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2020年1月26日星期日

バンコクの電線

Dsc_2725_r  バンコクに住んでいて気になったものの1つが、電柱を伝って何本もの電線が束ねられて張り巡らされている場所がたくさんあることだ。日本だと主要な電線から各家庭やビルに分電して送電しているからあまりこのようなものは見ないが、遠くから分電しているからなのか、あるいは新しい建物が建ったり要請があったりする度に電線を張るからこうなるのか。
 歩道橋の欄干に絡みついているものもあり、歩いて大丈夫なのかと思うほどだ。
 万一停電など不具合があった場合、どの電線を修理すればいいかわかるのだろうか。管理が困難な気がするのだが、さて。

Dsc_2726_r  電線は歩行者の頭上、手の届きそうなところにも通っている。何かの弾みで切れたりたるんだりした電線に触れて大ごとになる可能性もある。写真のケースだと看板の角で何度も当たるうちに切れるのでは、と心配になってしまう。

 先日FNN PRIMEでもこのことを取り上げた記事が掲載されていた。やはり電線にまつわるケガ人や死亡者が出ているようだ。バンコクに住んでいるときに地下化して街の電線を一掃するようなことが現地の報道に取り上げられていた気がするが、なかなか進まないのだろう。


タイの街中に垂れ下がる"殺人“電線 転倒、感電・・・度々社会問題に

電柱にかかる大量の電線・電話線
タイの街に設置されている電柱には、日本では考えられないくらい大量の電線や電話線がかかっている。電線類のケーブルは太いものから細いものまで様々で、絡まったり束ねられたりしながら、市内の隅々まで張り巡らされている。その風景は、もはや「タイ名物」とも言えるほどで、日本からタイに来た人たちは、その電線の多さに驚き、記念写真を撮っていくほどである。こうした電線類は、生活に不可欠な電気や通信を市民に届ける重要インフラである一方、管理が行き届いていないものも多く、既に使われていないケーブルもそのまま残っていることが多い。

電線がバイク運転手の首に・・・
こうした管理が行き届いていない電線や電話線は度々、タイで死亡事故や重大事故を引き起こしていて、社会問題化している。最も多い事故の一つが、運転中のバイク運転手の首に電線が引っかかるというものだ。

1月19日、スペイン人とアルゼンチン人の女性観光客が、タイ西部カンチャナブリの道路上をレンタルバイクで走行していたところ、垂れ下がっていた電話線が首に引っかかる事故が起きた。スペイン人女性は電話線で首を深く切り、何十針も縫う重傷を負った。もう一人のアルゼンチン人女性は、電話線によってバイクから転落し、軽傷を負った。いずれの女性もバイクの速度が遅かったため、奇跡的に死亡事故に至らなかったとみられている。

垂れ下がった電線による感電事故も
交通事故だけではない。2019年3月には、タイ南部ナコンシータマラート県で、35歳の男性が自宅の前に垂れ下がっていた電線を片付けようとしたところ、感電して死亡する事故が起きた。しかし、この感電事故の責任を誰も取らなかったことから、遺族ら100人が市役所の前でデモを行う事態に発展。遺族らは責任の所在を明らかにするよう要求した。元々、電線や電話線の敷設や管理は、それぞれ電力会社や電話会社が責任をもって行うものだ。しかし万が一事故が起きたとしても、管理不十分な電線・電話線の責任を取ってもらえない可能性が高い。

観光や仕事でタイを訪れる日本人は多い。タイの街で垂れ下がった電線を見つけたら、安易に近づかないよう気をつけることが、身を守るためには大事である。

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