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一月 2017

2017年1月30日星期一

サッカープレシーズンマッチ バンコク・グラスv.s.セレッソ大阪

 2月末のJリーグ開幕に先立ち、日本からタイに来てキャンプを張ったりプレシーズンマッチを行ったりするチームが少なからずある。先日は鹿島アントラーズと横浜F・マリノスが参加する日タイ対抗戦があったし、来週にはサンフレッチェ広島がプレシーズンマッチを行う。名古屋グランパスもタイでキャンプを行ったようだ。
 今年J1に復帰して戦うセレッソ大阪もタイに来てキャンプを行い、その合間にバンコク・グラスとのプレシーズンマッチを行ったので観に行ってきた。

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 「シンハー ヤンマーカップ2017」と銘打って行われたこの試合、結果は0-0の引き分け。前半はバンコク・グラスにボールを支配される時間が長く、またバンコク・グラスにシュートを打たれる場面が多かったがゴールキーパーのキム・ジンヒョン選手の再三のセーブで事なきを得る。多くの選手が交代した後半を含め、セレッソ大阪がシュートまで持ち込む場面が少なく、攻撃に課題有り、というところだろうか。セレッソでは後半から出てきた6番の選手(後から調べたらソウザ選手というらしい)のパスが鋭かったのが印象に残った。

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 試合前、スタジアムの外ではセレッソ大阪のスポンサーであるヤンマーの建機や農機が展示されていた。後ろでは昨年のJ2プレーオフでセレッソ大阪が昇格を決めた試合の映像が流れていた。






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 試合前にも、ヤンマーの宣伝が。
 ヤンマーはバンコク・グラスのスポンサーでもあるようで、ウェブサイトにもパナーが掲げられている。ユニフォームに社名を出していた時期もあるようで、試合を観に来たサポーターの中には背中に「YANMAR」の文字が入ったユニフォームを着ている人もいた。




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 この日試合が行われたのは「LEO Stadium」(レオ・スタジアム)。やはりバンコク・グラスのスポンサーであり、この試合に名前が冠されているシンハ―ビールが、それ以外に別ブランドとして出しているビールの名前が、スタジアムの名前に冠されている。
 バンコク・グラスのエンブレムにはウサギが配されている。両者の対比が面白い。

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 「バンコク・グラス」とは言いながら、スタジアムはバンコク近郊のパトゥムターニー県にある。バンコク中心部からだと538番のバスで行くことができる。
 BTSを戦勝記念塔(Victory Monument)駅で降りると北に向かって歩き、塔を囲む円形の歩道橋を反時計回りに歩く。駅を時計の6時とすると、538番のバス停は12時~3時の方角にある。

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 軒に「538」と書かれたバス停を見つけたらそこへ向かって降りていく。






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 バスの色は黄色。けっこう混んでいて、過半は立っての移動だった。
 このバスはアーミー・ユナイテッドの本拠地であるタイ・アーミー・スポーツ・スタジアムの前も通るが、中央の自動車専用道を走るためそこで降りることはできない。
 ドンムアン空港方面に向けて自動車専用道を走るので、車が多くても流れよくスタジアムに向かうことができた。

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 乗合バスなのに途中で給油休憩があったのはご愛嬌。
 Google Mapだと2時間以上かかるとの表示が出たが、給油休憩も入れて70分程でスタジアム最寄のバス停に到着。







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 車窓右側に「BANGKOK GLASS」の文字が見えたらそこで下車。バス停の名前は「キィアンケート」と言い近くの寺院の名前が冠されているが、レオスタジアムの名前や、近くにある遊園地「ドリームワールド」の名前を出せば車掌にはわかってもらえそうだ。運賃は25バーツ。
 旅の人と見られたのか、言葉を解さないことをわかってもらえたのか何人かの乗客から「次で降りろ」とか「ここで降りろ」とかの言葉をかけてもらった。嬉しい限りだ。

 この日試合が終わったのは21時前。この時間にこのバスが走っているのかどうかわからないが、帰りはロットゥーを乗り継ぎ。ロットゥーがバス停で停まってくれるので行き先を確かめ乗車。「BTSの駅に行きたい」と告げたところ「乗り換えで行ける」と言ってくれたロットゥーに乗り、近くのショッピングセンターであるFuture Parkで下車。そこからロットゥーの新たな拠点であり、BTSの起点でもあるモーチットへ行くロットゥーに乗り換えた。前者に20バーツ、後者に25バーツ払い、合計45バーツだった。

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2017年1月26日星期四

台湾・深澳線~平渓線に乗る(下)

 前回の続き。そのまま折返しの列車に乗り八斗子駅を出発。再びトンネルをくぐり海科館駅で下車。

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 駅から歩くこと5分くらい、車道を横切ると国立海洋科技博物館がある。海洋生物から船舶・港湾、環境、そして海をめぐる文化にまつわる展示があり、海に囲まれている台湾がいかにして海と付き合ってきたかがわかる博物館だ。1時間以上は見てまわって楽しむことができる。惜しむらくは交通の便が今一つのせいか人が少ないことだ。




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 海科館を後にして、海へ向かって歩くと潮境公園。
 ここは8年あまり前にも訪れているが、その時も台風が近づいてくる頃で嵐の前の天気だった。冬の台湾ということでこの日も雲がたちこめる。
 当時書いたとおり、ここは台湾映画『練習曲』にも登場する。聴覚にハンディキャップを持つ青年が自転車で台湾を一周する中での人とのふれあい、そして台湾各地の風景が描き出される映画だ。映画の中で「博物館ができればこのあたりも変わる」という台詞があったようだが、列車が通った以外にはあまり変化はなさそうだ。

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 公園から入り江を隔てて八斗子の駅がある方角を臨み、さらに海をも臨む。この日は波が高く海は荒れ気味だ。





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 公園近くの漁港に停まる漁船。のどかな風景だが背景にはマンションもあり、市街地は意外と近い。








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 潮境公園から海科館駅に向かう途中にある、「台湾水準原点」の碑。基隆港の海面高度の平均を斟酌し、「海門公園」に水準点を設けたことが記されている。この場所がその公園の跡なのだろうか。






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 海科館や潮境公園を散策すること1時間余り、降りてから2時間後にやって来た列車に乗って直通している平渓線を目指す。
 途中の大華駅には、十分瀑布へ行くには十分駅で降りるように、そして線路は歩かないようにとの注意書きがあった。かつては大華駅で降りて線路沿いに歩いて滝を目指すことができたのだが、今は推奨されていないようだ。



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 その1駅先の十分駅。列車の行き違いに10分程時間があったので降りてみたが、平日の夕方にもかかわらず人出が凄い。天燈節の日かと思うくらいの人出だ。
 10年前に訪れた時のような、静かな街並みは期待できないのだろうか。





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 天燈節の日ではなくても、ランタンが空に舞い上がる。








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 再び列車に乗り、終点の菁桐へ。このあたりはやはり台湾映画『台北に舞う雪』の舞台だが、駅の上に描かれていたペイントはなくなっていた。

 深澳線~平渓線と1日かけて沿線を散策するのも良い観光になるだろう。1日乗車券を使って『練習曲』『台北に舞う雪』、そして『悲情城市』に思いを馳せることができる。

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2017年1月1日星期日

台湾・深澳線~平渓線に乗る(上)

 今回日本に一時帰国するに際して台湾にワンタッチしたのだが、故宮博物院に行く前日は何をするか決めておらず行き先を考えていたところ、フォーカス台湾の「『台湾で一番美しい駅』 八斗子駅が開業」というニュースを目にした。八斗子と言えば8年余り前にやはり欧州旅行の際に台北乗継のついでに訪れたので記憶にあり、「美しい駅」との触れ込みが気になったので行ってみることにした。

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 八斗子がある深澳線は、瑞芳駅が起点である。瑞芳駅前からは正面に瑞芳老街が伸び、食堂など小商店が並ぶ。





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 深澳線は瑞芳~海科館の1駅間だけの営業だったが、2016年12月28日から1駅先の八斗子まで延伸。もともとは日本統治期の軽便鉄道に源流があり、その後深澳線となるも旅客輸送・貨物輸送が相次いで廃止された。海洋科技博物館の開業に合わせて海科館までの1駅区間が2014年に旅客営業を始め、そして今回の八斗子までの延伸がなった。
 昼間は平渓線と深澳線で直通運行をしていて、2本の盲腸線を直通で行き来している。
 平渓線方面から列車がやって来る。

 


 

 

 

 

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 海洋科技博物館があり、海に縁がある深澳線に因んだであろうペインティングがされた車輛と、「台湾自行車節」のペインティングの車輛。





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 日中直通運転をしているということで、深澳線・平渓線エリアの1日乗車券。深澳線・東部幹線の瑞芳~三貂嶺間・そして平渓線が1日乗り放題の切符で、1枚80元。
 この切符だが、「別途定める期間内」は日本の江ノ電の1日乗車券と引き換えが可能とのことだ。





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 深澳線は瑞芳を出て海科館~八斗子と終点まで2駅わずか4キロ余りの路線だ。
 海科館を出て短いトンネルをくぐると、すぐに海岸線が姿を現す。





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 八斗子駅のホームからも、海岸線そしてその先に広がる海が一望できる。








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 この日はあいにくの曇り空、しかも駅開業2日目のせいか人も多く、「台北で一番美しい」姿になるのは春や夏の晴天で山の緑や海の青が映える時期だろうか。
 続きは後程。

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台北・故宮博物院

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 日本へ一時帰国する途中で台湾に立ち寄り、台北の故宮博物院が展示物の写真撮影が可能になったと聞いたので再訪することにした。
 代表的な展示品の1つである「翠玉白菜」。緑と白の玉に白菜の上のキリギリスやイナゴまで表現したこの作品は2年余り前に東京で特別展が開かれた時には見ることができなかったが、今回見ることができた。故宮博物院は嘉義に「南院」という別館が新たに設けられ、展示品は台北と嘉義で都度入替があるようで、日本で見た「肉形石」は訪問時は嘉義で展示されているとのことだった。やはり東京で見た「人と熊」も台北では展示されておらず見ることができなかった。
 撮影はフラッシュ禁止、自撮り棒など撮影器具の使用も禁止という条件で許可されている。展示品の記憶を訪問者の心に留めてもらうにはよい試みと言えるだろうし、故宮博物院の文物を世界に広く知らしめることにも繋がるだろう。

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