中の教会も荘厳で印象深いが、中庭のタイル画も美しい。足元に埋め込まれたタイルの絵は、少しコミカル。






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 闘牛場。

 セビリアを後にしてバスでアルヘシラスに向かい、ここを拠点にジブラルタル海峡に面した各地へ。続きは後程。

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2014年9月・ポルトガル&スペイン・アンダルシア旅行(15)セビリア・アルカサル

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 前回の続き。カテドラルを観た後は、すぐ向かいにあるアルカサルへ。このアルカサルも、イスラム期の城を改築した宮殿である。







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 城壁をくぐり、アルカサルの中へ。








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 パティオ(中庭)がいくつもあり、その中には方形の池が配されているのもここまで見たイスラムから続く建築と共通である。





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 こちらは緑の植え込みがよく手入れされているパティオ。









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 建物の中には精密な装飾が。









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 美しい模様のタイルに覆われた部屋も。









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 宮殿を囲む回廊。









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 アルカサルの奥は広大な庭園になっている。









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 アルカサルの隣にある、インディアス古文書館。中にはコロンブスやマゼランの自筆文書など、大航海時代の文書が収められている。







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 カテドラルとアルカサルが対面する広場には、他にも歴史を感じる建物が。入口の紋章が印象深いこの建物、その下に「CORREOSY TELEGRAFOS」と書かれており通信関係の役所なのだろうか。
 続きは後程。

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